バイク初心者必見!最初に揃えたい装備・グッズ完全ガイド
バイクの免許を取得し、ついに公道でバイクに乗れるようになりました。
しかし、いざ乗ろうと思ったとき、「何を揃えればいいの?」と悩む初心者ライダーも多いのではないでしょうか。
バイクはただ乗るだけでなく、安全に楽しむための装備が非常に重要です。
本記事では、バイク初心者が最初に揃えるべき必須アイテムを詳しく紹介します。これらの装備を整えることで、快適で安全なバイクライフを楽しみましょう。
なぜバイク専用の装備が必要なのか?

バイクに乗る際、専用の装備を揃えることは単なるオシャレやファッションではなく、安全性や快適性を確保するために重要です。
では、具体的にどのような理由でバイク用装備が必要なのでしょうか。
バイクは車よりも無防備な乗り物だから
バイクは四輪車と違い、体がむき出しの状態で走行します。事故に遭った場合、直接地面や障害物と接触するリスクが高く、ヘルメットやプロテクターがなければ大きなケガにつながる可能性があります。
ヘルメットなしでは頭部に致命的なダメージを受けるリスクがあります。当たり所が悪ければ、即死の可能性もあるでしょう。
専用のジャケットやグローブがないと、転倒時に皮膚が大きく擦れてしまう可能性があります。半袖や薄着など無防備な服装でバイクに乗ることはやめてください。皮膚が大きく擦れるだけでなく、骨折などの重大な事故につながる可能性があります。
更にバイクシューズも重要です。シフト操作や足の保護が十分でないと、運転に不安を抱えながら走行することになり、結果的に事故へと繋がってしまいます。
転倒時のケガを最小限に抑えるため
前の項目でも述べたように、バイクは体が無防備な状態での走行となります。万が一事故を起こしてしまった場合でも、プロテクターや専用の服装を纏っていれば、衝撃を分散し、掠り傷程度で済む場合もあります。
事故を起こさないことが大前提ですが、万が一のことを考えてもバイク専用のアイテムは必要と言えます。
気象条件の変化から身を守るため
バイクは直接風や雨を受けるため、天候による影響を強く受けます。適切な装備をしていないと、寒さや雨で体温を奪われ、集中力が低下し、事故のリスクが増してしまいます。
防寒ジャケットやレインウェア、防風対策をしていなければ、不要な事故を起こしてしまいかねません。
また、ツーリング後に体調が悪くなり、日常生活に支障をきたしてしまうこともあります。
楽しいバイクライフが台無しになってしまう場合もあるため、専用アイテムはしっかりと揃えるようにしましょう。
バイクの操作性を向上させるため
走行環境や体調面だけでなく、バイク自体の操作性を向上させるためにも、専用アイテムは必要となります。
専用のライディンググローブを着用することで、ハンドル操作が安定し、安定して道路を走行できます。また、ライディングシューズはシフトチェンジがしやすく、滑りにくいのも特徴です。更にプロテクター付きの専用ウエアなら、防御力に加えて動きやすさも加味されています。
安定した走行は、自分だけでなく他ドライバーの走行を邪魔したり、迷惑をかけることもなくなります。
道路マナーを守る一環としても、専用アイテムを着用するようにしましょう。
バイクに乗る際に必要なもの

次からはバイクに乗る際に必要になるアイテムの項目を一つずつ見ていきましょう。
バイクに乗る際に必要になる基本的なアイテムは以下の通りです。
- ヘルメット
- ライディングジャケット
- バイクグローブ
- バイクシューズ
- プロテクター
- レインウェア
ヘルメット
バイクに乗る際、最も重要な装備の一つが「ヘルメット」です。
ヘルメットはライダーの頭部を守る命綱とも言えるアイテムであり、適切なものを選ぶことで、安全性と快適性を確保できます。
ここでは、ヘルメットの選び方とおすすめモデルを詳しく紹介します。
選び方のポイント
バイク用ヘルメットを選ぶ際には、安全性・快適性・用途に応じた選択が重要です。
安全性を確保するためのポイント
