バイクに乗るときの服装とは?服装を選ぶポイントやバイクの種類別で似合う服装も解説
バイクに乗るときの服装について知りたいと悩んでいませんか?
この記事では「バイクに乗るときの服装とは?」について紹介していきます。
他にも「バイクの服装を選ぶポイント」や「バイクの種類別で似合う服装」についても解説していきます。
ぜひこの記事を参考にして、正しく安全なバイクの服装を選んでみてください。
バイクに乗るときの服装については、以下があります。
それぞれの服装について解説していきます。
ヘルメットの着用は、公道を走行する際には道路交通法第71条により義務付けられているので、バイク走行するのであれば必ず着用しましょう。
安全性を重視するなら、日本国内の以下の安全基準を満たしたヘルメットを選ぶことが重要です。
上記の基準を満たしたヘルメットにはそれぞれのマークが付いており、購入前に確認するのをおすすめします。
また、ヘルメットには使用期限があり、多くのメーカーが推奨する交換時期は3年で、安価な中古品を購入することは避けるべきです。
このように、ヘルメットは頭部を保護する重要な装備になるので、安全基準を満たした国産のヘルメットを選ぶことがおすすめです。
バイクに乗る際の服装として、ライディングジャケットがあります。
ライディングジャケットは、運転姿勢に合わせてデザイン・裁断されており、動きやすく疲れにくい特徴があります。
また、転倒や事故時に備えたプロテクターや防風・防水性能、夜間の安全性を確保する反射材も備えています。
ジャケットは肌の露出を防ぎ、風や日差しによる疲労を軽減し、転倒時の肌擦れを防ぐ役割も果たしています。
素材には合皮や革などがありますが、耐久性や肌の保護の面から考えると革のジャケットが推奨されます。
近年では、バイクに乗っていない時でも違和感のないデザインが増えているので、ファッションの一部としても楽しむことができます。
二輪車の事故でもっともよく見られる致命的な損傷は、頭部損傷に続いて胸部損傷になるので、プロテクターをしっかりと着用するようにしましょう。
ライディングジャケットには、標準で胸部プロテクターが装備されているものや、後付けできるスペースがあるものなどがあります。
また、インナープロテクターを着用することで、アウタージャケットに防護性を求める必要がなくなり、ファッションの選択肢も広げることが可能です。
このように、プロテクターは衝撃から身体を保護する装備になるので、安全にバイクに乗るためにも、必ず着用するようにしましょう。
バイク走行中にグローブを着用することで、手を振動や風から保護し、手の疲労を軽減することもできます。
グローブには革製のものや指先が露出したタイプ、メッシュタイプなどさまざまな種類があります。
通気性の高いグローブも季節に応じて選ぶことができますが、より高い安全性を求める場合は革製でプロテクターが装備されたものを選ぶのが良いでしょう。
また、スマートフォンやナビゲーションシステムなどの操作が必要な場合は、タッチパネル対応のグローブを選択することをおすすめします。
さらに、転倒時に打撲しやすい拳の部分には、プロテクターが付いているタイプであれば、安全性を高めることができます。
バイク専用のパンツは、ジャケット同様に特別に設計されており、快適にバイク走行ができます。
具体的に、バイク専用パンツは乗車中のポジションや動きに合わせて作られており、通常のズボンよりも長い丈や膝のプロテクター、耐摩耗性や耐引裂性などの特徴があります。
最近では、伸縮性のある素材を採用したものが増えており、ライディング中の不快感を軽減し、膝関節などの負担を軽減することが可能です。
素材には、デニムや革などさまざまなものがありますが、耐久性の高いものを選ぶことが重要です。
最近では見た目にも普通のパンツに近いデザインのものもあります。
ライディングシューズは、足先やくるぶし、かかと部分にプロテクターが内蔵されており、シフトペダルとの接触部分は耐久性が高く作られている特徴があります。
