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【初心者ライダー必見!】バイクヘルメットで音楽を聴く方法&おすすめアイテム7選

風を感じながら音楽を聴くのはツーリングの醍醐味の一つですが、安全面や法律についても気になりますよね。

この記事では、バイクで音楽を聴く際の法律、安全に音楽を楽しむための方法、ヘルメットスピーカーの種類や選び方、おすすめ商品、取り付け方など、初心者ライダーが知っておくべきことを網羅的に解説します。

この記事を読めば、安全かつ快適に、音楽とともにバイクライフを楽しむことができるでしょう。ぜひ最後まで読んで、あなたにぴったりの音楽環境を手に入れてください。

バイクで音楽を聴くのは違法?安全に楽しむためのポイント

バイクで音楽を楽しむことは、多くのライダーの憧れですが、法律や安全性の観点から疑問を持つ人も少なくありません。ここでは、バイクで音楽を聴くことの合法性と安全性について、以下の3つのポイントに分けて詳しく解説します。

音楽を聴きながらの運転は法律的に問題ない?

結論から言うと、バイクで音楽を聴きながら運転すること自体は違法ではありません。道路交通法では、運転中に音楽を聴くことを直接的に禁止する条文はありません。ただし、「安全運転義務違反」に該当する可能性はあります。安全運転義務違反とは、道路交通法第70条に規定されている「車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない」という義務に違反することを指します。

音楽に気を取られて周囲の状況に注意を払わなくなったり、音量が大きすぎて緊急車両のサイレンが聞こえなくなったりするなど、安全運転を阻害する可能性が考えられるためです。例えば、イヤホンで音楽を聴いている際に、周囲の車の音やクラクションが聞こえずに事故を起こしてしまうケースも考えられます。

バイクで音楽を聴くこと自体は違法ではありませんが、安全運転義務違反に問われる可能性はあるため、注意してください。

違法とならないための条件と注意点

バイクで音楽を聴きながら運転する場合、以下の注意点を守ることで、安全運転義務違反に問われるリスクを減らすことができます。

実際に違反行為として取り締まりを受けるかどうかにかかわらず、上記のような行為は危険です。安全を第一に考え、節度を持って乗車中の音楽を楽しみましょう。

安全に音楽を楽しむための心構え

バイクで音楽を楽しむためには、以下の心構えを持つことが重要です。

前提として、常に法律や条例を遵守する姿勢を持つことが大切です。地域によって規制が異なる場合があるため、旅行先などでは事前に確認することをおすすめします。

バイクで音楽を聴くための5つの方法

バイクに乗りながら音楽を楽しむ方法はいくつかあります。それぞれの方法にはメリット・デメリットがあるので、あなたのライディングスタイルや好みに合わせて最適な方法を選びましょう。

ここでは、5つの主要な方法を紹介します。

ヘルメット用Bluetoothスピーカーで快適に

ヘルメット用Bluetoothスピーカーは、ヘルメットに直接取り付けて使用するスピーカーです。Bluetoothでスマートフォンや音楽プレーヤーと接続することで、ワイヤレスで音楽を楽しむことができます。

ヘルメット用Bluetoothスピーカーの利点は、耳を塞がずに音楽を楽しめることです。周囲の音を聞き取りながら音楽を楽しむことができ、安全性が向上します。

多くの製品は薄型設計で、ヘルメット内部に取り付けることができます。これにより、ヘルメットの快適性を損なうことなく使用できます。さらに、防水性能を備えた製品も多く、雨天時の使用も可能です。

ただし、音質や音量については、オープンエアな環境での使用となるため、イヤホンほどの臨場感は得られない場合があります。また、風切り音の影響を受けやすいため、高速走行時には音が聞こえにくくなる可能性があります。

選び方のポイントとしては、音質、バッテリー持続時間、防水性能、操作性などが挙げられます。また、自分のヘルメットとの相性も重要な要素となります。

インカムで音楽と通話を両立

インカムは、バイク同士で会話したり、スマートフォンと接続して通話したり、音楽を聴いたりできる通信機器です。Bluetoothで接続するため、ワイヤレスで使用できます。

インカムの最大の特徴は、音楽再生と通話機能の両立です。ツーリング中に仲間とコミュニケーションを取りながら、同時に音楽を楽しむことができます。また、多くの製品がナビゲーションの音声案内にも対応しており、より安全で快適なツーリングをサポートします。

