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【タイプ別】40代が選ぶべきおすすめバイク25選|初心者でも楽しめる人気モデル徹底ガイド!

40代になってバイクに乗りたいという気持ちが再燃したり、若い頃に憧れていたバイクを今こそ手に入れたいと思うのは素晴らしいことです。しかし、多くの方が下記のような悩みに直面します。

40代は、仕事や家庭で責任が増え、なかなか自分の時間を持てない年代です。しかし、だからこそ、バイクに乗って風を感じ、心身ともにリフレッシュする時間が必要なのではないでしょうか。

この記事では、40代のバイク初心者が安心してバイクライフをスタートできるよう、おすすめのバイクを25車種厳選し、タイプ別に徹底解説します。この記事を読めば、あなたにぴったりのバイクが見つかるだけでなく、バイク選びの不安や疑問も解消できるでしょう。

40代からバイクを始めるのは決して遅くありません。最高のバイクライフをスタートさせるために、ぜひこの記事をお役立てください。

40代から始めるバイク選びのポイント

40代から始めるバイク選びのポイント

年齢を重ねるとともに体力や生活スタイルも変化するため、自分に合ったバイクを見極めることが大切です。ここでは、40代初心者が特に注目すべき3つのポイントを解説します。

自分が扱える取り回しや重量

バイク選びで重要なのは、自分が扱える車体を選ぶことです。重すぎるバイクは、取り回しが大変で、立ちごけのリスクも高まります。特に40代は、体力も若い頃とは違うため、慎重に選ぶ必要があります。

取り回しを考慮する際、シート高も確認してください。足つき性が悪いと、停車時に不安定になり、不安を感じます。両足がしっかりと地面に着くバイクを選ぶと、安心して運転できるでしょう。

バイクの重量は、乾燥重量で200kg以下がおすすめです。これ以上重くなると、取り回しに苦労するかもしれません。試乗できる場合は、必ず取り回しを試して、自分に合った重さのバイクを選んでください。

取り回しや重量を考慮して選ぶと、バイクに乗るのが楽しくなります。無理なく扱えるバイクで、安全にバイクライフを楽しみましょう。

維持費やメンテナンスの負担

バイクは維持費が意外とかかります。購入費用だけでなく、毎年の税金、保険料、ガソリン代、メンテナンス費用も考慮しておきましょう。特に大型バイクは、維持費が高くなる傾向があります。

車検が必要なバイクは、2年ごとに車検費用がかかります。また、タイヤやオイルなどの消耗品も定期的に交換が必要です。日頃からメンテナンスを怠ると、故障の原因にもなるため、メンテナンスのしやすいバイクを選ぶと良いでしょう。

維持費を抑えるためには、燃費の良いバイクを選ぶのがおすすめです。また、自分でメンテナンスできる範囲を広げると、メンテナンス費用を抑えることもできます。バイクショップとの付き合いも大切にすると、メンテナンスの相談にも乗ってくれます。

バイクの維持費やメンテナンスは、バイクライフを楽しむ上で避けて通れないものです。事前にしっかりと計画を立て、無理のない範囲でバイクライフを楽しみましょう。

ツーリングや日常使いへの適応性

バイクは、ツーリングだけでなく、日常使いにも活用できます。通勤や買い物など、普段の生活でバイクを使うことを考えると、使い勝手の良いバイクを選ぶと便利です。

ツーリングをメインに考えるなら、長距離走行でも疲れないバイクを選ぶのが重要です。シートの快適性や風防効果も確認しましょう。また、荷物を積むスペースや積載性も、ツーリングの快適性を左右するポイントです。

日常使いをメインに考えるなら、取り回しが楽なバイクや、燃費の良いバイクがおすすめです。また、駐輪場での出し入れがしやすいバイクを選ぶと便利でしょう。街乗りでの走行性能も重要です。

自分のライフスタイルに合わせてバイクを選べば、より快適なバイクライフを楽しめるはずです。どのような目的でバイクを使うのかを明確にして、自分に合ったバイクを選んでください。