ヘルメットは、万が一の事故時に頭部を守る最も重要な装備です。以下の点をチェックしましょう。
【安全規格を確認】
- SGマーク・JIS規格(国内基準)→ 日本国内で義務付けられた安全基準
- SNELL規格(世界基準)→ 衝撃吸収力が高く、高速走行やレースでも使用可能
- ECE規格(ヨーロッパ基準)→ 欧州で広く採用されている厳格な安全基準
【フィット感の確認】
- 頭の形にフィットするかどうかを試着して確認する
- サイズが合わないと、衝撃時にヘルメットがズレる可能性がある
【シールド(バイザー)の視認性】
- クリアな視界を確保できるか
- UVカット・防曇(曇り防止)機能付きが便利
用途・種類に合わせた選び方
バイク用ヘルメットには、いくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。自分の用途に合ったタイプを選びましょう。
| ヘルメットの種類 |
特徴 |
おすすめ用途 |
| フルフェイス |
顔全体を保護し、安全性が最も高い |
高速道路・ツーリング |
| ジェット(オープンフェイス) |
顔の下半分が開いていて、開放感がある |
街乗り・スクーター |
| システムヘルメット |
フルフェイスとジェットの両方の特性を持つ |
ツーリング・通勤 |
| オフロードヘルメット |
ゴーグル装着可能、悪路向きの設計 |
オフロード・モトクロス |
| ハーフヘルメット |
最も軽量で風を感じやすい |
原付・短距離移動(※安全性は低め) |
快適性を向上させるポイント
ヘルメットは長時間かぶるものなので、快適性にもこだわるとストレスなく走行できます。
【通気性(ベンチレーション)】
- 夏場は熱がこもるため、通気口が多いモデルを選ぶ
- フルフェイスでもエアフロー設計のものは快適
【重量とバランス】
- 軽量モデル(1,500g以下)は首への負担が少ない
- 重量バランスが取れているモデルは疲れにくい
【インナーの着脱可否】
おすすめのヘルメット
ここでは、安全性・快適性・デザイン性を兼ね備えたおすすめのヘルメットを紹介します。
フルフェイスヘルメット(安全性重視)
SHOEI Z-8
- 軽量&コンパクト設計で首への負担を軽減
- 静音性に優れ、高速走行でも風切り音が少ない
- JIS規格・SNELL規格取得で安全性抜群
Arai RX-7X
- レーシングスペックの最上級モデル
- 衝撃吸収性能が非常に高い
- ベンチレーション機能が優秀で、夏場でも快適
OGK Kabuto KAMUI-3
- 内蔵式インナーバイザー付きで昼夜問わず使いやすい
- ベンチレーションが充実し、蒸れにくい
- コストパフォーマンスが高い
ジェットヘルメット(開放感重視)
SHOEI J-FORCE 4
- フルフェイス並みの安全性能を備えた高級ジェットヘルメット
- 軽量で長時間の使用でも疲れにくい
- 内装フル脱着可能でメンテナンスが簡単
Arai SZ-Ram4X
- レーサーも愛用する高性能ジェットヘルメット
- 耐衝撃性に優れたPB-cLc2シェル採用
- ベンチレーションシステムが強化され、快適な被り心地
OGK Kabuto EXCEED
- 内蔵サンバイザー付きで日差し対策も万全
- 軽量で街乗りやツーリングに最適
- シールドの開閉がスムーズで、風切り音も少ない
システムヘルメット(利便性重視)
SHOEI NEOTEC II
- 顎部分が開閉でき、シーンに応じてフルフェイス⇔ジェットに変更可能
- 内蔵サンバイザー付きで、昼夜の走行が快適
- 高速走行でも静音性が高く、ツーリング向け
OGK Kabuto RYUKI
- コスパ抜群のシステムヘルメット
- 軽量で首の負担を軽減
- 高いエアフロー機能で蒸れにくい
HJC RPHA 90S
- 軽量カーボン素材を使用し、長時間の走行でも快適
- シールドの防曇性能が高く、視界がクリア
- ワンタッチで簡単に開閉できるロック機構
オフロードヘルメット(アドベンチャー向け)
Arai TOUR-CROSS 3
