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リターンライダーにおすすめのバイク10選!40代・50代のための選び方も解説

40〜50代になって、若い頃に乗っていたバイクへの情熱を取り戻す「リターンライダー」が増えています。

生活や収入が落ち着き「夢だったあのバイクにも今なら乗れる」と考えたら、心が踊りますよね。最新のバイクも魅力的なものが多く、目移りしてしまうことでしょう。

この20年あまりで、バイクの性能や環境は大きく様変わりしています。今の自分に合ったバイクを見つけるのはなかなか難しいもの。

この記事では、タイプ別の特徴、選び方のポイントを解説した上、おすすめのバイク10選を網羅しています。あなたにぴったりの一台がきっと見つけられるでしょう。

2度目のバイクライフで最高のスタートを切るために、ぜひ参考にしてみてください。

リターンライダーが気をつけたいこと

長年バイクから離れていたリターンライダーにとって、再びバイクに乗る上で注意したほうが良いことがいくつかあります。安全にバイクライフを楽しむためにも、しっかりと確認しておきましょう。

具体的なポイントは以下の3点です。

ブランク期間を考慮して体力や運転技術を再確認

長年のブランクがあると、体力や運転技術が以前とは変わっている可能性があります。特に40代、50代のライダーは、若い頃と比べて反射神経や筋力が低下している可能性があります。昔は簡単にできていた動作も、今は苦労するかもしれません

これは当然のことなので、焦らず徐々に感覚を取り戻していくことが重要です。最初は近場をゆっくり走る練習から始めて、徐々に距離や速度を上げていくと良いでしょう。

最新の車両性能と交通ルールを確認

バイクの性能や交通ルールは常に進化しています。現行機種を購入する場合は、乗車前にすべての操作方法を確認しましょう。また、4輪の自動車を日常的に運転している人でも、2輪にまつわる交通ルールを再確認しておくことをおすすめします。

最新のバイクには、スマートフォンとの連携機能や、高度な電子制御システムが搭載されているものも少なくありません。走行モード切替やブレーキ周りの機能について理解していないと、便利さが活かせないだけでなく危険が生じてしまう可能性があります。

対歩行者ルールの厳密化やあおり運転対策で、バイクでもドライブレコーダーの装着が一般的になっています。スマートフォンと連携できるモニターなども存在しますが、走行中の使用は違反となり、重大な危険が伴います実際に公道で使用する前に、使い方について確認しておいたほうが良いでしょう。

交通ルールの確認については、警察庁や各都道府県警察のウェブサイトで最新情報を確認できます。リターンライダー向けの特別講習を実施している地域もありますので、一度確認してみてください。

家族の理解を得ることが重要|バイク保険や安全講習も検討

バイクは趣味として楽しむものですが、安全面を考えると家族の理解と協力は欠かせません。自分の安全のためだけでなく、家族を安心させるためにも、しっかりと話し合うのが良いでしょう。

特に、子育てが一段落した40代、50代のリターンライダーの場合、配偶者や子どもたちの心配は大きいかもしれません。家族と一緒にバイクショップに行き、安全装備の説明を聞くなど、家族も巻き込んでバイクライフを始めるのがおすすめです。万が一の事故に備えて、バイク保険への加入も検討しましょう。

安全運転講習に参加することも、運転技術の向上だけでなく、家族の安心感にもつながるためおすすめです。ホンダの「ライディングスクール」や、ヤマハの「大人のバイクレッスン」など、メーカーやショップによるスクールが各地で開催されています。

リターンライダーのバイク選び4つのポイント

リターンライダーがバイクを選ぶ際には、以下の4つのポイントに注目して選ぶことをおすすめします。

体への負担が少ない乗車ポジション|見た目と乗り心地のバランス

長時間のライディングでも疲れにくい、自分に合った乗車ポジションのバイクを選びましょう。見た目の好みだけでなく、実際に試乗して、長時間乗っても疲れにくいバイクかどうか確認することが大切です。

特に、レーサータイプに乗りたい40〜50代の方は慎重に選んでください。本気の前傾姿勢を取り続けることは、20代の頃よりもはるかに苦しく感じる場合が多いです徐々に慣れてはきますが、バイクが原因で体を痛めてしまっては元も子もありません。

できれば30分は試乗で走ってみて、手首や肩、首、腰の負担がどの程度に感じられるか確かめると良いでしょう。つらく感じる場合は、無理せず乗車姿勢の楽なモデルを検討することをおすすめします。