憧れのバイクに乗りたいなら決して遅くない

40代からバイクを始めることにためらいを感じる必要はありません。むしろ、経済的な余裕と冷静な判断力を持ち合わせた40代は、理想的なバイクライフを送れる年代です。

若い頃に憧れた大型バイクも、段階的なステップアップで無理なく乗りこなせます。基本的な運転技術を125cc〜400ccクラスで習得してから、大型バイクにステップアップする方法が一般的です。

大型二輪免許の取得に年齢制限はありません。教習所では40代以上の受講生も増加傾向にあり、丁寧な指導を受けられます。

現代のバイクは電子制御技術の進化により、初心者でも扱いやすくなっています。ABS(アンチロックブレーキシステム)やトラクションコントロールなど、安全装備も充実しています。

【タイプ別】40代におすすめのバイク25選

タイプ 車種名 排気量 (cc) 車両重量 (kg) シート高 (mm) メーカー公称燃費 (km/L) メーカー希望小売価格(円) 中古車市場価格(円)
ネイキッド GSX-S125 124 133 785 48.2 404,800 250,000~350,000
CB400SF 399 198 755 29.5 847,000 400,000~800,000
MT-03 320 168 780 30.2 654,500 400,000~600,000
XSR700 688 186 835 27.4 990,000 600,000~900,000
Z900RS 948 215 800 20.0 1,485,000 1,000,000~1,500,000
CB1300 スーパーボルドール 1,284 265 780 23.0 1,606,000 600,000~1,200,000
スポーツ GSX-R125 124 134 785 51.0 437,800 300,000~400,000
YZF-R25 249 167 780 40.0 621,500 400,000~600,000
Ninja 400 399 167 785 26.2 770,000 500,000~700,000
CBR1000RR-R 999 201 830 18.9 2,750,000 2,000,000~2,500,000
GSX1300R ハヤブサ 1,339.8 264 800 17.0 2,156,000 1,500,000~2,000,000
クルーザー/アメリカン イントルーダー125 124 126 710 100,000~200,000
レブル250 249 171 690 47.0 610,500 400,000~600,000
ドラッグスター400 399 237 655 32.2 300,000~600,000
アイアン883 883 256 760 1,452,000 800,000~1,200,000
バルカン900カスタム 903 277 685 36.0 400,000~600,000
アドベンチャー/ツアラー CT125ハンターカブ 124 120 800 67.2 462,000 400,000~500,000
V-ストローム250 248 188 800 39.3 569,800 400,000~500,000
テネレ700 689 205 875 23.0 1,320,000 1,000,000~1,300,000
アフリカツイン 1,082 226 850/870 21.8 1,699,500 1,200,000~1,600,000
R1250GS 1,254 249 850/870 23.8 2,242,000 1,800,000~2,200,000
クラシック バンバン125 124 117 770 200,000~400,000
エストレヤ 249 160 735 300,000~600,000
GB350 348 180 800 61.2 550,000 450,000~600,000
SR400 399 174 790 500,000~800,000
ボンネビル T100 900 213 790 1,350,000 900,000~1,300,000
W800 773 226 790 21.4 1,243,000 800,000~1,200,000
・価格は参考値です。販売店や時期、車両の状態によって異なります。
・中古車市場価格は、年式や走行距離、カスタムの有無などによって大きく変動します。
・一部の車種は、生産終了やモデルチェンジにより、入手が困難な場合があります。
・燃費はメーカー公称値であり、実際の走行状況によって異なります。

バイクのタイプによって特徴が異なるため、自分の好みに合ったバイクを選ぶことが重要です。ここでは、40代におすすめのバイクをタイプ別に紹介します。

ネイキッドバイクの「これぞバイク」という魅力

ネイキッドバイクは、バイクの基本的な形をしています。カウルがなく、エンジンやフレームがむき出しになっているのが特徴です。シンプルなデザインで、幅広い年齢層に人気があります。

ネイキッドバイクの魅力は、その扱いやすさです。軽量で、取り回しが楽なモデルが多く、初心者でも安心して乗れます。また、アップライトなポジションで、長距離走行も疲れにくいでしょう。

