イベント男青柳

2りんかんの各種イベントにスタッフとして運営に携わっていく中で刺激を受けて、49歳でバイク再デビューを果たす。夢は娘さんとのタンデムツーリングだが、現状では「怖い、あり得ない」と拒否されている。

柏秀樹先生

理論派ジャーナリストにして柏ライディングスクール(KRS)の校長でもある。速さよりも上手さ、かっこよさよりも安全を大切にした教え方は大人気となっている。得意技はダジャレ。

「30歳くらいの時に彼女にフラレて暇だったから免許を取りました」と、ぶっちゃけトークで免許取得話を語ってくれた青柳さん。しかしその時のバイクライフは「国道沿いに住んでいて、怖くて乗れませんでした。10回にも満たないくらい」しか乗らなかったそう。

そんな青柳さんですが、仕事でバイクイベントに携わっていく中で自分も乗ってみたいと思うようになります。そして、2りんかんのレンタルバイクで18年ぶりにツーリングに行ってみると「楽しいです! また乗りたい!」とバイクの楽しみに目覚めたのでした。そして一念発起! 大型二輪免許を取得しました。愛車はまだないので、2りんかんのレンタルバイクで愛車を選び中。こうして楽しいバイクライフを再スタートさせました!

バイクに乗るのは18年振り!?緊張と不安の中スタート!!

2りんかんの数あるイベントの中から、最初に青柳さんが選んだのは“弐輪道ライディングレッスン”です。毎回ライディングレッスンの会場にいて、「知識はついているけどテクニックが不安」ということで、安全で安心なバイクテクニックを磨くべく参加。

バイクに乗ったのが18年振りなら、大型バイクに乗るのは「初めて」となる青柳さん。いざバイクにまたがると“ドキドキ”“不安”“緊張”でいっぱい。

いきなり青柳さんに問題が発生! 今回レンタルした車両が体と合っていなく“足着きが悪い”ということです。レンタルバイクを選ぶ時は、事前にまたがってみてください。「ドキドキしちゃった」と、不安にかられた青柳さん。バイクは「安心第一ですね」と肝に銘じていました。

青柳のつぶやき

やっちまったぜ!! レンタルバイクを利用する
ときは、実際にまたがって体に合うか確認しよう!

最初のフォームチェックでも肩に力が入りガッチガチ

柏先生からの声かけ・アドバイスで徐々に緊張が溶けていく

ここまでは「エンストしてはいけない」「右足を着いてはいけない」「転ぶと痛い」などなど“ネガティブ意識”に支配されていました。そこで、エンストしても転ばない方法、状況に応じて選んで右足を着く方法を練習していきます。 柏先生から「青柳さん、良いよ。上手だよ。でもスロットルは開けないで発進しよう」という声かけもあり、徐々に緊張が消え去っていきます。

アイドリングしながら、ハンドルでバランスを取る練習。クラッチ操作が難しい

曲がる時も車両を垂直に保てば転ばない。これがライディングの基本

曲がる時も車両を垂直に保てば転ばない。これがライディングの基本

緊張がなくなった後は、自身の成長を感じる“楽しさ”が湧き出てきます。発進ひとつでも「スムーズにいくと、気持ちが良い」大満足。ひとつひとつのテクニックで上達を感じ「バイクは本当に気持ち良いし面白い」と、最初とは打って変わり楽しさに心が満たされていきました。

思い通りに曲がれるとバイクはもっと楽しい!!

次は曲がる練習。思い通りに曲がれるとバイクを操っている実感が持てて、ライディングの楽しさがより一層深まります。 まずは広い場所でバイクがどう動くのかを確認します。最初は「怖々と動いていた」青柳さんですが、徐々にアクションが大きくなっていき、カッコ良く安定して曲がれるようになりました。 様々なフォームで一定の円を描くように曲がり続ける練習ではコツを掴み「曲がることが楽しくなっていった」とご満悦。自信を深めていきました。

フォームも肩の入ったカッコイイフォームに変わっています

トライカーナで一日の成長を実感!

ここまで学んだ“発進”“曲がる”“止まる”を全て活用するトライカーナ。大きな8の字を描くコースを2周。最初と最後にタイム計測をしますが、決してタイムを競うわけではありません。様々な曲がり方で、安定して走れるかが重要。また、3台が同時に走りますので、自分のライディングだけに集中してはいけません。周囲のライダーがどの辺りにいるか、ペースはどれくらいかを把握することも大切。これが公道でも大いに役立ちます。

最初の計測で1分を切り、予想よりも良いタイムを出した青柳さん。これまでのレッスンで上達してきた実感を噛み締めました。ところが「もっとタイムを縮めたい」と欲を出してしまいました。無駄な力みが出てしまい、どっと疲れが吹き出します。何度も練習を中断してストレッチを行います。「もっと練習できていれば……」と悔しい結果となりました。うーん、もったいない!

49歳でも実感!!成長する楽しさ
成長を楽しんだ初レッスン。次への意欲も湧いてくる!

この歳でもまだまだ成長できることが分かった! 今後も色々挑戦してバイクライフを楽しむぜ!

以前から青柳さんは「もう49歳。50歳になるおっさんだから」と、年齢をネガティブに捉えていました。 しかし今回「もう感じられないと思った“成長する楽しさ”が味わえた」その楽しさはスポーツに良く似ているそうで「ゴルフがイメージ通りに打てるようになった時もうれしくて、楽しくて、疲れを忘れました。バイクも同じ。イメージ通りに走れた時は本当に気持ち良くて楽しくて!」と目がキラキラ輝いていました。「ツーリングとか、他のイベントで習ったテクニックを使ってみたい」と、今後の楽しみに思いを馳せ、新たなバイクライフの扉を開けた青柳さんだったのでした。

次回以降の開催日程:10/8(土)舞洲スポーツアイランド/12/2(金)味の素スタジアム

次回以降のライディングスクールへの参加はこちらから

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