取り回しやすさ|自分の体力と相談

バイクの取り回しやすさは、街乗りや駐車場での移動など、日常の多くの場面に影響します。安心してバイクに乗るために、自分の体格や体力に合った車格を選びましょう。

取り回しやすさを決定する主な要因は、車体重量と足つきの良さです。同じ排気量でも、重量には幅があります。例えばホンダのCB400SFは約200kg、ヤマハのSR400は約180kg。数kgの差でも、大きく違いを感じる場合があります。

足つきに関しては、両足のつま先が地面に着く程度が理想的です。ポイントは、シート高だけでは実際の足つきは判断できないということ。シート高が同じでも、車体の幅によって足つきの良さはかなり違って感じられます

アップハンドルやローダウンシートによって調整できるケースもありますが、調整範囲には限界があります。基本的には、店頭でまたがって無理なく乗れると感じられるものを選ぶのが良いでしょう。

現行車種or旧車|パーツ供給がポイント

長くバイクに乗り続けるためには、パーツ供給が安定している車種を選ぶことが重要です。現行車種であればパーツ供給に困ることは少ないですが、旧車の場合は、修理の際にパーツが手に入らないケースが少なくありません。

多くのリターンライダーは、若い頃に乗っていた懐かしいモデルや、憧れていた旧車に魅力を感じることでしょう。生産終了しているモデルでも、人気のある車種はパーツ供給が比較的安定しています。しかし、一般には多くの旧車オーナーが交換パーツの少なさに悩んでいますので、古いバイクほどバイクほどメンテナンスの難易度は上がると考えるべきでしょう。

旧車を求める場合は、故障の頻度や修理の困難さを受け入れる覚悟と経済的な余力が必要になることを念頭に置いて判断してください。

安全装備は新しい方が良い|後付けで補完も検討

バイクに乗る上で何よりも大切なことは、安全に乗車を終えること。バイクの安全装備は急速に進化しています。

例を挙げると、以下のようなものがあります。

「そんなの必要かな?」と思っても、実際に走行してみると効果を実感することができるでしょう。その上安全装備が真価を発揮するのは緊急の状況下です。本当に必要になってから後悔しても間に合いません

乗りたいバイクに乗ることはもちろん大切ですが、安全装備に関しては「あるに越したことはない」「新しければ新しいほど良い」と考えてください。

上記4点の安全装備は、車両に予めついている装備が殆どですが、後方安全支援パーツやドライブレコーダーなどは、後付で装備できるので検討することをおすすめします。また、エアバッグ内蔵のジャケットやプロテクターなど、身につける装備品でも補うことができます。

タイプ別の選び方と注意点

バイクには様々なタイプがあり、それぞれ特徴やメリット・デメリットが異なります。

ここでは、以下の代表的なバイクタイプについて特徴を解説します。

ネイキッド

ネイキッドバイクは、バイク本来のシンプルなデザインを持ち、エンジンがむき出しになっているスタイル。最もバイクらしい形とも言えるため、ネイキッドに回帰するリターンライダーは多いでしょう。操縦性に優れ、街乗りからツーリングまで幅広く扱いやすいバイクです。風の抵抗を受けやすいため、高速走行時にはやや疲れやすい点がデメリット。

現行機種では、後述するストリートファイターに寄せた攻撃的でスポーティーなスタイリングが増えており、往年のライダーはやや戸惑うポイントかもしれません。

ツアラー

ツアラータイプは、長距離ツーリングに最適なバイクです。大きな燃料タンクや快適なシート、高い積載能力を備えているため、長時間のライディングでも快適に過ごすことができます。エンジンは低回転域でのトルクが豊富で、なおかつ高速道路での安定性も高い設計。ただし車体が大きく重量もあるため、取り回しが難しい場合があります。

かつてのスポーツツアラーはレーサータイプとほとんど見分けの付かないもの(ホンダのVFR800など)が多くありましたが、近年のツアラーは欧州のオフロード車に近いスタイリングが増えています。

SS(レーサーレプリカ)タイプ

スーパースポーツとも呼ばれ、レーシングバイクのような外観と性能を持つバイクです。高速走行が得意で、スポーティな走りを楽しむことができますが、その反面、前傾姿勢での乗車ポジションは長時間のツーリングには向いていません。また、エンジンパワーが高いため、リターンライダーには扱いにくい場合があり、初心者や久しぶりにバイクに乗る方にはおすすめできないこともあります。