ここでは、40代におすすめのネイキッドバイクを6車種紹介します。それぞれの特徴を詳しく解説しますので、バイク選びの参考にしてください。

ホンダ CB125R|原付二種らしからぬ車格と扱いやすさ

参考:本田技研工業

CB125Rは、ネオスポーツカフェシリーズの中で最小排気量ながら、大型バイクに引けを取らない高い性能と洗練されたデザインを誇るモデルです。

2021年のモデルチェンジで、エンジンがOHC2バルブからDOHC4バルブに進化し、最高出力15PS、最大トルク12N・mへと大幅にパワーアップしました。新エンジンは7500〜10500回転まで均等に力強く、トルクの増強により乗りやすさが格段に向上しています。

車体は250ccのCB250Rと基本的に共通で、フルサイズのボディを持つホンダ唯一の125ccスポーツモデルです。フロントフォークにはSHOWA製SFF-BPを採用し、しなやかな動きと高い操縦性を実現しています。

デザイン面では、CB1000Rを筆頭とするネオスポーツカフェシリーズの特徴である丸型LEDヘッドライトを採用し、フロント周りの軽量化に貢献しています。洗練されたライダービューは、市街地走行をより特別な体験にしてくれます。

走行性能は、軽量な車体と相まって非常に軽快です。エンジンは高回転まで伸びが良く、パワー曲線の谷がほとんど感じられないスムーズな加速を実現しています。街乗りだけでなく、ジムカーナのような競技でも高いポテンシャルを発揮します。

価格は47万3000円(税込)と、原付二種としては高級な部類に入りますが、250ccクラスに匹敵する性能と質感を考えると、コストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。

ホンダ CB400SF|信頼性抜群の中型バイクの定番

参考:本田技研工業

CB400SFは、初心者からベテランまで幅広いライダーに支持される人気モデルです。水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒エンジンを搭載し、最高出力56PS/11000rpm、最大トルク39N・m/9500rpmの性能を誇ります

CB400SFの特徴的な技術として、HYPER VTEC Revoシステムがあります。これにより、低回転域では2バルブ運転で扱いやすく、高回転域では4バルブ全開で力強い走りを実現しています。

車体は全長2080mm、全幅745mm、シート高755mmとコンパクトながら、201kgの車両重量で安定感があります。初心者にも扱いやすい車体設計となっており、教習所でも使用されている実績があります。

燃費性能は、60km/h定地走行で31.0km/Lを記録し、18Lの燃料タンク容量と相まって、ツーリングにも適しています。高速道路での走行も余裕があり、400ccクラスならではの安定感と快適性が感じられるでしょう。また、ブレーキシステムには前後ディスクブレーキを採用し、安全性能も高いレベルで確保しています。

ヤマハ MT-03|スポーティさと扱いやすさのバランス

参考:ヤマハ発動機

MT-03は、320ccの水冷DOHC4バルブ並列2気筒エンジンを搭載したネイキッドスポーツバイクです。最高出力31kW(42PS)/10750rpm、最大トルク30N・m(3.1kgf・m)/9000rpmの性能を誇り、低回転からモリッとしたトルクを発生させ、扱いやすい特性を持っています。

MT-03の車体は、ダイヤモンドフレームにKYB製の37mm径倒立フォークとモノクロスサスペンションを採用し、軽量かつ高剛性を実現しています。シート高は780mm、車重は167kgと軽量で、初心者にも扱いやすい設計となっています。

デザイン面では、MTシリーズ特有の攻撃的なフロントマスクと、コンパクトなLEDヘッドライトが特徴的です。2024年モデルでは、新色のダークブルーイッシュグレーメタリック8(ダークグレー)が追加され、MT-09やMT-07とのデザイン的な統一感が図られています。

走行性能面では、アップライトなライディングポジションにより、街乗りから長距離ツーリングまで幅広いシーンで快適な乗り心地を提供します。また、フロントブレーキの効きが良く、コーナリング時の安定性も高いため、スポーツ走行の練習にも適しています。

ヤマハ XSR700|クラシックとモダンの融合したデザイン

参考:ヤマハ発動機

XSR700は、クラシカルなデザインと現代的な性能を融合させたネオレトロスポーツバイクです。688cc水冷並列2気筒CP2エンジンを搭載し、最高出力54kW(73PS)/8750rpm、最大トルク67N・m(6.8kgf・m)/6500rpmの性能を誇ります。