- オンロード・オフロード兼用のアドベンチャーヘルメット
- ゴーグル装着可能で、本格的なオフロード走行にも対応
SHOEI VFX-WR
- 軽量かつ強靭なシェル構造
- 高い通気性とフィット感でオフロード走行に最適
ライディングジャケット
ライディングジャケットは、バイクに乗る際の安全性と快適性を大きく左右する重要なアイテムです。
転倒時の衝撃を和らげるプロテクション機能はもちろん、走行中の防風性・防寒性・通気性など、さまざまな要素を考慮する必要があります。
ここでは、ライディングジャケットの選び方とおすすめモデルを詳しく紹介します。
選び方のポイント
バイク用ジャケットを選ぶ際には、安全性・機能性・季節性を意識することが重要です。
安全性を重視した選び方
ライディングジャケットは、万が一の事故に備えたプロテクション機能が重要です。
【肩・肘・背中のプロテクター付きが基本】
- 転倒時の衝撃を軽減するため、肩・肘にCE規格のプロテクターが入っているモデルを選ぶ
- 背中(脊椎プロテクター)や胸部プロテクターが装着可能なモデルが◎
【素材の耐久性もチェック】
- レザー(革製) → 摩擦や衝撃に強く、安全性が高い
- テキスタイル(布製) → 軽量で動きやすく、防水・通気性に優れる
【プロテクターのアップグレードが可能か確認】
- 最初から標準装備されているプロテクターの性能が低い場合、後から高性能なものに交換できるか確認
快適性と機能性のチェックポイント
バイク用ジャケットは、ただ安全なだけでなく、快適な走行をサポートする機能性も重要です。
【フィット感と動きやすさ】
- 体にフィットしすぎると窮屈になり、操作性が悪くなる
- 逆に、ゆるすぎるとプロテクターの効果が薄れるため、適度なフィット感のあるものを選ぶ
【防水・防風機能の有無】
- ツーリング向け → 防水・防風機能付きがベスト
- 街乗り向け → 軽量で通気性が高いモデルも選択肢
【着脱可能なインナー付きかどうか】
- 冬はインナー付き、夏はインナーを外して使えるモデルだと長いシーズン活用できる
季節・用途に応じた選び方
【夏用(メッシュジャケット)】
- 通気性が高く、熱を逃がしやすい
- 軽量で快適なライディングが可能
【春秋用(テキスタイルジャケット)】
【冬用(ウィンタージャケット)】
- 防寒・防風性能が高く、インナー付きモデルが最適
- 電熱ジャケット(ヒーター付き)も冬ツーリングにはおすすめ
【レザージャケット(オールシーズン対応可)】
- 耐摩耗性が高く、スタイリッシュ
- 防風性は高いが、夏場は暑くなるため注意
おすすめのライディングジャケット
ここでは、安全性・快適性・デザイン性を兼ね備えたおすすめのライディングジャケットを紹介します。
夏用(メッシュジャケット)
RSタイチ RSJ332 エアートラックジャケット
- メッシュ素材で抜群の通気性
- CE規格の肩・肘プロテクター標準装備
- 胸部プロテクター装着可能で安全性◎
コミネ JK-157 フルメッシュジャケット
- 低価格ながらCEレベル2のプロテクター付き
- 通気性に優れ、夏でも快適
- 走行中に風を通しやすい設計
Alpinestars T-GP PLUS R V3 AIR
- レーシングデザインでスポーティなスタイル
- 肩・肘にハードプロテクター搭載
- メッシュ構造で夏場でも涼しい
春秋用(テキスタイルジャケット)
RSタイチ RSJ721 ドライマスタージャケット
- 防水・防風素材で雨の日も安心
- インナー脱着可能で幅広い気温に対応
- CE規格のプロテクターを標準装備
コミネ JK-579 プロテクトソフトシェルジャケット
- 街乗りでも使いやすいカジュアルデザイン
- 透湿防水性能が高く、春秋のツーリングに最適
- 低価格でコスパ◎
Dainese CARVE MASTER 3 GORE-TEX
- GORE-TEX素材採用で高い防水透湿性
- CEレベル2の肩・肘プロテクター搭載
- ツーリング向けの高性能ジャケット
