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バイク改造の基本とおすすめカスタム10選!違法対策も解説

この記事では、上記のような悩みにお応えします。初心者が安心してカスタムを始められるように、基礎知識から具体的なカスタム方法、プロに依頼すべきケースまで徹底解説します。

「改造」というと、初心者には敷居が高く感じるかもしれません。しかし、カスタマイズによって自分だけのオリジナルバイクを作り上げることは、自己表現方法の一つとも言えます。カスタム作業を通じて、バイクのメカニズムに詳しくもなれるでしょう。

正しい知識を持って愛車との関わりをより深めるために、ぜひ最後まで読んでみてください。

バイク改造初心者が最初に確認しておくべきこと

まず、いくつかの重要なポイントを押さえておきましょう。基本を理解することで、安全かつ効果的に仕上げられます。ここでは、以下の4つの項目について詳しく解説します。

改造とは愛車を自分好みにカスタマイズすること

改造とは、バイクの部品や外観を変更することを指します。呼び方としては「カスタム」のほうが馴染みがあるかもしれません。目的は様々ですが、大きく分けて性能向上、快適性向上、そして見た目の変化を楽しむドレスアップがあります。

ハンドルやステップの位置を変更することで、自分の体格に合わせた乗り心地を実現できます。バイクの外観を自分好みにすれば、愛着や所有欲を満たせるでしょう。さらに、エンジンやサスペンションなどの性能を向上させることで、より楽しい走行体験を得ることができます。

カスタムを通じて、バイクへの愛着がより深まり、ライディングの楽しさが倍増することも珍しくありません。ただし、法律や安全性の面で注意すべき点もあるので、慎重に進める必要があります。

自分でできる範囲を知る

バイクのカスタムには、自分でできるものと専門家に依頼すべきものがあります。安全で効果的な改造を行うために、自分でできる作業の範囲を把握しておきましょう。

一般的に、初心者でも比較的簡単に行える改造には以下のようなものがあります。

一方で、エンジンの内部に手を加えるような高度な改造や、フレームの加工を必要とするカスタムは専門的な知識と経験が必要です。エンジンのボアアップやサスペンションの交換などは、間違えると重大な事故につながる可能性があるため、プロに依頼することが賢明です。

違法改造と車検対応について

バイクの改造には法律が関わってきます。違法改造をしてしまうと、罰金や走行禁止となる場合がありますので、改造前に必ず車検に通るかどうかを確認しましょう。特にマフラー交換やフェンダーレス化などは、音量や外観の変更が道路交通法に抵触する場合があります。

また、改造後に車検に通らないと公道で走行できなくなるため、作業をする前に自分のカスタムが法律に適合しているか必ず確認してください。

改造前にバイクの状態を確認する

実際にカスタムをする前に、まずはバイクの状態をしっかりと確認しましょう。改造によってバイクのバランスが崩れてしまい、思わぬトラブルが発生する可能性もあります。

特に、中古バイクを購入して改造する場合は注意が必要です。前のオーナーがどのようなカスタムをしているか分からない場合もあるため、バイクショップなどで点検してもらうことをおすすめします。

初心者におすすめのカスタム部位10選

初心者が手軽に取り組めるカスタムとして、以下の10種類のパーツ交換があります。これらは見た目の変化や、乗り心地の向上に直結するもので、比較的簡単に実施できる作業です。

マフラー交換|排気音とパワーをアップ

マフラー交換は、バイクカスタムの中でも定番中の定番と言えるでしょう。マフラーを交換することで、排気音を変化させたり、エンジンのパワーアップを図ったりすることができます。

マフラー交換のメリットは、大きく分けて以下の3つです。

マフラー交換の際には、車検対応品かどうかを確認することが重要です。音量や排気ガス規制などをクリアしていないマフラーは、車検に通らないだけでなく、違法改造となってしまうため注意してください。

ハンドル交換|ポジション最適化で快適なライディングを

ハンドル交換も、定番カスタムの一つです。ハンドルを交換することで、ライディングポジションを自分に合ったものに変えたり、バイクの操作性を向上させたりできます。

ハンドルには、セパレートハンドル、バーハンドルなどの種類があります。ハンドルの形状や高さによってライディングポジションや操作性が大きく変わるため、自分のバイクに合ったハンドルを選ぶことが重要です。

ハンドル交換の際には、ケーブル類の長さやスイッチボックスの位置などを調整する必要がある場合もあります。初心者の方は、バイクショップなどに相談しながら交換するのが良いでしょう。

