日頃いろいろな道を走っている愛車ですが、サーキット走行ではちょっと違った楽しさを味わうことができます。歩行者も対向車いませんし、もちろん速度制限もありません! 広いコース幅をいっぱいに使った走行は「体験してみないと分からないと思います」(ビギナークラス参加者)という楽しさや気持ち良さがあります。しかし一方では定められた装備も必要ですし、走行料金もかかってくるので「いきなり装備をすべて購入するのは難しい」(体験走行の参加者)とハードルの高さを感じている方も多いはず。
そこでサーキットデビューを応援するイベントを開催しています! 走行料金はできるだけリーズナブルに設定し、装具(革ツナギ、レーシンググローブ、ブーツ)の無料レンタルも用意! 日常のバイクウエアで参加できる体験走行クラス(パッド類は無料レンタル可能)まで設定しました!
しかも会場の筑波サーキット・コース1000はテクニカルなコース。コース2000に比べてスピードは低めなので、気軽に安心して楽しんでいただけます。
ビブスルール
サーキットデビューを飾るみなさんに好評なのが『ビブスルール』と呼ばれる2りんかんオリジナルのルールがあります。無料でレンタルできる緑のビブスを着用していることで「慣れていません」「不安があります」と周囲に伝え、周囲のライダーはビブスを着用しているライダーを抜く際に、怖くないように気遣ってくれるのです。
ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
4つのクラス分けが好評!!
クラス分けはとても好評です。プロインストラクターによるレクチャーを受ける『レッスンクラス』、フリー走行にちょっと慣れている『ビギナークラス』、フリー走行デビューの方も多い『エンジョイクラス』、超ビギナーの方向けに革ツナギなどは不要の『体験走行クラス』もあります。
『ビギナークラス』と『エンジョイクラス』では特性や走行ラインの違いがありますので、ビッグバイクとミドルバイクを別走行としました。「特性の違いが少なくて、ストレスなく走れました」(ミドルクラス参加者)と太鼓判!
受付と車検で一日始まる
朝、会場に到着したらまずは受付です。ゼッケンと資料、無料レンタルの計測器と取り付け用のタイラップも同封してお渡しします。ゼッケンと計測器を取り付けと、保安部品にテーピングをしていただいて車検となります。
車検では安全に関わる部分と計測器の取り付けをチェックしています。わからないことがあればスタッフがサポートしますので、お気軽にお声がけください。
ブース&屋台が登場してより充実!
当日はブース出展でのサポートもいただきました。タイヤメーカーのブリヂストンさん、ダンロップさんのブースではタイヤの空気圧を無料で調整してくださいました。公道とサーキットでは空気圧が違うので、正しい空気圧に調整するとグリップも増します。プロにお任せすれば安心して走行ができます。特に今回は自走でご来場の方も多かったので、走行終了後は公道用にリセッティングもしてもらえました。本当に心強いです!
もちろん製品についての質問もできます。「タイヤの進化って物凄いですよね。感心しちゃいました!」と空き時間を有意義に過ごした方もいたようです。
がんばってライディングしているとお腹がペコペコ。フードブースには『東京葛飾唐揚げ』が出店。鶏肉は筋肉の修復にも効果的ですし、何よりおいしい! ガッツリの「から揚げ丼」も登場し、大人気でした。
初めての方でも分かりやすいブリーフィングでルールを確認
「自信がない」「ちょっと不安」と感じている方はもちろん、「もっと上手になりたい」「もうちょっと速く走りたい」と向上心ががある方にも人気なのが『レッスンクラス』。内藤さんをはじめ、2りんかんスタッフライダーからもアドバイスをしています。楽しみながら熱心にテクニックを磨けます。
最も気軽に参加できるクラスとして設定しているのが『体験走行クラス』です。サーキット走行のために用意しなければならない革ツナギやレーシンググローブ&ブーツの必要がありません。いつものライディングウエアで走行できてしまいます! しかも胸、肘、膝のプロテクターは事前予約なしで無料レンタルが可能!
スタートからゴールまで全周回が先導付きなので、基本的には追い越し禁止です。それでも、「歩行者がいない」「対向車がいない」「飛び出しがない」状況でスピードを上げられるサーキットの魅力は味わっていただけます。「やっぱり、次はエンジョイクラスですね。フリー走行で走ってみたくなりました」(参加者)と、早くも次回へ向けてプランニングしてしまうほど楽しんでいただきました。
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サーキット走行は思いっ切り走れることが大きな魅力。一方で想像以上に体力を消費していきます。特に「まだサーキット走行に慣れていない」という方は緊張と興奮、加減速やコーナリングなどで疲れやすいもの。そこで20分×3本とちょうど良い走行時間の『エンジョイクラス』を用意しています。
ビギナークラスやレッスンクラスに比べれば、走行時間は少なめですが「けっこう疲れました。ビギナークラスにしなくて良かったです」(緑ビブス着用の参加者)という声も聞かれました。「無理はしないように心がけました。強引な追い抜きがなく、安心して走れました」(参加者)と“エンジョイ”することを優先するライダーが多かったのも印象的でした。ちょうど良い走行時間とほのぼのした雰囲気。フリー走行デビューにはうってうけのクラスになりました。
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サーキット走行に少し慣れて「たっぷり走りたい!」という方にぴったりなのがビギナークラス。20分走行を4本用意。ビッグバイク、ミドルバイクのどちらもサーキット走行を満喫。「もちろん疲れますよ。でもスポーツの疲れですから心地良いです」(参加者)というのが大きな魅力でしょう。パワーを全身に響かせながら加速するビッグバイククラス。そして高いコーナリングスピードをなるべく維持していくミドルバイククラス。どちらも様々な年式とジャンルのマシンが入り乱れての走行も醍醐味です。
見学している人も「現行車と絶版車とか、2ストと4ストとか、夢みたいなバイク同士が一緒に走っていて楽しいですね」と興奮気味。
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全クラスの走行が終わり、アフターミーティングへ。内藤先生から全体の感想をいただいたら、ジャンケン大会となります。こちらは豪華な景品がズラリと揃っています。ラダーレールやローラースタンド、そしてコース2000で開催する体験走行会の参加無料券まで! みなさん疲れている中で、元気いっぱいのジャンケンを繰り広げました。
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