冬用(ウィンタージャケット)
GOLDWIN GORE-TEX ウィンタージャケット
- 防寒・防水機能が最高クラス
- インナーが暖かく、極寒のツーリングでも安心
コミネ JK-555 電熱ウィンタージャケット
- バッテリー式の電熱機能付きで極寒時も快適
- CEレベル2プロテクターを標準装備
RSタイチ RSJ710 e-HEAT ジャケット
- ヒーター内蔵で寒冷地ツーリング向け
- 防風性能が高く、冷たい風を防ぐ設計
レザージャケット(オールシーズン向け)
Schott ライダースジャケット
- クラシックなデザインでファッション性◎
- 耐摩耗性が高く、長く愛用できる
RSタイチ RSJ832 レザージャケット
- 高品質なカウレザーを使用
- プロテクター装備で安全性も確保
Dainese RACING 4 LEATHER JACKET
- レース仕様のハイスペックモデル
- スポーティなデザインでかっこいい
バイクグローブ
バイクに乗る際、ヘルメットやジャケットと同じくらい重要なのが「バイクグローブ」です。手はとっさのときに地面につきやすく、無防備だとケガをしやすい部位です。さらに、適切なグローブを選ぶことで、快適な操作性や防寒・防風性を確保することができます。
ここでは、バイクグローブの選び方とおすすめモデルを詳しく紹介します。
選び方のポイント
バイクグローブを選ぶ際には、安全性・操作性・快適性を考慮する必要があります。以下のポイントを押さえて、自分に合ったグローブを選びましょう。
安全性を確保するためのポイント
バイクグローブは、転倒時の衝撃から手を守るため、しっかりとした保護機能を備えていることが重要です。
【ナックルプロテクター(手の甲の保護)】
- 転倒時に手の甲や指を保護するため、ナックルガード付きがベスト
- カーボン製・樹脂製・金属製など、耐衝撃性の高い素材が◎
【パームスライダー(手のひらの保護)】
- 転倒時に地面との摩擦を軽減するスライダーがあると安心
- 手のひら部分に補強があるモデルを選ぶ
【手首の固定力(リストベルト付き)】
- 手首にしっかりフィットするベルクロやベルトでズレ防止
- 転倒時にグローブが外れないよう固定できるものが◎
操作性とフィット感の重要性
バイク操作に直接関わるグローブは、快適な操作性も重要なポイントです。
【適度なフィット感があるか】
- サイズが合っていないと、クラッチやブレーキ操作がしにくくなる
- 伸縮性のある素材や、手に馴染みやすいレザー製がおすすめ
【スマホ操作ができるか】
- ツーリング中にナビを使う場合、スマホ対応モデルが便利
- 親指や人差し指にタッチパネル対応素材を採用したモデルを選ぶ
季節や用途に合った素材を選ぶ
グローブの素材は季節や用途によって選ぶのがポイントです。
【夏用(メッシュグローブ)】
- 通気性が高く、ムレにくい
- 軽量で涼しく、夏場でも快適
【オールシーズン用(テキスタイルグローブ)】
- 防風性があり、春・秋に最適
- 防水加工が施されているモデルなら、突然の雨にも対応可能
【冬用(ウィンターグローブ)】
- 防寒・防風・防水機能を重視
- インナーが付いているものや、電熱グローブ(ヒート機能付き)もおすすめ
【レザーグローブ(オールシーズン対応可)】
- 耐久性が高く、長く使える
- 馴染むまで硬いが、使い込むほど手にフィット
おすすめのバイクグローブ
ここでは、安全性・快適性・デザイン性を兼ね備えたおすすめのバイクグローブを紹介します。
夏用(メッシュグローブ)
RSタイチ RST450 アームドメッシュグローブ
- メッシュ素材で通気性抜群
- カーボンナックルガード付きで安全性◎
- スマホ操作対応でツーリングにも便利
コミネ GK-220 プロテクトメッシュグローブ
- 手の甲にハードプロテクター搭載
- 通気性が高く、夏でも快適
- コスパ重視のライダーにおすすめ
Alpinestars SMX-1 AIR V2
- 軽量&高耐久のメッシュ+レザー素材