XSR700の特徴的なスタイリングは、往年のヤマハスポーツバイクを彷彿とさせるレトロな外観と、最新の技術を組み合わせた独特の魅力があります。ラジカルホワイトとブラックメタリックXの2色展開で、それぞれRZ350やミッドナイトスペシャルをイメージさせるカラーリングが採用されています。

走行性能面では、MT-07をベースにしたバランスの取れた軽快な走りが特徴です。低速トルクが豊かで扱いやすく、全回転域で歯切れの良いエンジンパルスを楽しめます。街乗りからツーリング、時には峠道でのスポーティな走行まで、幅広いシーンで楽しめる万能性を持っています。

車体は軽量で取り回しやすく、シート高835mmと比較的低めに設定されているため、初心者からベテランまで幅広いライダーに適しています。また、298mmの大径フロントディスクブレーキと新採用のラジアルタイヤにより、優れた制動性とスポーティな走りを実現しています。

XSR700は、カジュアルにスポーティな走りを楽しめるモデルとして、40代のライダーにも人気があります。クラシカルな外観と現代的な性能のバランスが取れており、日常の通勤や週末のツーリングなど、様々な用途に対応できる汎用性が魅力です。

カワサキ Z900RS|大型ネイキッドのベストセラー

参考:カワサキモータースジャパン

Z900RSは、往年の名車Z1のDNAを受け継ぎながら、最新のテクノロジーを融合させた現代のレトロスポーツバイクです。948cm³の水冷4ストローク直列4気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力111PSを発揮します。

Z900RSの特徴的なデザインは、丸型LEDヘッドライト、二眼メーター、ティアドロップタンクなど、クラシカルな要素を随所に取り入れています。これらの要素により、現代のバイクでありながら懐かしさを感じさせる「ネオレトロ」と呼ばれるスタイルを確立しています。

走行性能面では、低中速域での扱いやすさが特筆されます。5速で3000rpmあたりで60km/hを維持でき、公道での制限速度内での走行が非常に快適です。また、アップライトなライディングポジションにより、長距離ツーリングでの疲労も軽減されています。

サスペンションシステムは、フロントにø41mm倒立フォーク、リアにホリゾンタルバックリンク式を採用し、両方ともフルアジャスタブル機構を備えています。これにより、快適な乗り心地とスポーティなパフォーマンスを両立させています。安全面では、ABSやトラクションコントロールシステムKTRCを標準装備しており、様々な路面状況で安定した走行をサポートします。

Z900RSは、クラシカルな外観と現代的な性能のバランスが取れており、40代のライダーにも人気が高いモデルです。新車価格は148万5000円から170万5000円の範囲で、バリエーションモデルも用意されています。

ホンダ CB1300 スーパーボルドール|快適なツーリング性能を備えた大排気量モデル

参考:本田技研工業

CB1300は、大型ネイキッドバイクの代表格として長年愛され続けているモデルです。1284ccの水冷4ストローク直列4気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力110馬力(7750rpm)、最大トルク11.4kgf・m(6250rpm)の力強い性能を誇ります。

CB1300の特徴的な点は、低回転域から太いトルクを発生させる4気筒エンジンです。圧縮比が9.6と低めに設定されているため、低速からでも粘り強い加速感を味わえます。このエンジン特性により、街乗りから高速道路まで幅広いシーンで快適な走行が可能です。

車体設計においても、CB1300は優れた特徴を持っています。全長2200mm、全幅795mm、シート高790mmというサイズ感は、大柄なバイクでありながら扱いやすさを両立させています。特に、シート高の低さは足つき性を向上させ、身長168cm程度の平均的な日本人男性でも問題なく乗りこなせるよう設計されています。

サスペンションシステムは、フロントに正立フォーク、リアにスイングアーム式を採用しています。この組み合わせにより、しなやかな乗り心地と高速走行時の安定性を両立させています。特にSPグレードでは、オーリンズ製のサスペンションを前後に装備し、さらに高度な走行性能を実現しています。

ブレーキシステムは、フロントに油圧式ダブルディスク、リアに油圧式ディスクを採用し、高い制動力を確保しています。SPグレードではブレンボ製の対向4ポットモノブロックキャリパーを装備し、より繊細なブレーキコントロールが可能となっています。