オフロード/アドベンチャー

オフロードバイクは、未舗装路や山道など、通常のバイクでは走行しにくい場所を走ることができるバイクです。アドベンチャーバイクは、オフロード性能に加えて長距離ツーリングにも対応したモデル。高い車高と長いサスペンションストロークが特徴です。

アウトドアが好きなリターンライダーに最適ですが、オンロードでの快適性はやや劣ることがあります。本格的な林道を走りたい人以外は、完全なオフロードバイクよりもアドベンチャー寄りのタイプを選ぶのが良いでしょう。リターンライダーに人気のモデルが多数存在するタイプです。

クルーザー

アメリカンと呼ばれることも多いクルーザーバイクは、低いシート高とゆったりとしたライディングポジションが特徴のバイクです。長時間のクルージングに適しており、低回転域でのトルクが豊富なエンジンを搭載しています。見た目も重視したクラシックなデザインが魅力で、ハーレーダビッドソンなどのアメリカンバイクが代表的。足つきは良いですが、決して小回りの利くタイプではありません。

V型エンジンの重厚なサウンドを楽しみながらゆったりとクルージングするスタイルは、大人のリターンライダーにぴったりです。

旧車・クラシックバイク

憧れを実現させるべく、旧車を狙っているリターンライダーも多いのではないでしょうか。レトロなスタイルを持つ往年の名車は人気が高く、車種によっては現行の新車以上の高値で取引されています。

現行機でも、レトロなデザインと現代の技術を融合させた「ネオ・クラシック」と呼ばれるバイクが人気を博しています。こちらは旧車のスタイルを踏襲しながら、最新の安全装備が搭載されていることが大きなメリット。

「本物のクラシックバイクに乗りたい」という方は、車種によっては維持することにかなりの覚悟と資金が必要です。

ストリートファイター

ストリートファイターは、見た目上はネイキッドバイクをよりアグレッシブにしたようなスタイルです。日本では近年急速にメジャーになってきたタイプ。初期のストリートファイターには、トライアンフのスピードトリプルやカワサキZ1000があります。欧州の若いライダーたちがレース用バイクのカウルを外し、マッシブなスタイルを好んだことに端を発しています。

近年ではネイキッドに代わる人気と勢いがあり、両者の境目はかなり曖昧になっています。多くのリターンライダーにとっては、「これをネイキッドと呼ぶのは抵抗があるな…」と感じるものはストリートファイターと思っておけば良いでしょう。

復帰1台目はネイキッドかツアラーがおすすめ

人それぞれに乗りたいバイクのタイプがあるとは思いますが、あえて言うならば1台目はネイキッドかツアラーがおすすめです。

理由は、そのいずれかで安全なライディングの勘を取り戻せば、ほかのどんなタイプにでも移りやすいから。その他のタイプは、汎用性と実用性の面でどうしても劣ります

特にスーパースポーツやオフロード車は、いわば「尖ったバイク」。日常の用途とはかけ離れた、特殊な用途に特化して性能を進化させているタイプです。サーキット走行をするならSS、林道を楽しむならオフ車が適していますが、久々のバイクで最初からサーキットや林道を攻めるのはリスクが大きいのです。

大型のアメリカンクルーザーは大人の憧れとも言えますが、狭くて発進・停止の多い日本の道路事情にマッチしているとは言い難く、取り回しに苦心することもしばしば。トラブルの多い旧車は言わずもがなでしょう。

ネイキッドの中にも、スポーツ寄りの車種もあればクルーザー寄りのものもあり、それらの中から自分が乗りたいタイプに近いモデルを選びましょう。極端なタイプを望む場合は、十分に自信が付いてから2台目として検討することをおすすめします。

ネイキッドバイクおすすめ5選

シンプルで乗りやすいネイキッドバイクは、リターンライダーにもおすすめです。様々なメーカーから幅広い排気量の車種が販売されているため、自分にぴったりの一台が見つかるでしょう。

1. ヤマハ XSR125

引用:ヤマハ発動機

排気量 124.7cc
最高出力 11kW(15PS)/10,000rpm
最大トルク 12Nm(1.2kgf・m)/8,000rpm
車両重量 137kg
シート高 810mm
燃料タンク容量 10L
燃費 60.3km/L(60km/h定地走行時)

XSR125は、2023年12月に日本国内で正式に発売されました。このモデルは、XSRシリーズの「ネオレトロ」なデザインを継承しつつ、初心者にも扱いやすい特性を備えています。軽量で扱いやすく、街乗りからツーリングまで幅広く活躍します。燃費性能にも優れており、経済的なバイクライフを送りたい方にもおすすめです。