- 衝撃吸収パッド搭載で安全性も確保
- スポーティなデザインでカジュアルなスタイルにもマッチ
オールシーズン用(テキスタイルグローブ)
RSタイチ RST444 ドライマスターグローブ
- 防水・透湿素材でオールシーズン対応
- ナックルプロテクター&パームスライダー付き
- 使いやすいショート丈デザイン
コミネ GK-180 プロテクトライディンググローブ
- 防風・防水機能付きで春秋のツーリングに最適
- スマホ対応素材で、ナビ操作も楽々
Dainese MIG 3 AIR
- レザー×メッシュのコンビネーションで耐久性◎
- ナックル部分に高耐衝撃プロテクター搭載
- スポーティなデザインで幅広いバイクスタイルにマッチ
冬用(ウィンターグローブ)
GOLDWIN GORE-TEX ウィンターグローブ
- 防水透湿素材GORE-TEX採用で防寒性抜群
- インナーが暖かく、冬でも快適に走行可能
コミネ GK-812 電熱グローブ
- ヒーター内蔵で極寒のツーリングにも対応
- 3段階の温度調整機能付き
RSタイチ RST632 e-HEAT グローブ
- バッテリー式の電熱グローブで長時間のライディングも安心
- プロテクター内蔵で防御性能も◎
コスパ重視のバイクグローブ
ワークマン ライディンググローブ
- 2,000円台で購入できるリーズナブルな価格
- 耐水性・防風性に優れ、初心者向け
KOMINE GK-179 バイクグローブ
- コミネならではの高コスパモデル
- プロテクター付きで安全性も確保
FIVE STUNT EVO
- フランス発のブランド「FIVE」のエントリーモデル
- フィット感と操作性のバランスが良く、コスパ◎
バイクシューズ
バイクに乗る際、一般的なスニーカーではなく、専用のライディングシューズを履くことが重要です。バイク用シューズは、安全性や操作性を考慮して作られており、事故時のケガのリスクを軽減するだけでなく、快適なライディングをサポートします。
ここでは、バイクシューズの選び方とおすすめのモデルを詳しく紹介します。
選び方のポイント
バイク用シューズを選ぶ際は、安全性、操作性、快適性を考慮する必要があります。以下のポイントを押さえて、自分に合ったシューズを選びましょう。
安全性を確保するためのポイント
バイクシューズは、万が一の転倒や事故に備えて、しっかりとした保護性能を備えていることが重要です。
【くるぶしまでしっかり保護されているか】
- くるぶしを保護するハイカットデザインがベスト
- プロテクター内蔵タイプなら、より安全性が向上
【つま先・かかとに補強があるか】
- 転倒時の衝撃を和らげるため、硬めのプロテクターが入っていると安心
- 特にシフト操作を行う左足のつま先部分は、補強されているものが◎
【滑りにくいソールを採用しているか】
- 濡れた路面でも滑りにくいグリップ力のあるものを選ぶ
操作性とフィット感の重要性
ライディング中は頻繁にシフトチェンジやブレーキングを行うため、操作しやすいシューズを選ぶことも大切です。
【シフト操作しやすいデザインか】
- 左足の甲部分に補強があると、シフトチェンジ時に疲れにくい
- 適度に柔軟なソールなら、操作がスムーズ
【適度なフィット感があるか】
- 紐タイプ、ベルクロタイプ、BOAシステム(ダイヤル調整)など、自分に合ったフィット感のものを選ぶ
- 紐タイプの場合は、ライディング中にほどけないよう注意
防水性・防寒性のチェック(天候対策)
長距離ツーリングや突然の雨にも対応できるシューズを選ぶのもポイントです。
【防水機能があると安心】
- GORE-TEX(ゴアテックス)やDrymaster(ドライマスター)素材なら、防水性と透湿性を両立
【冬用なら防寒性・保温性を重視】
- 冬場は防風・防寒機能が備わったシューズがおすすめ
- インナーソールが暖かいタイプや、防風素材を採用したものを選ぶ
街乗りやツーリング向けのデザインを選ぶ
最近では、普段使いもできるおしゃれなバイクシューズも増えています。用途に合わせてデザインを選びましょう。