CB1300は、スーパーフォア(SF)とスーパーボルドール(SB)の2つのバリエーションが用意されており、フロントカウルを装備したSBモデルはよりツーリング向けの設計となっています。燃費性能は、60km/h定地走行で28.0km/L、WMTCモード値で17.2km/Lを記録しています。21Lの大容量燃料タンクと相まって、長距離ツーリングにも適した設計となっています。

スポーツバイクで味わう走行性能

スポーツバイクは、サーキット走行を目的として開発されたバイクです。軽量で、高い運動性能を備えています。カウル付きで、空力性能にも優れています。

スポーツバイクの魅力は、その走行性能です。コーナーを駆け抜ける爽快感は、スポーツバイクならではです。しかし、前傾姿勢になるため、長距離走行には不向きなモデルが多いでしょう。

ここでは、40代におすすめのスポーツバイクを5車種紹介します。

スズキ GSX-R125|スマートで扱いやすい軽量スポーツバイク

参考:スズキ

GSX-R125は、125ccクラスにおける本格的なスーパースポーツバイクとして注目されています。水冷4ストDOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載し、最高出力15PS/10000rpm、最大トルク11.5N・m/8000rpmの性能を誇ります。

車体は全長2000mm、全幅700mm、全高1070mmとコンパクトながら、フルサイズのスーパースポーツバイクとしての存在感があります。車両重量は137kgと軽量で、初心者でも扱いやすい設計となっています。

GSX-R125の特徴的な点は、125ccクラスでありながら本格的なスポーツバイクの装備を備えていることです。フルカウル、セパレートハンドル、前後17インチホイールを採用し、大排気量モデルに引けを取らない走行性能を実現しています。エンジン特性は高回転型で、7000rpm以上のパワーバンドで真価を発揮します。10500rpmまで伸びやかに回り、エキサイティングな走りを楽しむことができます。

安全面ではABSを標準装備し、前後にディスクブレーキを採用しています。また、スズキイージースタートシステムにより、ワンプッシュでエンジンを始動できる利便性も備えています。

GSX-R125は、街乗りから峠道、サーキットまで幅広いシーンで活躍します。特に、ワインディングロードでの走行や、サーキットでのスキルアップに適したモデルと言えるでしょう。

ヤマハ YZF-R25|初心者から中級者まで楽しめるミドルクラス

参考:ヤマハ発動機

YZF-R25は、250ccクラスの本格的なスポーツバイクです。水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒エンジンを搭載し、最高出力35.5PS/12000rpm、最大トルク23.6N・m/10000rpmの性能を誇ります。車体は全長2090mm、全幅720mm、シート高780mmとコンパクトながら、フルサイズのスポーツバイクとしての存在感があります。車両重量は169kgと、250ccクラスとしては軽量で、初心者でも扱いやすい設計となっています。

YZF-R25の特徴的な点は、街乗りから高速道路、ツーリングまで幅広いシーンで活躍する対応範囲の広さです。低回転域から中回転域にかけては扱いやすく、高回転域では14,000rpmまで伸びやかに回るエンジン特性により、スポーティな走りも楽しめます。2019年モデル以降では、倒立フォークの採用やカウリングのデザイン変更により、より本格的なスポーツバイクの外観と走行性能を獲得しています。また、ABSを標準装備し、安全面でも優れた性能を発揮します。

「毎日乗れるスーパーバイク」というコンセプトのもと開発されたYZF-R25は、日常の通勤や街乗りから、週末のスポーツライディングまで、幅広いシーンで活躍してくれます。

カワサキ Ninja 400|軽快な操作感とスポーツ性能

参考:カワサキモータースジャパン

Ninja 400は、400ccクラスのスポーツバイクとして高い人気を誇るモデルです。398cc水冷4ストローク並列2気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力45PS/10000rpm、最大トルク38N・m/8000rpmの性能を発揮します。

Ninja 400の特徴的な点は、軽量かつパワフルなエンジン特性です。低回転域から高回転域まで扱いやすく、街乗りからスポーツ走行まで幅広いシーンで活躍します。特に、ダウンドラフト構造の吸気ラインにより、優れた吸気/充填効率を実現し、高回転域までストレスなく吹き上がるエンジン特性を獲得しています。