2. ホンダ CB400SF

引用:本田技研工業

排気量 399cc
最高出力 41kW(56PS)/11,000rpm
最大トルク 39N・m(4.0kgf・m)/9,500rpm
車両重量 201kg
シート高 755mm
燃料タンク容量 18L
燃費 31.0km/L(60km/h定地走行時)

「スーフォア」の愛称で親しまれるCB400SFは、1992年の初登場以来、28年以上にわたって生産され続けた人気モデル。2022年10月に生産終了となりましたが、中古市場でも高い人気を誇っています。

直列4気筒エンジンは、低回転から高回転まで滑らかな出力特性を持ち、街乗りから高速道路走行まで幅広く快適に走れます。ライディングポジションは、ネイキッドバイクの中でも特に快適と言えるでしょう。

3. スズキ SV650

引用:スズキ株式会社

排気量 645cc
最高出力 53kW(72PS)/8,500rpm
最大トルク 63N・m(6.4kgf・m)/6,800rpm
車両重量 199kg
シート高 785mm
燃料タンク容量 14L
燃費 34.8km/L(60km/h定地走行時)

SV650の最大の特徴は、水冷の90°Vツインエンジンです。低回転域では独特の鼓動感を味わえると共にトルクフルで扱いやすく、中回転域は力強く立ち上がり、高回転域では伸びのあるパワーを発揮します。軽量コンパクトな車体設計で、車両重量は199kgと大型バイクにしては軽量。軽量さとスリムな車体から生まれる加速性能や軽快なハンドリングが、多くのライダーに支持されています。

乗車ポジションはやや前傾ですが、ハンドル位置が高めに設定されているため、長時間の走行でも比較的疲れにくいでしょう。

4. カワサキ Z900RS

引用:株式会社 カワサキモータースジャパン

排気量 948cc
最高出力 82kW(111PS)/8,500rpm
最大トルク 98N・m(10kgf・m)/6,500rpm
車両重量 215kg
シート高 800mm
燃料タンク容量 17L
燃費 28.5km/L(60km/h定地走行時)

Z900RSは、2017年に発売されて以来、レトロスポーツカテゴリーの定番モデルとしての地位を確立しています。最大の魅力は、Z1をオマージュしたクラシカルなデザインと、現代的な走行性能を高次元で両立させていること。エンジンは948cc並列4気筒を搭載し、低中回転域でのトルクフルな特性と高回転域までスムーズに回る特性を実現しています。

レトロなデザインのバイクに乗りたいけど性能にもこだわりたい、というリターンライダーにおすすめ。所有感を満たしてくれる一台と言えるでしょう。

5. ホンダ CB1300SF

引用:本田技研工業

排気量 1,284cc
最高出力 83kW(113PS)/7,750rpm
最大トルク 112N・m(11.4kgf・m)/6,250rpm
車両重量 266kg
シート高 790mm
燃料タンク容量 21L
燃費 28.0km/L(60km/h定地走行時)

CB1300SFは、1998年に初代モデルが登場して以来、大型ネイキッドバイクの定番として長年愛され続けています。2021年にはフルモデルチェンジを受け、最新の電子制御技術を搭載しつつ、クラシカルな魅力を継承しています。最大の特徴は、1,284ccの大排気量エンジンが生み出す圧倒的なトルクと、それを活かした余裕のある走り。低回転域から力強いトルクを発生し、高速巡航時の安定性も抜群です。

乗車ポジションはやや前傾した自然な姿勢で、長時間の走行でも疲れにくいです。シート高も790mmと比較的低めに設定されており、大型バイクながら足つき性に優れています。これは、体力に不安のあるリターンライダーにとって大きなメリットとなるでしょう。

ツアラーバイクおすすめ5選

快適な長距離ツーリングを楽しむなら、ツアラーバイクがおすすめです。積載性や快適装備が充実しており、長距離走行でも疲れにくい設計になっています。

1. カワサキ VERSYS-X 250 ツアラー

引用:株式会社カワサキモータースジャパン

排気量 248cc
最高出力 24kW(33PS)/11,500rpm
最大トルク 21N・m(2.1kgf・m)/10,000rpm
車両重量 183kg
シート高 815mm
燃料タンク容量 17L
燃費 30.0km/L(60km/h定地走行時)

ヴェルシス-X 250 ツアラーは、250ccクラスのアドベンチャーツアラーです。軽量で扱いやすく、初心者でも安心して乗ることができます。

Ninja 250と同系統の並列2気筒エンジンは、低中回転域でのトルクフルな特性と高回転域までスムーズに回る特性を実現しています。大型のスクリーンやパニアケースなどのツーリング装備も大きな魅力でしょう。