ただし、比較的高価なことと、機能が多いため操作に慣れるまで時間がかかる点は注意してください。また、製品によっては他社製品との互換性がない場合もあるため、購入時に確認が必要です。通信可能距離、同時接続可能人数、バッテリー持続時間、防水性能などを比較して選びましょう。自分の使用目的に合わせて、必要な機能を見極めることが大切です。

イヤホンのメリット・デメリットと注意点

イヤホンは、最も手軽に音楽を聴く方法の一つですが、バイクで使用する場合、いくつかの注意点があります。

イヤホンは耳を塞いでしまうため、周囲の音が聞こえにくくなり、安全運転の妨げになる可能性があります。特に、両耳にイヤホンを装着することはおすすめしません。

イヤホンを使用する場合は、片耳のみの使用にしたり、周囲の音を取り込めるタイプにするなどの対策が必要です。そのうえで、周囲の音が聞こえる程度の音量に調整しましょう。また、長時間の使用は耳への負担が大きいため、適度な休憩を取ることをおすすめします。

バイク本体にスピーカーを設置する場合

バイク本体にスピーカーを設置する方法もあります。バイク用のスピーカーは、防水・防塵性能が高く、音量も大きいため、迫力のあるサウンドを楽しむことができます。

ビッグスクーターやアメリカンスタイルのクルーザーなど採用されることが多いですが、この方法にはいくつかの課題があります。まず、周囲への音漏れが大きいため、騒音問題を引き起こす可能性があります。特に住宅街や静かな環境では、周囲への配慮が必要です。また、スピーカーを設置するには、配線などの作業が必要になる場合があり、費用も比較的高額です。

まとめると、バイク本体にスピーカーを設置する方法は、迫力のあるサウンドを楽しみたいライダーにおすすめですが、費用や取り付けの手間を考慮する必要があります。

ヘルメットスピーカーの選び方6つのポイント

バイクで音楽を楽しむためのヘルメットスピーカーを選ぶ際は、以下の6つのポイントを押さえましょう。

ポイント1:高音質スピーカーで音楽を楽しむ

ヘルメットスピーカーを選ぶ際に、最も重要なポイントの一つが音質です。高音質であれば、音楽の細部までクリアに聴き取ることができ、より臨場感のあるサウンドを楽しめます。また、風切り音や周囲のノイズがある中でも、クリアな音質で音楽を楽しむことができます。

高音質スピーカーを選ぶ際のポイントは以下の通りです。

ヘルメットスピーカーの音質は、スピーカーユニットの性能やサイズ、エンクロージャーの構造などによって大きく左右されます。高音質モデルを選ぶ際は、これらの要素をチェックするようにしましょう。

ポイント2:装着感と快適性に関わる薄型デザイン

ヘルメットスピーカーは、ヘルメット内部に取り付けるため、装着感が重要です。長時間装着していてもなるべく不快感のない、快適な装着感のヘルメットスピーカーを選びましょう。

装着感が悪いと、耳が痛くなったり、ヘルメットが窮屈に感じたりして、運転に集中できなくなる可能性があります。

ヘルメットスピーカーの装着感は、スピーカーの厚みや形状、イヤーパッドの素材などによって異なります。装着感を重視する場合は、薄型で軽量なモデルや、柔らかいイヤーパッドを採用したモデルを選ぶのがおすすめです。

ポイント3:Bluetooth対応で配線の煩わしさを解消

ヘルメットスピーカーを選ぶ際は、Bluetooth対応のモデルを選ぶのがおすすめです。Bluetooth対応であれば、スマートフォンや音楽プレーヤーとワイヤレスで接続することができ、配線の煩わしさから解放されます。

ほとんどのヘルメットスピーカーはBluetoothに対応していますが、なるべく新しいバージョンに対応したモデルを選ぶのがおすすめです。

ポイント4:バッテリー持続時間で選ぶ

ヘルメットスピーカーは、バッテリー駆動で動作するため、バッテリー持続時間も重要な選定基準となります。長時間のツーリングでもバッテリー切れの心配なく音楽を楽しみたい場合は、バッテリー持続時間が長いモデルを選びましょう。

ヘルメットスピーカーのバッテリー持続時間は、モデルによって大きく異なります。バッテリー持続時間を重視する場合は、カタログやレビューなどで確認するようにしましょう。