- 街乗り向け → スニーカータイプのライディングシューズ
- ツーリング向け → プロテクション性が高いツーリングブーツ
- スポーツ走行向け → レーシングブーツ(サーキット対応モデル)
おすすめのバイクシューズ
ここでは、安全性・快適性・デザイン性を兼ね備えたおすすめのバイクシューズを紹介します。
街乗り・ツーリング兼用のバイクシューズ
RSタイチ RSS011 DRYMASTER コンバットシューズ
- 防水透湿素材「DRYMASTER」採用で雨の日も快適
- くるぶし・つま先・かかとにプロテクター内蔵
- BOAシステムで簡単にフィット調整が可能
コミネ BK-092 プロテクトライディングスニーカー
- スニーカー感覚で履けるデザインながら、安全性能も◎
- シフトパッド付きでシフト操作が快適
- 反射材付きで夜間の視認性も確保
Alpinestars CR-X Drystar Riding Shoes
- スポーティなデザインで普段履きも可能
- Drystar防水透湿素材で雨の日も安心
- 柔らかいソールで歩きやすく、長距離ツーリング向き
本格的なツーリング・アドベンチャー向けブーツ
GAERNE G-ADVENTURE バイクブーツ
- オフロードや長距離ツーリングに最適なハイカットブーツ
- 防水性と耐久性に優れたレザー製
- 3本のバックルでしっかりホールドし、足首を守る
Daytona ゴアテックス ロングツーリングブーツ
- GORE-TEX素材採用で完全防水&高い透湿性
- くるぶし・かかと・つま先のプロテクター完備
- 長距離ツーリング向けの快適設計
Dainese Torque 3 Out Boots
- サーキット走行にも対応したハイエンドレーシングブーツ
- 転倒時の捻りを防ぐ「D-Axial」システム搭載
- 軽量&高強度のマイクロファイバー製
コスパの良いバイクシューズ
ワークマン ライディングブーツ
- 耐水性・防風性を備えたコスパ最強モデル
- くるぶしパッド付きで安全性も確保
- 5,000円台で購入可能なコストパフォーマンス◎
KOMINE BK-080 防水ライディングシューズ
- 防水・防風機能付きで雨の日でも安心
- シフトガード付きで操作性アップ
- 1万円以下で購入可能なリーズナブルな価格
プロテクター
バイクに乗る際、プロテクターの有無が事故時のダメージを大きく左右します。最近では、ジャケットやパンツに標準装備されているものもありますが、より安全性を高めるために追加のプロテクターを検討するのもおすすめです。ここでは、プロテクターの選び方とおすすめアイテムを詳しく紹介します。
選び方のポイント
プロテクターを選ぶ際は、安全性、装着感、快適性を重視することが重要です。
衝撃吸収性の高いものを選ぶ
プロテクターの主な役割は、事故や転倒時の衝撃を吸収し、ケガを最小限に抑えることです。そのため、耐衝撃性の高い素材を使用したものを選びましょう。
【代表的なプロテクターの素材】
- CE規格(ヨーロッパ安全基準)取得品:高い耐衝撃性能を備えている
- ハードシェルタイプ:強固な外装で衝撃を分散
- ソフトプロテクター(衝撃吸収フォーム):柔軟性があり、衝撃時に硬化してダメージを抑える
装着部位に適したものを選ぶ
バイク用プロテクターには様々な種類があります。装着する部位によって適したタイプを選びましょう。
| プロテクターの種類 |
特徴 |
| チェストプロテクター(胸部) |
胸部を強力に保護し、重大なダメージを防ぐ |
| バックプロテクター(脊椎) |
背骨を守る重要なプロテクター |
| エルボープロテクター(肘) |
転倒時に地面と接触しやすい肘を保護 |
| ニーガード(膝) |
転倒時の衝撃から膝を守る |
| フルアーマータイプ |
全身を保護する一体型 |
フィット感と動きやすさを確認する
プロテクターは安全性が高くても、動きにくいとライディングの妨げになります。
- ジャケットやパンツに装着できるタイプか?