車体設計においても、Ninja 400は優れた特徴を持っています。軽量トレリスフレームを採用し、高い剛性と軽量化を両立させています。全長2070mm、全幅750mm、シート高785mmというサイズ感は、400ccクラスとしてはコンパクトで、初心者でも扱いやすい設計となっています。

サスペンションシステムは、フロントにφ41mmの大径テレスコピック式フォーク、リアにボトムリンク式UNI-TRAKを採用しています。この組み合わせにより、高い剛性と優れた作動性を実現し、スポーティな走りと快適な乗り心地を両立させています。ブレーキシステムは、フロントにφ310mmの大径ペタルディスク、リアにφ220mmのペタルディスクを採用し、高い制動力を確保しています。また、最新のABSユニットを標準装備し、安全性も向上させています。

デザイン面では、Ninja H2からインスパイアされた先進的なスタイリングを採用しています。LEDヘッドライトユニットやLEDテールランプなど、最新のテクノロジーを取り入れつつ、スポーティで迫力のあるデザインを実現しています。

ホンダ CBR1000RR-R|サーキット性能を持つフラッグシップモデル

参考:本田技研工業

CBR1000RR-R FIREBLADEは、ホンダが誇るフラッグシップスーパースポーツバイクです。2024年モデルでは、さらなる進化を遂げ、サーキットでの極限の速さを追求しています。

エンジンはMotoGPマシンRC213Vの技術を投入し、CBR史上最強のパワーを実現しています。2024年モデルでは、圧縮比を13.6に高め、バルブタイミングを変更し、クランクとコンロッドを軽量化しました。これにより、最高出力160kW(217.5PS)/14000rpm、最大トルク113N・m(11.5kgf-m)/12000rpmという圧倒的な性能を発揮します。

車体設計においても大幅な改良が施されています。アルミニウム製のダイヤモンドフレームは、ステアリングの正確性とトラクションを向上させるため、よりしなやかな特性を持つように設計されました。また、新しいウィングレットの導入により、ダウンフォースを確保しつつ、コーナリング時のヨーモーメントを10%低減しています。

電子制御システムも進化を遂げており、6軸IMUと連携した高度な制御により、極めて正確なヨー、ピッチ、ロール計算を実現しています。これにより、バイクの挙動をより細かくコントロールし、これまでにないレベルのハンドリングとパフォーマンスを実現しています。

CBR1000RR-R FIREBLADEは、サーキット走行を重視した設計となっていますが、公道での走行も考慮されています。ホイールベース1455mm、キャスター角24°07’、トレール102mmという設定により、高速走行時の安定性と俊敏性を両立させています。

スズキ GSX1300R ハヤブサ|高速巡航を得意とするツアラー性能

参考:スズキ

GSX1300Rハヤブサは、究極のスポーツバイクとして世界中のライダーから熱狂的な支持を得ているモデルです。1999年の初代モデル登場以来、その圧倒的な性能と独特のデザインで、メガスポーツというジャンルを確立しました。

最新モデルは1340cc水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力190PS/9700rpm、最大トルク150N・m/7000rpmという圧倒的な性能を誇ります。この強力なエンジンと洗練された空力デザインにより、驚異的な加速性能と高速安定性を実現しています。

ハヤブサは圧倒的なパワーを持ちながら、低中速域での扱いやすさも兼ね備えています。これにより、街乗りから高速道路、ツーリング、さらにはサーキット走行まで、幅広いシーンで活躍します。最新モデルでは、6軸IMUを採用した先進的な電子制御システムを搭載しています。トラクションコントロール、ウイリーコントロール、エンジンブレーキコントロール、クイックシフターなど、多彩な電子制御機能により、ライダーのスキルに関わらず、安全かつ快適な走行をサポートします。

デザイン面では、初代モデルから受け継がれる独特のシルエットを維持しつつ、より洗練された空力特性を実現しています。LEDヘッドライトやテールランプの採用により、先進性と伝統的なデザインの融合を図っています。