ステップ交換|乗車姿勢の変更

ステップを交換することで足つき性を向上させたり、ライディングポジションを調整したりすることができます。特に、身長の低いライダーや大型バイクに乗り始めた初心者にとって、ステップ位置の調整は乗車時の不安を解消する効果的な方法です。

ただし、ステップ交換には注意点もあります。極端な位置変更は車検に通らない可能性があるので、法規制の範囲内で調整してください。ステップ位置を変更することでブレーキペダルやシフトペダルの位置関係も変わるため、それらの調整も必要になります。

ステップ交換は、見た目の変化は少ないものの、乗り心地と安全性を大きく向上させる効果的なカスタムです。初心者の方は、まず専門店でのフィッティングや、調整可能なステップでの試行錯誤をおすすめします。

シート交換|長距離走行も快適に

シートを自分に合ったものに交換することで、乗り心地が大幅に改善します。ゲル素材や低反発素材を使用したシートに替えると、長距離ツーリングでもお尻の痛みを軽減できます。取り付けはシート下のボルトを外すだけの場合が多く、手軽に行えます。

シートには、ローダウンシート、ハイシート、ゲルシートなどの種類があります。シートの形状や素材によって乗り心地が変わるため、自分のバイクに合ったシートを選びましょう。

シート高が変わることで足つき性も変化する可能性があるため、特に取り回しに自信がない場合、高さには注意して選んでください。

ウインカー交換|スタイリッシュに視認性もアップ

ウインカーをLEDタイプやスモークタイプに変更すると、見た目がスタイリッシュになります。また、最新のLEDウインカーは視認性が高く、省電力で長寿命です。交換時は配線の接続が必要ですが、カプラーオンタイプを選べば簡単に取り付けられます。

車検対応品を選ばないと、違法改造となる可能性があるため注意してください。また、配線作業が必要な場合もあるため、電気系統に不安がある場合は専門店に依頼することをおすすめします。

スクリーン装着|風防効果で疲労軽減

スクリーンを装着することで、走行時の風圧を軽減し疲労を減らすことができます。ネイキッドバイクに乗っていて、高速道路での巡航や長距離ツーリングが多いライダーなら特に大きなメリットを感じられるでしょう。あるのとないのとでは、驚くほど快適さが違います。

多くの場合、専用のブラケットやステーを使ってハンドルやヘッドライトに固定するだけで取り付けられます。

フェンダーレスキット|リア周りをスッキリと

フェンダーレスキットの主な目的は、バイクのリア周りをすっきりとさせ、よりスポーティーな外観を実現することです。

純正のリアフェンダーは法規制や実用性を考慮して大きめに設計されていることが多く、バイクの美しいラインを損なっていると感じるライダーも少なくありません。リアフェンダーを取り外すことで、バイクの見た目がスタイリッシュになるだけでなく、軽量化にも繋がります。

ただし、以下の点に注意してください。

グリップヒーター|冬場の走行も快適に

グリップヒーターは、寒い季節のバイク乗りにとって非常に重宝するカスタムパーツです。特に冬場や長距離走行を楽しむライダーにとっては、快適性を大きく向上させる重要なアイテムと言えるでしょう。

グリップヒーターには内蔵タイプと巻き付けタイプがあり、巻き付けタイプのほうが取り付けが簡単なものが多いです。内蔵タイプはグリップの交換と配線作業が必要になりますが、機能性を重視するならこちらを選ぶのが良いでしょう。取り付けはショップに依頼することをおすすめします。

バッテリーへの負荷が増えるため、特に小排気量のバイクでは、バッテリー容量に注意が必要です。

USB電源|スマホ充電も楽々

USB電源の装着は、現代のバイクライフには欠かせない実用的なカスタムの一つです。スマートフォンやナビ、アクションカメラなど、電子機器の使用が一般的になった今日、走行中でも安定した電源供給ができるUSB電源の需要は高まっています。

バッテリーやヒューズボックスから電源を取り、ハンドル周りにUSBポートを設置します。配線作業がありますが、専用のハーネスキットを使えば簡単に取り付け可能です。

エアフィルター交換|吸気効率アップ

純正のエアクリーナーボックスをパワーフィルターなどに交換すると、エンジンの吸気効率が向上し、パワーアップが期待できます。

エアフィルターは、エンジンに吸い込まれる空気を綺麗にする役割を担っています。エアフィルターが汚れていると、エンジンの吸気効率が悪くなり、パワーダウンや燃費悪化の原因となります。

取り付け作業の難易度はバイクの種類やエアクリーナーボックスの構造によって異なりますが、多くの場合、基本的な工具があれば自分で取り付けることができます。ただし、キャブレターやインジェクションの調整が必要になる場合もあるので、初心者の方は専門店に相談することをおすすめします。

