ツーリングの必須持ち物とは?日帰り・宿泊別の準備&あると便利な物
バイクツーリングの持ち物は、「日帰りか宿泊か」また「最低限の荷物に抑えるのかプラスの物を持っていくのか」によって、準備が変わります。
多くの荷物を持ち運ぶのは大変ですし、帰りはお土産が増えて荷物が多くなっているかもしれません。
ツーリングの前に準備しておきたい持ち物を確認し、何を厳選して持っていくべきかを考えてみましょう。
まずは必ず持っていきたい、ツーリングの持ち物をご紹介します。
お財布やETCカード、これらはどんな旅行でも必要なものです。
有料道路もETCカードがあれば安心ですが、場所によっては現金のみという場合もありますので、現金ももっていると安心です。
これらのカード類も現金や財布と同様に、ツーリングに必須の持ち物です。
車両トラブルや事故といった万が一の状態にも備えて、出発前には準備しておきましょう。
スマホは今やツーリングに限らず、どこに行くにも必需品です。
連絡手段となるのはもちろん、支払いツール、地図として、天気を確認するための道具として、というようにさまざまな情報収集が可能です。
日帰りツーリングでもモバイルバッテリーを用意しておくと、充電切れの心配がありません。
モバイルバッテリーは、インカムの充電にも役立ちます。
ツーリングのグローブは、飛び石などの障害物から手を守り、転倒時には手の怪我を防いでくれるという役割があります。
防水グローブをひとつ用意しておくと、濡れても気持ち悪くなりませんのでおすすめです。
気候や天気に合わせてグローブを準備したり、予備のグローブを準備しておく人もいます。
冬場に使いたい保温性の高いグローブ
保温性の高さでグローブを選ぶのであれば、LAND DK D30がおすすめです。
安全性と防寒性に優れており、冬場のツーリングに欠かせないグローブです。
サラッとした肌ざわりで軽やかなサマーグローブです。
通気性の良い素材を使用していますので風通しがよく、夏のツーリングを快適にしてくれます。
カジュアルなデザインでありながら操作性にも優れています。
車載工具は本格的なトラブル時に、というよりも、ちょっとした不具合を修正するための道具として持っておきましょう。
ミラーのネジを締めなおす、というような簡単な調整が可能になります。
トラブルの規模によってはロードサービスをお願いしますが、繁忙期はなかなか到着しないという場合もありますので車載工具を自分で用意しておくといいでしょう。
荷物を最低限に減らすのであれば、モンキーレンチと六角レンチを最低限シート下に入れておきましょう。
ここからはツーリングにあると便利な持ち物をご紹介します。
急に寒くなってきた時の対策として、防寒具を持っておくと安心です。
バイクでの走行中は体感温度が下がりますので、冬場のツーリングはインナーダウンなどの重ね着できる防寒具があるといいでしょう。
季節や行先にもよりますが、使い捨てカイロもあると暖かさを保てます。
防寒具と防風具を合わせて準備しておくようにしましょう。
オートバイ専用設計、バイクに乗ったときのシルエットが計算された防風防寒ライダーデニムです。
ストレッチ素材なので脚を上げやすく、膝プロテクターが入れられる設計になっています。
バイク走行中の防風に優れていますが、普段使いをしても自然なライダーデニムです。
ツーリング中に雨が降ってくる場合もありますので、レインウェアも用意しておきましょう。
レイングローブや防水機能付きライディングシューズなど、細かいアイテムも雨対策をしておくとなお安心です。
雨が降ると視界が悪くなり、タイヤも滑りやすくなりますのでできるだけ対策をしておきましょう。
もしもの時の備え程度の雨具であれば、かさばらないレインウェアを選びたいと考える人も多いでしょう。
機能性や使い勝手だけでなく、ファッション性も追求したレインウェアが「さりげないレインウエア セットアップ」です。
梅雨シーズンだけでなく、オールシーズンのツーリングの持ち物として用意しておきましょう。
バイクに荷物を積む際に重宝するのが、ストレッチコードです。
ゴムコードの両端にフックがついていますので、ツーリングの帰りにお土産を購入して荷物が増えた時に活用できます。
荷物はできるだけ減らしたいけど、帰りにはついつい荷物が増えてしまうという方におすすめです。
バイク用の地図やバイク用ナビアプリがあると、現地の道が調べられます。
バイク専用の駐車場やツーリングルートの検索ができるので、準備しておくと初めての場所でも安心です。
ナビアプリは無料のものも充分に活用できますし、有料にすれば周辺のガソリンスタンドの料金など細かな情報も入手できます。
ビニール袋は、急に雨が降ってきた時に荷物を守ったり、お土産が濡れないようにカバーをしておくのに使えます。
レインウェアを持っていれば自身は濡れませんが、荷物が濡れてしまうとホテルや旅館に入った時に迷惑をかけてしまいます。
またグローブやレインウエアなど、濡れた物を脱いだ時に入れておく袋としても使えます。
いつも飲んでいる薬がある人や、体調不良に備えてよく飲む薬がある人は、常備薬も準備しておきましょう。
ドラッグストアに立ち寄って購入してもいいですが、薬を飲みたいタイミングでドラッグストアに巡り合えるかはわかりません。
コンタクトの予備やコンタクト液も忘れずに用意しておくようにしましょう。