「いつかハヤブサに乗りたい」と憧憬を抱いていた40代ライダーも多いのではないでしょうか。

クルーザー/アメリカンバイクでゆったりとした走りを

クルーザー/アメリカンバイクは、ゆったりとした乗り心地が魅力的なバイクです。低く構えたスタイルと、ゆったりとしたポジションで、長距離走行でも疲れにくいでしょう。

クルーザー/アメリカンバイクの魅力は、そのスタイルと、ゆったりとした走りです。エンジン音も特徴的で、独特の世界観を楽しめます。

ここでは、40代におすすめのクルーザー/アメリカンバイクを5車種紹介します。

スズキ イントルーダー125|初心者にも扱いやすいライトクルーザー

イントルーダー125は、125ccクラスのクルーザータイプのバイクとして、独特の存在感を放っています。124cc空冷4ストロークSOHC2バルブV型2気筒エンジンを搭載し、最高出力13.3PS/10500rpm、最大トルク10N・m/9500rpmの性能を誇ります。

このモデルの特徴的な点は、125ccという小排気量ながら、本格的なアメリカンスタイルのデザインを採用していることです。低いシート高と長いホイールベースにより、安定感のある乗り心地を実現しています。全長2090mm、全幅820mm、シート高705mmというサイズ感は、初心者でも扱いやすく、かつ存在感のある外観を実現しています。

イントルーダー125のエンジン特性は、低回転域からトルクフルな出力特性を持ち、街乗りでの扱いやすさを重視しています。V型2気筒エンジンの採用により、単気筒エンジンよりも滑らかな吹け上がりと心地よい振動特性を実現しています。

デザイン面では、大型のティアドロップ型燃料タンクや、クロームパーツの多用など、本格的なクルーザーの雰囲気を醸し出しています。これにより、125ccクラスでありながら、大排気量のアメリカンバイクに引けを取らない存在感を放っています。

イントルーダー125は、アメリカンバイクの魅力を手軽に楽しみたいライダーや、維持費を抑えながら個性的なバイクライフを送りたいライダーにおすすめです。燃費性能は、60km/h定地走行で約40km/Lと、経済性にも優れています。日常の通勤や街乗りでの使用にも適しており、実用性と個性を両立させたモデルと言えるでしょう。

ホンダ レブル250|軽量でカスタム性の高い人気モデル

レブル250は、クルーザースタイルの250ccバイクとして、独自の魅力を持つモデルです。水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載し、最高出力26PS/9500rpm、最大トルク22N・m/7750rpmの性能を発揮します。

レブル250の最大の特徴は、低いシート高と扱いやすさです。シート高は690mmと非常に低く設定されており、平均的な体格の人であれば、男女を問わず足つき性に不安を感じることはほとんどありません。この特性により、バイク初心者にも安心感のある乗り心地を提供しています。

エンジン特性は、低速から中速域で力強いトルクを発揮し、街中での運転が快適になっています。これにより、ストップ&ゴーが続く都市部での走行でも、ストレスなく操作することができます。

デザイン面では、クルーザーでありながら、従来のアメリカンバイクとは一線を画すモダンなスタイリングを採用しています。このユニークな外観は多くのライダーに高い支持を得ており、ツーリングに出かければこのバイクを見かけない日はないほどの人気車種です。

走行性能においても、レブル250は優れた特性を持っています。クルーザーでありながらコーナリング性能が高く、バンク角を深くしても安心感が失われません。これは、ホンダの技術力が生かされた結果であり、クルーザーとスポーツバイクの良いところを融合させた設計と言えるでしょう。

燃費性能は、60km/h定地走行テストで47.0km/L、WMTCモード燃費で33.7km/Lを記録しており、経済性にも優れています。11Lの燃料タンク容量と相まって、長距離走行にも適しています。

ヤマハ ドラッグスター400|クラシカルなデザインと快適性

ドラッグスター400は、日本のバイク市場に独自の存在感を示す400ccクラスのクルーザーモデルです。1996年2月に登場し、アメリカンクルーザーの特徴であるロー&ロングのスタイルと空冷Vツインエンジンを組み合わせ、日本のライダーに適したアメリカンバイクとして人気を博しました。

エンジンは399cc水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒を搭載し、最高出力33馬力、最大トルク3.3kg-mを発揮します。このエンジンは、低回転域から力強いトルクを生み出し、街乗りから高速道路まで幅広いシーンで快適な走行を実現しています。