また、滑りにくいように靴底には耐油性ラバーソールが使われることもあります。
転倒時の保護のために特にくるぶしを重視し、一般的なスタイルはハイカットシューズです。
ライディングシューズの種類には、シューズタイプとブーツタイプの2種類があります。シューズタイプは歩行時の快適さから人気がありますが、一方でスタイルや安全性を重視してブーツタイプを選ぶ方も多いです。
バイクの服装を選ぶポイントについては、以下があります。
それぞれのポイントについて解説していきます。
バイクを走行中に、風が直接体に当たると、体温を奪ってしまい、疲れを誘発してしまうので、なるべく肌を露出しないようにしましょう。
人間の体は暑さには比較的耐性がありますが、冷えにはあまり強くないのも事実です。
実際に、半袖では日焼けによって火傷をしてしまう可能性があり、ツーリング中に肌が火傷してしまうケースも少なくありません。
自動車とは異なり、バイクは周囲を保護するものがないので、転倒してしまうと、肌が直接ダメージを受けるため、大怪我につながる可能性があります。
このように、バイクの服装では肌を保護し、大怪我を防ぐためにも、長袖と長ズボンの着用をするようにしましょう。
また、適切なプロテクターやライディングジャケットの使用も重要です。これらは転倒時の衝撃を吸収し、骨折や擦り傷などの怪我を軽減する役割を果たします。
さらに、ヘルメットやグローブ、ブーツなどの保護具も必須です。これらの装備を揃えることで、安全かつ快適にバイクを楽しむことができます。
バイクでの服装を選ぶ際には、予期せぬ転倒に備えて、関節部分を守る服装を選ぶようにしましょう。
実際に、バイクで転倒を想定して、ダメージを受けやすい箇所を効果的に保護してくれる装備を選ぶことで、怪我のリスクを最小限に抑えることができます。
頭部の保護はもちろんのこと、手を保護するためにグローブもしっかりと選びましょう。
また、肘や膝の関節部分は、転倒時に最初に地面と接触する可能性が高いので、関節部分をしっかりと保護してくれる装備を選ぶことも重要です。
バイクでの服装を選ぶ際には、予期せぬ転倒に備えて、関節部分を守る服装を選ぶようにしましょう。
実際に、バイクで転倒を想定して、ダメージを受けやすい箇所を効果的に保護してくれる装備を選ぶことで、怪我のリスクを最小限に抑えることができます。
頭部の保護はもちろんのこと、多くの人が手を保護するためにグローブもしっかりと選びましょう。また、肘や膝の関節部分は、転倒時に最初に地面と接触する可能性が高いので、関節部分をしっかりと保護してくれる装備を選ぶことも重要です。
これにより、安全性がさらに向上し、万が一の事故でも大きな怪我を防ぐことができます。
バイクに乗る際には、常に屋外で運転することになるので、季節に応じた服装を準備することが不可欠です。
次項では、夏と冬のバイクの服装について説明していきます。
夏は気温が上昇し、汗をかきやすくなりますが、暑いからといって半袖Tシャツのみでバイクに乗るのは避けましょう。
なぜなら、万が一の転倒時に大きな怪我をする可能性が高くなったり、風が直接肌に当たることで体温が奪われ、体が冷えると疲労も増してしまうことが挙げられます。
例えば、メッシュ素材の服を選ぶことで、網目状の素材で通気性と速乾性が高く、快適な着用感を得ることができます。
さらに、シャツ用の冷却スプレーをシャツに施すことや首にクーリングタオルを巻くことで、夏の暑さを和らげることが可能です。
冬季には体温がすぐに下がってしまうので、十分な保温性を備えた服装を選ぶことが重要です。
気温が下がると、空気は常に高い温度から低い温度へと流れる性質があるので、服装に隙間があると冷たい空気がすぐに侵入してしまいます。
寒さを防ぐためにも、厚手のインナーを重ね着したり、風を通さない密閉性の高いジャケットを選んだりすることが効果的です。
また、高価ですが、ゴアテックス素材のジャケットは特におすすめです。
服装以外でも、バイクにグリップヒーターやナックルガードを取り付けることで、手の凍えを防ぐことができます。