サスペンションのストロークが長く、ちょっとしたオフロードも走破したいというリターンライダーにおすすめです。

2. ホンダ 400X

引用:本田技研工業

排気量 399cc
最高出力 34kW(46PS)/9,000rpm
最大トルク 38N・m(3.9kgf・m)/7,500rpm
車両重量 199kg
シート高 800mm
燃料タンク容量 17L
燃費 41.0km/L(60km/h定地走行時)

400Xは、400ccクラスのアドベンチャーツアラーです。最大の特徴は、オンロードとオフロードの性能を融合した「クロスオーバーコンセプト」。街中から郊外、軽度のオフロードまでオールラウンドにこなす実力を持っています。

エンジンは低中速域に振り気味の特性を持ち、ほどよいペースでの走行に適しています。ライディングポジションは、高めのハンドルによる直立過ぎない自然な前傾姿勢が特徴。長時間の走行でも疲労が少なく、快適なツーリングを楽しむことができます。

安全面では、2022年モデルからフロントフォークが正立式から倒立式に変更され、フロントブレーキもシングルディスクからダブルディスクになりました。

3. ヤマハ トレーサー9 GT

引用:ヤマハ発動機

排気量 888cc
最高出力 88kW(120PS)/10,000rpm
最大トルク 93N・m(9.5kgf・m)/7,000rpm
車両重量 223kg
シート高 820mm
燃料タンク容量 18L
燃費 20.2km/L(WMTCモード値)

トレーサー9 GTは、2023年10月に発売された最新のスポーツツアラー。888cc並列3気筒エンジンが生み出す力強い走りと、長距離ツーリングに適した快適性の高さが特徴です。

セミアクティブサスペンションを標準装備しており、路面状況に応じて減衰力を自動調整します。これにより、長距離ツーリング時の乗り心地が大幅に向上しています。また、アジャスタブルスクリーンやグリップヒーター、クルーズコントロールなど、ツーリングに便利な装備も充実しています。

安全面では、6軸IMUを採用した先進的な電子制御システムを搭載。これには、コーナリングABS、トラクションコントロール、スライドコントロールなどが含まれ、様々な路面状況で安全性を確保します。

4. ホンダ NT1100

引用:本田技研工業

排気量 1,082cc
最高出力 75kW(102PS)/7,500rpm
最大トルク 104N・m(10.6kgf・m)/6,250rpm
車両重量 248kg
シート高 820mm
燃料タンク容量 20L
燃費 30.5km/L(60km/h定地走行時)

NT1100の最大の魅力は、大排気量ならではの余裕ある走りと、長距離走行に適した快適性の高さ。エンジンはCRF1100Lアフリカツインと同じユニットを採用しており、低中回転域でのトルクフルな特性と高回転域までスムーズに回る特性を実現しています。さらに、オプションでDCT(デュアルクラッチトランスミッション)を選択すれば、クラッチ操作不要の変速で渋滞時や長距離走行時の疲労を軽減できます。

快適性に関しては、5段階調整可能な大型ウインドスクリーンや、3段階調整可能なグリップヒーター、クルーズコントロールなど、ツーリングに便利な装備が標準で搭載されています。6.5インチのタッチパネル式液晶メーターは、スマートフォン連携機能も備えています。

安全面では、ホンダセレクタブルトルクコントロール(HSTC)やウイリーコントロールなどの電子制御システムを搭載。様々な路面状況で安全性を確保します。

5. スズキ GSX-S1000GT

引用:スズキ株式会社

GSX-S1000GTは、スズキが「グランドクロスオーバー」と呼ぶカテゴリーのバイクです。GSX-R1000をベースとした998cc直列4気筒のエンジンが生み出す圧倒的なパワー(最高出力150PS)により、スポーティーな走りを楽しむことができます。

もちろん速いだけでなく、電子制御サスペンションを標準装備しており、路面状況や走行モードに応じて減衰力を自動調整。アジャスタブルスクリーンやグリップヒーター、クルーズコントロールなど、ツーリングに便利な装備も充実しています。

まとめ

リターンライダーにおすすめのバイクを、ネイキッドとツアラーの2タイプに絞ってご紹介しました。

バイク選びは、自分のライフスタイルや好みに合わせて慎重に行うことが大切です。

この記事が、新たなバイクライフをスタートさせる上でお役に立てれば幸いです。

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