バイク改造で個性を演出!カスタムのアイデアを紹介

バイクをカスタムすると、見た目や性能を自分好みに仕上げることができ、バイクライフの満足感が高まります。このセクションでは、外装系カスタム、性能系カスタム、そして快適性をアップさせるカスタムのアイデアを紹介します。

外装系カスタム|バイクの見た目を変えて個性を出そう

外装系カスタムは、バイクの見た目を大きく変えることができるカスタムです。塗装やステッカーなどで、自分だけのオリジナルデザインを作り上げることができます。

カラーリング

バイクの外観を大きく変えたい場合、カラーリングの変更が最も効果的です。塗装やラッピングによって、全く違った雰囲気のバイクに生まれ変わらせることができます。

カラーリング変更の方法には主に以下のようなものがあります。

塗装はプロに依頼することが一般的ですが、自分で行うことも可能です。スプレーや塗料を使って手軽にできるDIY塗装キットも市販されています。

カラーリングによってバイクの印象が大きく変わるので、色選びは慎重に行いましょう。

ステッカー/デカール

ステッカーやデカールは塗装よりも簡単でコストが抑えられるため、誰でも気軽に行えます。好きなデザインを選んで貼るだけで、バイクの雰囲気がガラリと変わります。オリジナルのステッカーを作成すれば、さらに個性的に仕上げられるでしょう。簡単に貼り替えができるため、気分やシーンに合わせてデザインを変えるのも楽しみ方の一つです。

品質の低いステッカーを使用すると、剥がれやすかったり塗装を傷める可能性があるため注意してください。

ライト類

ライト類のカスタムも、バイクの見た目を変えるために効果的な方法です。特に、ヘッドライトやウインカー、テールランプをLEDに変更すると、スタイリッシュで近未来的な雰囲気が出せます。LEDは省エネで長寿命というメリットもあるため、見た目だけでなく機能性も向上させることができます。

性能系カスタム|バイクの走りを向上させる

性能系カスタムは、バイクの走行性能を向上させることを目的とした改造です。エンジン出力の向上、ハンドリングの改善、制動力の向上など、様々な側面からバイクの性能を高めることができます。ここでは、特に人気の高い3つの性能系カスタムについて詳しく解説します。

サスペンション

サスペンションを高性能なものに交換すると、路面追従性が向上し、コーナリングやブレーキング時の安定性が増します。

価格帯は、簡単なスプリング交換なら数万円から、フルカスタムのサスペンションユニットだと20万円以上することもあります。初心者の方は、まずはスプリングレートの変更や、プリロードの調整から始めるのがおすすめです。

ブレーキ

ブレーキシステムのカスタムは、安全性を高めるだけでなく、ライディングのコントロール性も向上します。特に、ディスクブレーキのキャリパーやパッドを高性能なものに交換することで、制動力が劇的にアップします。初心者でもブレーキパッドの交換は簡単にできるため、まずはそこから始めてみると良いでしょう。

タイヤ

タイヤを自分の走行スタイルに合ったものに変更すると、グリップ力や耐久性が向上します。スポーツタイヤやツーリングタイヤなど、用途に合わせて選びましょう。交換時期を見極めて早めに交換することで、安全性も確保できます。

快適性アップ|ツーリングをもっと楽しく

快適性アップカスタムは、バイクの乗り心地を向上させるためのカスタムです。シートやバックレスト、荷物積載スペースなどを追加することで、長距離ツーリングでも快適にバイクに乗ることができます。

バックレスト

長時間のツーリングでは、背中を支えてくれるバックレストの存在が非常に助かります。腰や背中への負担を減らし、疲労感を軽減するため、特に長距離ライダーにはおすすめです。

クルーザータイプのバイクなら、外観的な相性が特に良いでしょう。シートに簡単に取り付けられるタイプもあります。

荷物積載

ツーリング時の荷物積載能力を向上させるカスタムは、旅の自由度を大きく高めます。パニアケース、トップケース、タンクバッグなどの装着により、十分な荷物を安全に運ぶことができます。

自分のバイクの走行スタイルや積載する荷物の量に合わせて、適切な荷物積載方法を選びましょう。

ETC車載器

ETC車載器を装着することで、高速道路の料金所をスムーズに通過することができます。ETC車載器は、料金所を通過する際に自動的に料金を支払うことができるシステムです。

ETC車載器を装着することで、料金所での停車時間が短縮され、スムーズなツーリングを楽しむことができます。

バイク改造の基本的な手順と必要な工具

バイク改造を始める際は、事前の計画と適切な工具の準備が重要です。特に初心者が無理なく安全に作業を進めるためには、基本的な手順をしっかり把握しておくことが不可欠です。このセクションでは、改造の流れと必要な道具について詳しく説明します。

