暑い1日の中で熱いレース体験
公道走行では絶対にできませんし、やってはいけない「レース」。サーキット走行会でも抜いたり抜かれたりはありますが、レースとなれば「いかに早く抜くか」も考えるようになります。レースならではの面白さがあるのですが、さらに「耐久」という要素が加わると、自分だけではなく、仲間とのチームワークも加わります。
魅力がたくさん詰まった耐久レースを、手軽なミニバイクで楽しんでもらうのが『弍輪道CUP』です。幅広い車種で、多くの方に楽しんでいただくために、2りんかんが趣向を凝らしたルールと内容になっています。


レースデビューの方やレースに慣れていない方、みんなでワイワイと楽しくレースをしたい方にオススメなのが『エンジョイ90分耐久レース』です。スタートの順番は受付時の抽選で決まりますから、練習走行はまるまる練習に使えます。「レースに出てみたいって言われたんで、このレースに連れてきました」(参加者)というチームもあり、慣れていない方を優先に走行している場合も。決勝レースでも規定のタイムより速く走ったら「その周はノーカウント」というルールなので、速い人も自重しなければなりません。タイム差を縮めることで、抜かれる怖さが軽減します。
順位よりも楽しさを優先する方もいて、練習走行などでラインを譲るシーンもあるほどです。
逆に「普通に耐久レースを楽しみたい」という方にオススメなのが『スポーツ150分耐久レース』です。レースの時間も長く、通常の耐久レースとほぼ変わりません。2ストエンジンの車両と4ストエンジンの車両が混走できるということもあり、バラエティに富んだ車種が見られるレースとなっています。
2025年の最初となる6月7日(土)はお天気に恵まれ、夏を思わせる暑さの中で開催となりました。しかも終日のドライ。レースにはとても良い環境かと思いきや「暑すぎて、ちょっとトラブルが…」というチームや、急遽で新品タイヤを組み込むチームもありました。暑さは人だけでなく、マシンにも過酷な環境だったのです。
過酷な環境だったからこそ、チームみんなの知恵と工夫が役立つレースとなり、耐久レースの醍醐味を楽しんでいただけました。コースのいろいろなところで白熱したバトルが繰り広げられ、見ている人も大いに盛り上がりました。そしてチェッカーを受けた瞬間は全チームにとってかけがえのない瞬間です!

熱いレースのあとは、互いの健闘を讃えあいながらの表彰とアフターミーティングです。表彰は各レースの中でもクラス分けがされていて、エンジョイレースで2クラス、スポーツレースで3クラスが表彰されました。もちろん入賞できなかったチームのみなさんからも暖かい拍手が贈られます。
また、今回はブレーキパッドのベスラより表彰の副賞や特別賞の『ベスラ賞』で協賛をいただき、豪華な表彰式となりました。
アフターミーティングではジャンケン大会で盛り上がります。中にはWINSヘルメットも登場して、みんな大興奮! 最後は当日のリザルトを1チーム1枚プレゼントして終了となりました。
たくさんのご参加をいただき、ありがとうございました。またのご参加をお待ちしております!

思い出のアルバム
受付・車検・ミーティング・パドック
エンジョイ90分耐久レース


スポーツ150分耐久レース


























































