ポイント5:防水・防塵性能で安心のライディング

バイクは屋外で使用する乗り物であるため、ヘルメットスピーカーも雨や埃に強い防水・防塵性能を備えていることが重要です。突然の雨や悪天候でも安心して使用できる、防水・防塵性能の高いモデルを選びましょう。

ヘルメットスピーカーの防水・防塵性能は、IPXなどの等級で表されます。防水・防塵性能を重視する場合は、IPX5以上の等級のモデルを選ぶのがおすすめです。

ポイント6:グローブ装着中の操作性も重要

バイクに乗る際は、グローブを装着することがほとんどです。グローブを装着したままでも操作しやすいヘルメットスピーカーを選ぶことで、安全性と快適性を向上させることができます。

選ぶ際のポイントは以下の通りです。

ただし、機能が多すぎると操作が複雑になる可能性もあります。自分の使用スタイルに合わせて、適切な操作性のモデルを選びましょう。

おすすめのヘルメットスピーカーとインカム6選

数あるヘルメットスピーカーの中から、初心者の方にもおすすめの商品を厳選しました。音質や機能、価格帯など、様々な観点から選んだ7つの商品を紹介します。ぜひ、参考にして自分にぴったりのヘルメットスピーカーを見つけてください。

1. デイトナ|DT-E1

デイトナのDT-E1は、高音質、高機能、そしてリーズナブルな価格帯が魅力のBluetoothインカムです。初心者からベテランまで、幅広いライダーにおすすめできる万能なモデルと言えるでしょう。

初心者ライダーにとって、操作が簡単で機能も十分なこのモデルは、入門機として最適です。価格も手頃なため、インカム初体験としておすすめです。

2. デイトナ|ステレオヘルメットスピーカー

デイトナのステレオヘルメットスピーカーは、ヘルメットに装着するタイプのスピーカーです。薄型で軽量なため、装着時の違和感が少なく、快適に使用できます。

このモデルは、音楽再生のみを楽しみたい初心者ライダーや、予算を抑えたい方におすすめです。有線タイプのため、バッテリー切れの心配がない点も魅力です。

3. サインハウス|B+COM

サインハウスのB+COMは、高音質でノイズキャンセル機能に優れた、日本メーカー製の高性能インカムです。音質にこだわりたいライダーにおすすめです。

B+COMは、音質と通信の安定性に定評があり、長距離ツーリングを楽しむベテランライダーにも人気です。初心者の方でも、長く使える高性能モデルを求める場合におすすめです。

4. サインハウス|EXP01

サインハウスのEXP01は、B+COM SB6X/ONEの「B+COM SOUND SYSTEM」に対応した高音質スピーカーです。

EXP01は、ノーマルスピーカーと比べて音の広がりや低音・高音の再現性が向上しており、音楽愛好家のライダーに特におすすめの製品です。

5. シエル|ソロメイト

シエルのソロメイトは、ナビの音声案内や音楽再生に特化した、シンプルなBluetoothレシーバーです。

ソロメイトは、通話機能を省いてシンプルな機能に絞ることで、低価格と使いやすさを実現しています。音楽を聴きながらのソロツーリングを楽しみたい初心者ライダーにおすすめです。

6. ウインズジャパン|サウンドテックシリーズ

ウインズジャパンのサウンドテックシリーズは、リーズナブルな価格でありながら、高音質と使いやすさを両立したヘルメットスピーカーです。コスパを重視するライダーにおすすめです。

サウンドテックシリーズは、特にウインズ製のヘルメットを使用しているライダーにおすすめです。ヘルメットとの一体感が高く、快適な装着感を実現しています。

ヘルメットスピーカーの取り付け方と基本設定

ヘルメットスピーカーを購入したら、まずはヘルメットに取り付け、スマートフォンなどのデバイスと接続する必要があります。このセクションでは、タイプ別のヘルメットへの取り付け手順、スマートフォンとのペアリング設定方法、音量調節と最適な聴取環境の作り方について解説していきます。

タイプ別ヘルメットへの取り付け手順

ヘルメットスピーカーの取り付け方法は、ヘルメットの種類やスピーカーのタイプによって異なります。

フルフェイスヘルメットの場合

ジェットヘルメットの場合

ヘルメットスピーカーの取り付け方法は、製品のマニュアルにも詳しく記載されています。マニュアルをよく読んでから作業を行うようにしましょう。

取り付け時の注意点として、スピーカーが耳を圧迫しないよう、適度な空間を確保することが大切です。また、配線がヘルメットの着脱時に引っかからないよう、しっかりと固定しましょう。