ステップ1. 改造プランを綿密に立てる

バイク改造に取り掛かる前に、まずは何をどのように改造するかのプランを立てましょう。プランをしっかり立てることで、無駄な時間やコストを抑えられます。具体的には、以下のポイントを押さえるようにしてください。

初心者の場合は、簡単に取り組めるカスタム部位(マフラー、シート、ハンドルなど)から始めるのが良いでしょう。少しずつカスタムを進めて場合でも、最終的にどんな形にしたいのかイメージを固めておくことが重要です。行き当たりばったりにパーツを取り付けていくと、一貫性のないカスタム車になってしまいがちです。

ステップ2. 必要な工具とパーツを準備

改造プランが決まったら、必要な工具とパーツを準備しましょう。工具はホームセンターやバイク用品店で購入することができます。

最低限必要な基本工具は、以下の通りです。

これらに加えて、改造内容に応じた専用工具が必要になる場合があります。

パーツは、バイク用品店やインターネット通販で購入することができます。パーツを購入する際は信頼できるメーカー品を選び、自分のバイクに適合するかどうかを確認しましょう。

ステップ3. マニュアルを参考に慎重に作業

工具とパーツが揃ったら、いよいよバイク改造作業開始です。作業を行う前に、必ずバイクの取扱説明書をよく読みましょう。

取扱説明書には、バイクの構造や部品の名称、そして各部のメンテナンス方法などが詳しく記載されています。取扱説明書をよく読んで、バイクの構造を理解してから作業を行うようにしましょう。

また、カスタムパーツにも取扱説明書が付属している場合があります。パーツの取扱説明書もよく読んで、正しい手順で作業を行うようにしましょう。

作業を行う際には、焦らず慎重に進めることが大切です。無理な力を加えたり、間違った手順で作業を行うと、バイクを傷つけたり、故障させてしまう可能性があります。

ステップ4. プロに相談して安全性を確認

どうしても不安が残る部分や、技術的に難しいと感じる改造が出てくることがあります。そういった場合は、無理をせずにショップへ問い合わせ、プロのメカニックに相談しましょう。特にエンジンやブレーキなどの重要な部位に関わる改造は、安全性を最優先に考えるべきです。

また、プロに依頼することで、後々のメンテナンスや車検時に不具合が発生するリスクも減らすことができます。初めての改造に挑戦する際には、少しでも不安を感じたら専門家の助けを借りることが、成功への近道です。

プロに依頼すべきバイク改造とDIYの境界線

バイク改造には、自分でできるものと、プロに依頼した方が良いものがあります。

このセクションでは、プロに依頼すべきバイク改造とDIYの境界線について解説していきます。自分のスキルや知識、そして改造内容などを考慮して、DIYで行うかプロに依頼するかを判断しましょう。

専門的で高度なカスタム作業

バイク改造には簡単な作業から高度な作業まで幅広いものがありますが、自己判断で行うべきではない改造も少なくありません。特にエンジン内部のカスタムやブレーキ周りの作業は、高度な技術が求められ、誤った作業が重大な事故につながる可能性があります。

例を挙げると、以下のような作業はプロに依頼することをおすすめします。

プロに依頼するメリットとデメリット

プロにバイク改造を依頼するメリットは、以下の通りです。

一方、プロにバイク改造を依頼するデメリットは、以下の通りです。

DIYで挑戦できる範囲の見極め方

DIYでバイク改造を行う場合は、以下の点を考慮して、挑戦できる範囲を見極めましょう。

無理な改造に挑戦すると、バイクを故障させてしまったり、事故に繋がる可能性があります。自分のスキルや知識、そして改造内容などを考慮して、DIYで行うかプロに依頼するかを判断しましょう。

まとめ|自分だけのバイクライフを始めよう

バイクのカスタマイズは、初心者でも気軽に楽しめる趣味であり、自分のバイクをさらに特別な存在に変えることができます。改造にはリスクも伴いますが、基本的な手順を守り、必要に応じてプロの力を借りることで、安全かつ満足のいくカスタムを実現できます。

これからカスタムに挑戦する方は、自分でできる範囲の簡単なカスタムから始め、徐々にスキルを磨いていきましょう。そして、最終的には自分だけのオリジナルバイクを作り上げられることを願っています。

また全国60店舗以上で展開しているオートバイ用品専門店の2りんかんでは、国家整備士が法定点検を実施しています。バイクのパーツは日に日に劣化していきますので、目に見えない部分に危険が発生していないとも限りません。まずは一度点検を行うことをおすすめします。

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