普段、公道を走る時とはまた違った愛車の性能を感じられるのがサーキット走行。その楽しいひとときを「存分に味わっていただきたい」と開催しているのが、2りんかんの体験走行会です。特にサーキット走行が初めての方や経験の浅い方にも気軽に楽しんでいただけるように、工夫を凝らしたイベントです。

その中でも今回開催した筑波サーキット・コース1000は、サーキットデビューには最適なコースのひとつ。ストレートは思い切り加速できつつも最高速度が上がりすぎない絶妙な長さ。さらにコース幅は広々としていて、フラットで高低差はほとんどありません。高速コーナーから低速コーナーまでがそろっていて、ライディングテクニックの向上にもつながります。SRTTの内藤さんは以前から「テクニックの向上にはピッタリなコース」と断言しているほどです。

そこで、このコース1000での開催では、クラスごとに走行後のワンポイントアドバイスを導入。速さというより、楽しく走るためのポイントを伝授。もちろん、個人的な質問にも可能な限りお答えします。また、革ツナギなどを着用せずに走れる体験クラスも用意しました。

開催した４月17日は好天に恵まれ、絶好のサーキット走行日和となりました。みなさん存分に走って大満足のようす。上達していく感覚は、最高なものなのです。ちなみに全周回でタイム計測を行なっており、走行終了後にまとめてお渡ししています。走りやすくなった後のタイムを確認できるので、今後のライディングテクニック向上に役立てていただけるように配慮しています。