スマホとのペアリング設定方法

ヘルメットスピーカーをスマートフォンと接続するには、ペアリング設定を行う必要があります。ペアリング設定の手順は、以下のとおりです。

初回のペアリング後は、多くの場合自動的に接続されるようになります。ただし、機種によっては毎回手動で接続する必要がある場合もあるので、取扱説明書を確認しましょう。

音量調節と最適な聴取環境の作り方

ヘルメットスピーカーを安全に使用するためには、適切な音量設定が不可欠です。以下のポイントに注意してください。

これらの設定を適切に行うことで、安全性を確保しつつ、快適な音楽体験を楽しむことができます。ただし、初めて使用する際は、停車中に十分な設定と確認を行い、走行中の操作は最小限に抑えましょう。

バイクで音楽を楽しむ際の注意点

バイクで音楽を楽しむことは、ライディング体験を豊かにする一方で、安全面での配慮が必要です。以下の注意点を守ることで、安全かつ快適に音楽を楽しむことができます。

音量設定で周囲の音を聞き逃さない

周囲の音が聞こえないほどの音量で音楽を聴いていると、危険な状況に陥る可能性があります。以下のポイントに注意しましょう。

音量設定は、走行環境や速度によって変わることを意識し、常に周囲の状況に注意を払いましょう。

長時間使用による疲労を防ぐコツ

ヘルメットスピーカーやイヤホンを長時間使用すると、耳が疲れてしまうことがあります。長時間のツーリングなどで音楽を楽しむ場合は、こまめな休憩を挟むなど、耳への負担を軽減する対策を取りましょう。

以下の対策を心がけてください。

また、ヘルメットスピーカーの装着感にも注意が必要です。長時間の使用で耳や頭部に不快感を感じたら、位置を調整するか使用を中止しましょう。

バッテリー残量に注意して突然の切れを防止

ヘルメットスピーカーやインカムは、バッテリーで動作するため、バッテリー残量に注意が必要です。長時間のツーリングに出かける際は、事前にバッテリー残量を確認し、必要であれば充電しておきましょう。

また、寒冷地や高温環境ではバッテリーの消耗が早くなることも覚えておきましょう。気候条件に応じて、こまめなチェックが必要です。

トラブルシューティング|よくある問題と解決方法

ヘルメットスピーカーを使用していると、様々なトラブルに遭遇することがあります。ここでは、よくある問題とその解決方法について説明します。

接続が不安定な場合の対処法

ヘルメットスピーカーとスマートフォンの接続が不安定な場合は、以下の対処法を試してみてください。

上記の対処法を試しても接続が不安定な場合は、ヘルメットスピーカーまたはスマートフォンの故障が考えられます。メーカーに問い合わせるか、修理に出しましょう。

バッテリー消耗が早い時の対策

ヘルメットスピーカーのバッテリー消耗が早い場合は、以下の対策を試してみてください。

上記の対策を試してもバッテリーの消耗が早い場合は、バッテリーの寿命が考えられます。バッテリーを交換するか、新規購入を検討してください。

音質が悪い場合のチェックポイント

ヘルメットスピーカーの音質が悪い場合は、以下のチェックポイントを確認してみてください。

上記のチェックポイントを確認しても音質が悪い場合は、ヘルメットスピーカーの故障が考えられます。メーカーに問い合わせるか、修理に出しましょう。

スピーカーが外れやすい時の固定方法

ヘルメットスピーカーが外れやすい場合は、以下の固定方法を試してみてください。

ヘルメットスピーカーが外れてしまうと、紛失したり、故障したりする可能性があります。しっかりと固定することが大切です。

まとめ|安全に配慮してバイクと音楽を楽しもう

バイクで音楽を楽しむためには、安全に配慮した装置の選定や使い方が重要です。この記事では、音楽を聴きながらの運転に関わる法的な注意点や、Bluetoothスピーカー、インカムの選び方と取り付け方法、そしてトラブル対策までを詳しく解説しました。

音量を適切に設定し、耳を完全にふさがないヘッドセットを使うことで、周囲の音にも配慮しながら安全に音楽を楽しむことができます。ライディング中も音楽を快適に楽しみつつ、安全なバイクライフを送りましょう。

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