- 体にしっかりフィットし、ずれにくいか?
- 長時間着用しても疲れにくいか?
これらのポイントを確認し、自分に合ったものを選びましょう。
通気性や軽さも重要
夏場のツーリングでは、プロテクターの通気性も重要なポイントです。メッシュ構造のものや、軽量で蒸れにくいものを選ぶと快適に使用できます。
おすすめのバイク用プロテクター
ここでは、安全性と快適性を兼ね備えた人気のプロテクターを紹介します。
胸部プロテクター(チェストプロテクター)
バイク事故で致命傷を受けやすい胸部を守るため、着用を強く推奨されるアイテムです。
RSタイチ STEALTH CE ステルスチェストプロテクター
- CE規格取得の高い衝撃吸収性能
- スリムでジャケットの中に装着しやすい
- 通気性が良く、オールシーズン対応
コミネ SK-682 チェストガード
- しっかりとしたハードシェルタイプ
- 簡単に着脱できるストラップ式
- プロテクション性能が高くコスパ◎
背中用プロテクター(バックプロテクター)
脊椎へのダメージを防ぐために装着が推奨されるアイテム。
Alpinestars NUCLEON KR-2
- 軽量ながらも高い耐衝撃性能
- CEレベル2の安全基準をクリア
- 通気性の高いデザインで快適
Dainese WAVE D1 G バックプロテクター
- 人間工学に基づいたデザインでフィット感◎
- ハニカム構造で通気性に優れる
- 軽量かつ動きやすい
肘・膝プロテクター(エルボー&ニーガード)
転倒時に地面と接触しやすい肘・膝を守るための必須アイテム。
コミネ SK-608 ニーシンガード
- 耐久性があり、しっかり膝を保護
- ストラップ式で簡単装着
- コスパが良く、初心者にもおすすめ
RSタイチ TRV045 エルボーガード
- CEレベル1のプロテクション性能
- スリムで動きやすく、ジャケットの下にも装着可能
- メッシュ素材で通気性が高い
フルアーマータイプ(全身を守るプロテクター)
全身をしっかりと守りたい人には、フルアーマータイプもおすすめ。
コミネ SK-693 ボディプロテクター
- 胸部・背中・肘・膝のフルガード
- 軽量メッシュ素材で快適な着心地
- コスパ抜群で初心者にも◎
Alpinestars BIONIC TECH V2 ジャケット
- モトクロスやサーキット走行にも対応する高耐久モデル
- 体にフィットするデザインでライディングの邪魔にならない
- CEレベル2対応で安全性抜群
レインウェア
バイク用のレインウェアを選ぶ際は、防水性だけでなく、安全性や快適性も考慮する必要があります。以下のポイントを押さえて、自分に合ったレインウェアを選びましょう。
選び方のポイント
防水性能の高さを確認
レインウェアの最も重要な役割は、雨を防ぐことです。以下のポイントをチェックしましょう。
- 耐水圧10,000mm以上が理想:耐水圧が高いほど、強い雨にも耐えられる
- シーム(縫い目)の防水加工:水の侵入を防ぐため、シームテープ加工が施されているものを選ぶ
- 撥水加工があるか:水滴が生地に染み込まず弾かれるため、雨が降っても快適
透湿性のあるものを選ぶ
雨を防ぐだけでなく、蒸れにくいレインウェアを選ぶことも大切です。
- 透湿性5,000g/㎡以上のものが快適:湿気を外に逃がし、ムレを防ぐ
- ベンチレーション(通気口)付き:熱気を逃がしやすく、特に夏場の使用におすすめ
フィット感と動きやすさをチェック
バイク用のレインウェアは、ライディング時の動きやすさも重要です。
- バタつかないデザイン:風で膨らみにくいスリムなシルエットのものを選ぶ
