バイクショップやバイク用品店でオイル交換してもらう方法を紹介!
この記事では、バイクショップやバイク用品店にオイル交換をしてもらいに行く際の基礎知識を紹介していきます。
バイクショップにオイル交換してもらう手順については、以下があります。
それぞれの手順について解説していきます。
バイクショップにオイル交換してもらう手順として、まずは電話予約をしましょう。
電話をかける際には、「バイクのオイル交換をしたいので、○月○日○時に予約をお願いします」と伝えて、お店に行きたい日が空いているか確認しましょう。
また、実際に店舗に足を運んで、カウンターで予約することも可能です。
しかし、店舗に行ったからといって、優先的に予約を取ってもらえるということはないので、注意が必要です。
オイル交換を依頼する際には、バイクの車種と年式を聞かれるので、しっかりと伝えるようにしましょう。
なぜなら、バイクの車種と年式によって交換するオイル量が異なるからです。
また、オイル交換時には、ドレンワッシャーやパッキンなどの部品の交換も必要となるので、事前に適合するパーツの準備が必要です。
具体的に、以下の書類を準備しておくことで、あらかじめ自分が乗っているバイクの車種や年式を調べておくことができます。
実際に、バイクショップがオイル交換するバイクの車種や年式を把握していないと、必要なパーツの在庫がなくオイル交換ができないトラブルが起こる可能性もあるので注意が必要です。
最後に、予約日にバイクを持ち込んで、カウンターで受付をおこないます。
そうすることで、店員がオイル交換の作業手続きをおこないます。
その際に、希望するオイルの種類を聞かれるので、好きなオイルを選択しましょう。
しかし、バイクショップで取り扱っているオイルは店舗によっても異なるので、希望するオイルの油種がある場合には、事前に確認をしておきましょう。
最後に、料金の支払いを終わらせて、バイクの鍵を渡せばオイル交換作業の申し込みは完了です。
オイル交換を依頼する費用相場については、以下のとおりです。
上記のように、オイル交換はバイクの排気量や使用するオイル量などによって費用が大きく変わります。
実際に、オイル商品は多数あり、価格や性能もさまざまなので、そのため選ぶオイルの種類によっては、さらに費用が高くなるケースもあります。
また、バイクショップやバイク用品店によっては、工賃無料キャンペーンなどによって、オイル交換が安くなっている場合もあるので、事前に確認をしておきましょう。
オイル交換して期間が空いてしまったり、走行距離が5,000キロ以上走ってしまうと、オイルが劣化しやすく費用が高くなってしまう可能性もあるので、定期的な交換を心がけてください。
バイクのオイル交換時期の目安や頻度については、以下があります。
それぞれの項目について解説していきます。
バイクのオイル交換の時期の目安は、一般的には走行距離3,000~5,000kmが目安です。
オイル交換が遅ければ遅いほどバイクの性能が落ちてしまうリスクがありますが、早いことにはデメリットはありません。
しかし、新車の場合には、初回1,000km程度走行したところでオイル交換をおこなうようにしましょう。
交換時期はあくまでも目安になり、バイクの乗り方や乗る頻度によっても異なるのも事実です。
このように、オイル交換は早すぎることないので、できるだけ早めのオイル交換を心掛けましょう。
オイル交換時期の目安として、一般的には半年ごとに交換するようにしましょう。
エンジンオイルは、エンジン内の空気に触れているだけでも劣化が進んでしまうのも事実です。
そのため、走行距離が短い場合でも、長期間放置されているバイクでは、エンジンオイルが劣化している可能性が高いです。
さらに、外気温や湿度などの環境変化によってエンジンオイルが劣化していくリスクも考えられます。
バイクのオイル交換時期の目安として、オイルレベルゲージが付いているバイクであれば、オイルの残量や汚れ、粘度をチェックするようにしましょう。
バイクによっては、オイルの残量が少なくなると警告ランプがでるようになっているので、異常があればすぐにオイル交換をするようにしましょう。
万が一、オイルを交換をしても警告ランプが点灯するのであれば、センサーやポンプの不良も考えられるので、バイクショップで点検・修理をしてもらいましょう。
エンジンオイルの役割については、以下があります。
エンジンオイルの役割 | 内容 |
洗浄 | エンジンを稼働させていると、ガソリンが燃焼することによって汚れがエンジン内部に蓄積していきますが、エンジンオイルは蓄積した汚れを清浄する効果があります。バイクのパフォーマンスを維持する重要な役割があります。 |
防錆 | 運転中はエンジン内部が高温になり、温度差によってエンジンに水滴が付きやすくなり、錆の原因となります。エンジンオイルは、パーツをオイルでコーティングして錆を予防することができます。錆はエンジンのパフォーマンスを低下させたり、放置していると重要なパーツを劣化させる原因にもなります。 |
冷却 | エンジンオイルは、ガソリンの燃焼やパーツの摩擦などの熱を冷却する役割があります。走行中はエンジン内部を循環しながら各パーツを冷却しています。エンジン内の温度が上がりすぎてしまうと、ピストンやシャフトなどのパーツが破損するリスクが高くなってしまいます。 |
潤滑 | エンジン内部のピストンやシャフトを滑らかに動かして、車の燃費や加速性能を維持する効果が見込めます。新しいエンジンオイルは一定の粘り気があるので、金属製のパーツの表面をコーティングして滑らかに動かす効果があります。エンジンオイルの酸化が進んでくると粘度が下がり、潤滑作用が弱くなり、パーツの摩耗やエンジンの焼き付きを引き起こす原因にもなります。 |
密封 | エンジンオイルは内部の気密性を維持する効果を持っており、エネルギーの生成効率を向上させる役割があります。長く乗っているバイクはパーツの摩耗が進んでしまい、気密性を維持することが困難になります。。定期的にエンジンオイルを交換することによって、密封効果を維持することが可能です。 |
上記のように、エンジンオイルは各パーツの保護や性能を引き出す効果があるので、定期的に交換することが重要といえます。
エンジンオイルの選び方については、以下があります。
それぞれの選び方について解説していきます。
バイクには、メーカーによって指定されたオイルの粘度があるので、これからオイル交換をしようとしている方は、指定された粘度のオイルを選びましょう。
メーカーが指定したオイル粘度であれば、エンジンの本来の性能を発揮することが可能です。
車体にも記載されていなければ、取扱説明書やメーカー公式サイトなどにバイクの年式やグレードによってオイル粘度が記載されています。
また、同じ車種によっても年代によってオイルの粘度が異なる可能性があるので、事前に確認しましょう。
オイルの粘度はバイクの車種によって指定されていますが、オイルのグレードは自分の好みのものを選択することができます。
既述したように、オイルには規格が定められており、性能を含めたグレードに分けられています。
オイル規格の表記があるので、オイルの品質や性能を選ぶことが可能です。
オイルの種類によって異なりますが、値段が安すぎるオイルを選んでしまうと、オイル交換時期が早くなってしまうなどの手間がかかってしまうので注意が必要です。
バイクの使用状況によっても、オイルの粘度を選ぶようにしましょう。
例えば、峠走行や高速走行が多いなら粘度が高いオイルの方が高温時でも粘度を保つことができます。
逆に、街乗りが多いのであれば、低粘度のオイルの方が始動性に優れています。
しかし、メーカーが指定しているオイル粘度よりも低くしてしまうと、エンジントラブルの原因にもなるので、事前に店員や整備士などに相談するようにしましょう。
オイル交換を怠ってしまうと、オイルが劣化しやすく、結果的にコストがかかってしまう可能性もあるので、定期的な交換を心がけましょう。
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