さらに、腰やポケットに携帯用カイロを貼ることで疲労感や筋肉痛防止に繋がります。
バイクの種類別で似合う服装については、以下の種類があります。
それぞれの種類について解説していきます。
スポーツバイクに合う服装は、スポーツ走行に適した革ツナギの服装が似合います
実際に、スポーツ走行では、革ツナギや革グローブ、ブーツの装備が必須となりますが、一方で街中の走行やツーリングなどでは、カジュアルな服装でも問題ありません。
多くの、バイク専用の革ツナギは、新しいデザインも多くあり、現代風のファッションとも相性が良いといえます。
このように、スポーツバイクには、スポーティーなライディングジャケットを合わせるとバランスが取れます。
ネイキッドバイクは、カジュアルなファッションからアメリカンなレザーファッションまで、幅広い服装の選択肢があります。
通勤や通学にはカジュアルなスタイルで、ツーリングならレザーファッションとの相性が良いといえます。
また、スポーツ走行なら革ツナギがおすすめです。
さらに、ネイキッドバイクは、カウルのないエンジンが露出しているバイクなので、多くの人が街乗りに使用し、カジュアルなバイクウェアとも相性が良いといえるでしょう。
ネイキッドバイクは、幅広い服装の選択肢があります。通勤や通学にはカジュアルなスタイルが適しており、ツーリングではレザーファッションが特に相性が良いと言えます。
また、スポーツ走行には革ツナギが最適です。ネイキッドバイクはエンジンが露出しているため、街乗りにも多く使用され、カジュアルなバイクウェアとも良く合います。
アメリカンバイクでは、レザージャケットやレザーパンツなど、クールなイメージのレザーファッションが似合います。
例えば、レザージャケットにはジーンズとブーツを合わせるのが定番といえるでしょう。
また、アメリカンバイクは車高が低く、ホイールベースが長いのが特徴なので、フィット感のあるものやスポーティーなジャケットよりも、少しゆったりめの服装が合っています。
オフロードバイクでは、アウトドアスタイルのウェアを好んで着用している方が多くみられます。
全身を保護するために専用の装備を身につけることが基本ですが、街中での使用ではカジュアルなファッションでも合わせやすいといえるでしょう。
また、オフロードバイクはネイキッドやアメリカンよりも転倒のリスクが高くなるので、全身にオフロード用のプロテクターを装着することが推奨されています。
バイクの服装での注意点については、以下があります。
それぞれの注意点について紹介していきます。
バイクで長距離ツーリングに行く際には、レインウェアは持っていくようにしましょう。
雨天時にバイク走行してしまうと、体温が下がり体調を崩す可能性もあるので、レインウェアを持っておけば快適に走行することができます。
また、雨天時は視界が悪くなるので、明るい色や反射素材が付いているレインウェアを選ぶことで、他の車両に自分の存在をアピールすることにもつながります。
晴れていたはずが急に雨が降り出すこともあるので、そのような状況に備えて、常にレインウェアを携帯しておくことをおすすめします。
バイクに乗る際に体にフィットした服装を選ぶことは、安全性や快適性を確保するために非常に重要です。
ジャケットやパンツなどのバイクウェアは、身体に密着していることで風の抵抗を減らし、高速走行時にも安定した姿勢を保つのに役立ちます。
また、プロテクターがしっかりと身体に密着させることができるので、事故時の衝撃を吸収しやすくなります。
このように、体にフィットした服装を選ぶことは、バイクを安全かつ快適に運転する上で重要といえるでしょう。
今回は、バイクに乗るときの服装や服装を選ぶポイントを紹介しました。
バイクの服装を選ぶポイントについては、以下があります。
また、バイクの服装での注意点を把握しておくことで、バイク走行中に事故を防ぐことにもつながります。
今回の記事を参考にして、自分に合ったバイクの服装を選びましょう。
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