ツーリング中に何らかのトラブルが起きた際に、ロードサービスを呼びます。
状況によって時間がどのくらいかかるかわかりませんので、ちょっとした食べ物があるとお腹だけでなく気持ちも落ち着きます。
空腹だとイライラしてしまうかもしれませんし、不安も増してしまうかもしれません。
カロリーメイトやゼリー飲料など、ポケットに入る簡単なもので構いませんのでお守り的に入れておくと安心です。
ツーリング中に初対面のライダーさんから名刺をいただくシーンもあるでしょう。
他のライダーとの交流がツーリングの楽しみのひとつだという人も、少なくありません。
お互いのブログやSNSの情報を交換したり、以前交流があった人との再会を楽しめたりと、旅名刺を作っておくとよりツーリングを楽しめます。
名刺を作って、名刺入れもツーリングの持ち物のひとつとしておくといいでしょう。
宿泊をするツーリングの持ち物はこちらです。
ホテルや旅館に行けば寝巻は用意してある場合が多いですが、浴衣や寝巻では寝付けないという人もいます。
自身がリラックスできるパジャマを持っておくと、疲れがしっかりとれて翌日も万全な状態でツーリングを楽しめます。
「最低限の荷物しか持っていきたくない」というタイプの人は、下着や靴下だけでもよいでしょう。
ツーリングで汗をかいたら汗を流したいですし、寒い時は体を温めたくなります。
温泉や宿泊施設に常備されているものでも問題ないい人は、荷物を減らすためにあえて持たなくてもいいですが、有料の場合もあるかもしれませんので洗面用具を用意しましょう。
歯ブラシや髭剃りといったアイテムもあると、ツーリング先で使い慣れたものが使えるのでホッとします。
ツーリング先で綺麗な景色を写真に残すと、楽しみ方の幅が広がります。
ブログやSNSにアップしてもいいですし、もちろん自分で見返す楽しみもあります。
スマホのカメラで充分と思うかもしれませんが、やはり本格的なカメラは良い写真が獲れます。
ただしカメラにこだわりすぎてしまうと重さが負担になってしまうかもしれません。
ライダーは高機能でコンパクトなタイプのカメラを選ぶといいでしょう。
ホテルや旅館といった宿泊施設に泊まる場合でも、必ず屋根のある駐車場にバイクを停められるかはわかりません。
屋根がない場所で天候が悪い日は、バイクが雨さらしになってしまいます。
バイクカバーは雨や風からバイクを守るだけでなく、盗難防止やいたずら防止としての役割もあります。
絶版車や高級車に乗っている方は、特にバイクカバーの準備をしておくべきです。
長距離ツーリングだと、観光のためにバイクから離れるという時間もあるでしょう。
日本は治安が良いですが、盗難やいたずらの心配がないとも言い切れません。
そこでワイヤーロックを用意しておくと、抑止力にもなりますのでおすすめです。
鍵の紛失の心配が場合はダイヤル式のタイプにするなど、使いやすいものをえらびましょう。
このようなヘルメット用ワイヤーロックもあります。
ヘルメットの盗難防止や落下防止の対策にもなりますので、活用してみましょう。
壊れやすいパーツは予備パーツとして持ち歩いていると、すぐに交換ができます。
これらのパーツは壊れやすいので、予備パーツとして持っておけるといいでしょう。
出発前には壊れやすい部分はきちんと点検し、これらの予備パーツは出番なく過ごせるようにしておきましょう。
ライダーといえば男性の比率の方が多いですが、女性でもツーリングを楽しむ人がいます。
割合としては約16%が女性ライダーで、近年は女性の二輪免許取得率が増加しています。
女性ならではの持ち物はこちらです。
ヘルメットをかぶるツーリングでは、メイクが崩れやすいのが女性ライダーの悩みのひとつです。
走行中は風を感じられますが、照り返しや車の排気ガスにより、ヘルメットの中は汗をかいています。
朝は慌ただしいですがベースメイクをしっかりして崩れにくいようにしたり、逆にポイントメイクに力を入れてメイク感を出すという人もいるでしょう。
ツーリング中は直射日光にさらされますので、冬でも日焼け止めを忘れないようにしてください。
ヘルメットを外すと髪の毛がボサボサになってしまうので、帽子やサングラスがあると観光をする時もおしゃれに過ごせます。
観光で立ち寄ると写真を撮るシーンもありますので、バイクを降りてもかっこよくいられる帽子を選びたいものです。
ツーリングに向いている帽子は、場所をとりにくく、形が崩れにくいタイプです。
キャップタイプは定番で持ち運びしやすいので、おすすめです。
男性ライダーでも入浴セットをツーリングに持参する方は多いでしょうが、女性はなおさら入浴セットを持っていきたいものです。
せっかく温泉に入るのですから、疲れを癒せるように使いやすいセットを用意しておきましょう。
ロッカーに小銭が必要な場合もありますので、100円玉などの小銭も準備しておくと完璧です。
ツーリングの荷物は、アレもコレも持っていけるわけではありません。
無駄な荷物は極力省きつつ、万が一の備えや楽しむためのグッズも準備しておきたいものです。
ツーリングの持ち物をご紹介しましたが、本当に必要な物は個々に違うかもしれません。
まずは基本的な準備をし、ツーリングに出かけてみましょう。
身近な先輩ライダーを参考にしたり、回数を重ねて経験してみて、必要な準備を見直し、自分だけのツーリングを楽しめるセットを見つけてください。