TIRE

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タイヤ交換

作業工賃 4,000円〜[税込] 作業時間(約) 25分〜

※車種により工程および工賃が変わる場合がございます、詳細は店頭にてお問い合わせください
※上記の価格は工賃のみの価格です

タイヤとは?

タイヤ

タイヤはバイクを構成する部品の中でも、最も有名な物のひとつでしょう。バイクの「走る」「止まる」「曲がる」という全ての性能を最終的に地面に伝える重要な物。定期的に走っている場合は減りが目安となり、スリップサイン(溝の中で盛り上がっている部分)があるタイヤは、スリップサインが出て来たら交換時期です。タイヤが減って来ると、雨の日に大変滑りやすくなるので危険です。また、減って来るとパンクの原因にもなります。そして怖いのが古くなって「劣化」しているタイヤ。溝は残っていてもゴムが硬くなってしまうと、大変滑りやすくなります。硬くなったタイヤやひび割れたタイヤは交換が必要です。

メンテナンス作業のこだわりポイントをご紹介

1. 保護フィルム・ウエスを使い傷を防止

チェーン周辺のパーツに保護フィルムを貼る
スイングアームに緩衝材としてウエスを挟む
タイヤを交換する際には、タイヤが装着されているホイールを脱着します。付随するパーツ類も脱着する事になるので、パーツや工具が当たる危険性の高い部分へ保護フィルムを貼って傷を防止します。特にリアタイヤの場合はチェーンをスイングアームにかける事になるので、スイングアーム左側をウエスを緩衝材にしてしっかりとガードします。

2. 左右両側へトレーを用意

後輪の左右両側にトレーを用意
前輪の左右両側にトレーを用意
左右のパーツやボルトを脱着する際には、必ずパーツの数だけトレーを用意します。左右のボルトなどが混在してしまうと、違う物と入れ替わってしまう危険性や作業が遅くなる可能性があるからです。正しい物を正しく早く作業する為に必ず行います。

3. ホイールの錆落としをします

ホイールの錆をワイヤーブラシで落とす
特にチューブタイヤの場合、錆がパンクの原因となるので真鍮ブラシなどを使用して錆を落とします。チューブと接触する部分の錆はチューブを傷付けパンクさせるのです。また、スポーク装着部の突起部分に被せるリムテープを傷付ける危険性もあり、リムテープが切れるとやはりパンクしてしまいます。チューブレスタイヤの場合も、タイヤと接する部分が錆びてしまうとエアーが抜ける原因となるので、錆を落とします。

4. チューブ全体にビードワックスを塗る

チューブ全体にビードワックスを塗る
チューブタイヤの場合、チューブをタイヤとホイールの間に挟んでしまってパンクするケースがあります。その組付け時のパンクを防止する為、チューブ全体へビードワックス(タイヤ組み込み時に使用するワックス)を塗ります。

5. ビードワックス落としとエアー漏れの確認

エアー漏れがないか確認
タイヤのビード(ホイールと接する部分)へワックスを塗って組み込むので、奇麗に仕上げる為に洗剤を吹きかけてワックスを落とします。この時にビード部からエアー漏れがないか(チューブタイヤの場合はチューブの破損がないか)を確認します。

6. 貼りウエイトでホイールバランスを調整

ホイールバランスを測定
調整用のウエイトを貼る
ホイールバランサーを使用してホイールバランスを測定し、調整します。調整に使用するウエイトは純正ウエイトではなく貼るタイプとしています。純正ウエイトは打ち込み式なので、ホイールを傷付けてしまうからです。純正ウエイトを使用していたホイールはウエイトを外すと跡が残ってしまうので、ご要望によってはそのまま追加で貼る事も可能です。ただし、ウエイトの量が増えてしまうので、性能としてはオススメできない見た目重視の手法となります。ホイールをより奇麗な状態で最適化するべく、努力しています。(※125cc以上のスクーターなど構造上調整できないタイヤがございます)

7. アクスルシャフトをメンテナンス

アクスルシャフトの汚れを拭き取る
錆がひどい場合はグラインダーで落とす
アクスルシャフトをグリスアップ
ホイールと車体をつなげているアクスルシャフトに錆やホコリの蓄積があると、燃費の悪化やパワーのロスを招きます。そこでクリーニングをした上で錆があった場合は軽く削って錆を落とします。その上でグリスを塗り、動きを良くしておきます。グリスを塗る場合も、指を使用してグリスの厚みを均一にして一カ所に負担がかからないようにしています。

8. チェーンの張りを調整

チェーンの張りを調整
リアアクスルシャフトナットを締める前に、チェーンの張りを調整します。チェーンの弛み過ぎは外れる危険性がありますし、張り過ぎはチェーンを切る危険があります。

9. トルクレンチを使用してトルク管理

トルクレンチでアクスルシャフトを締める
シャフトを締める場合、締め過ぎると動きが悪くなるのでトルクレンチを使用してトルクを管理します。規定トルク不明車種等はボルトにアイマークにて対応しています。

10. お客様の目の前で締付け確認

お客様の目の前で締付け確認
安心安全にオートバイに乗って頂くため、お客様と一緒にブレーキキャリパーのボルトをトルクレンチを使って締付け確認を行います。
※一部車両は合いマークにて確認

作業終了

こだわりのメンテナンスはいかがでしたでしょうか。2りんかんではお客様の安全と安心を第一に考えメンテナンスをさせて頂いております。愛車のメンテナンスをご希望の方は最寄の2りんかん各店にて承っております。ぜひお気軽にご来店ください。

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