- アジャスター付きのものが便利:袖口や裾が絞れると、雨の侵入を防ぎやすい
- ストレッチ素材なら快適:動きやすく、長時間の着用でも疲れにくい
視認性の高いデザインを選ぶ
雨天時は視界が悪くなるため、他のドライバーからの視認性も考慮しましょう。
- 反射材(リフレクター)付き:夜間や悪天候時でも視認性を確保
- 明るめのカラーが◎:黒やグレーよりも、赤や黄色などの目立つ色が安全
コンパクトに収納できるか
レインウェアは、普段から携帯しておくことが多いので、収納性もチェックしましょう。
- 専用収納袋付きのものが便利
- 軽量で持ち運びやすいデザイン
おすすめのバイク用レインウェア
ここでは、バイク用として特におすすめのレインウェアを紹介します。
高性能レインウェア(防水・透湿性◎)
RSタイチ RSR048 DRYMASTER レインスーツ
- 耐水圧15,000mm・透湿性10,000g/㎡で防水・ムレ防止性能◎
- ストレッチ素材で動きやすく、快適な着心地
- 反射材付きで夜間の視認性も確保
ゴールドウィン Gベクター3 レインスーツ
- 耐水圧20,000mm・透湿性10,000g/㎡で雨でも快適
- しなやかで軽量な生地で着心地抜群
- 袖口・裾にアジャスター付きでバタつきを防ぐ
コスパの良いレインウェア(価格と性能のバランス◎)
コミネ RK-539 レインウェア
- 耐水圧10,000mmでしっかり防水
- 軽量でコンパクト収納が可能
- コストパフォーマンス抜群の人気モデル
ワークマン イージス360°リフレクトレインスーツ
- 耐水圧10,000mm・透湿性5,000g/㎡でコスパ最強
- リフレクター(反射材)を360°配置し、夜間の安全性アップ
- バイク用にも使える高機能モデル
軽量コンパクトなレインウェア(携帯性◎)
モンベル ストームクルーザー レインジャケット
- 耐水圧20,000mm・透湿性25,000g/㎡の高性能
- 超軽量でコンパクトに収納可能(収納袋付き)
- 防風性も高く、ツーリングやアウトドアにも最適
ヘンリービギンズ HBS-005 コンパクトレインスーツ
- 軽量で携帯しやすい設計
- 耐水圧8,000mmで日常使いに最適
- スマホサイズの収納ポーチ付きで持ち運び楽々
防寒性の高いレインウェア(冬でも使えるモデル)
デイトナ ゴアテックス レインスーツ
- 耐水圧30,000mmの最高レベル防水性能
- 裏地付きで防寒性も◎
- 高品質なゴアテックス素材使用で長持ち
ダイネーゼ RAIN MASTER D-DRY
- 防水・防寒機能を兼ね備えたツーリング向けモデル
- 伸縮性のある素材で動きやすさ抜群
- 高級感のあるデザインで長時間着ても疲れにくい
安心で快適にバイクに乗るために

バイクライフは「乗る楽しさ」だけでなく、「安全に乗る」ことが大切です。
今回の記事では、バイク初心者が最初に揃えるべき必須アイテムについて取り上げました。
バイク初心者が最初に揃えるべき必須アイテムは下記の通りです。
- ヘルメット
- ライディングジャケット
- バイクグローブ
- バイクシューズ
- プロテクター
- レインウェア
専用のアイテムを揃えて、快適で安全なバイクライフを楽しみましょう。
2りんかんでは、初めてバイクに乗る方からベテランの方まで、さまざまなバイクユーザーに対応できるよう、多種多様なアイテムを揃えています。
少しでも疑問だなと思うことがあれば、お近くの2りんかんに是非お立ち寄りください。
お近くの店舗を探す>>>https://2rinkan.jp/shop/index_list.html