ドラッグスター400の特徴的な点は、70°Vツインエンジンの採用です。一般的なアメリカンバイクが45°や52°の挟角Vツインを採用する中、ドラッグスターはより広いVバンクを採用しました。これにより、独特の外観と走行フィーリングを実現しています。

車体設計においても、ドラッグスター400は優れた特徴を持っています。全長2340mm、全幅840mm、シート高660mmというサイズ感は、400ccクラスとしては大柄ですが、低いシート高により扱いやすさを確保しています。車両重量は234kgと、クルーザーとしては標準的な重量です。

ドラッグスター400は、日本独自の400cc排気量設定から始まったモデルであり、より大排気量の兄弟モデルがなかったことで、クラス唯一の空冷Vツインクルーザーとして独自のポジションを確立しました。このユニークな立ち位置が、長年にわたる人気の要因の一つとなっています。2016年に発売されたモデルが最終型となり、2017年に生産を終了しましたが、現在でも中古車市場で高い人気を誇っています。

ハーレーダビッドソン アイアン883|アメリカンクルーザーの代表格

ハーレーダビッドソン アイアン883は、スポーツスターファミリーの中でも特に人気の高いモデルです。883ccのエアクールドV型2気筒エンジンを搭載し、最高出力は54PS/6000rpm、最大トルクは68N・m/3750rpmを発揮します。

アイアン883の特徴は、ブラックアウトされた各部パーツとロースタイルのデザインにあります。XL883をベースに開発されたこのモデルは、クラシックなスタイリングと現代的な性能を融合させた「ダークカスタム」の代表格として知られています。車体は全長2185mm、ホイールベース1515mm、シート高760mmと、コンパクトながら存在感のあるサイズ感を実現。低いシート高により、初心者でも扱いやすい設計となっています。

エンジン特性は、低回転域から太いトルクを発生させる点が特徴です。これにより、街乗りでの扱いやすさと、高速道路での安定した走行を両立しています。また、FIモデルのみの展開となっており、現代的な燃料供給システムを採用しています。

アイアン883は、アメリカンクルーザーの代表格とも言える一台です。ハーレーの世界観を楽しみたい方におすすめです。

カワサキ バルカン900カスタム|パワフルなエンジンと快適な乗り心地

バルカン900カスタムは、クルーザーバイクの中でも独特の存在感を放つモデルです。903cc水冷V型2気筒エンジンを搭載し、最高出力50PS/5700rpm、最大トルク78N・m/3700rpmの性能を誇ります。

このバイクの特徴的な点は、21インチの大径フロントホイールと180mmの幅広リアタイヤの組み合わせです。この独特なホイール構成により、存在感のある外観と安定した走行性能を両立させています。バルカン900カスタムのエンジン特性は、低回転域から太いトルクを発生させる点が特筆されます。3000回転付近で最大トルクが発生するため、街乗りでの扱いやすさと高速道路での安定した走行を実現しています。

デザイン面では、シンプルなストレートタイプのハンドルバーや、フィンが刻まれたエンジンカバーなど、他のアメリカンクルーザーとは一線を画す独自のスタイリングを採用しています。これにより、クラシカルな要素と現代的なデザインの融合を図っています。バルカン900カスタムの乗り心地は、重量感のある車体にもかかわらず、意外なほど扱いやすいのが特徴です。大型のバーハンドルと相まって、初心者でも安心して乗ることができます。

一方で、900ccという排気量の割にはトルクが控えめで、パワーを求めるライダーにとっては物足りなさを感じる可能性もあります。しかし、この特性は街乗りや長距離ツーリングでの快適性につながっており、バランスの取れた走行性能を実現しています。

アドベンチャー/ツアラーバイクで旅を楽しむ

アドベンチャー/ツアラーバイクは、長距離ツーリングを楽しむためのバイクです。高い走破性と、快適な乗り心地が特徴です。

アドベンチャー/ツアラーバイクの魅力は、その走破性と、長距離走行での快適性です。未舗装路や悪路でも走行できるため、旅の行動範囲が広がります。

ここでは、40代におすすめのアドベンチャー/ツアラーバイクを5車種紹介します。

ホンダ CT125ハンターカブ|軽量で機動性の高い冒険バイク

CT125ハンターカブは、2020年6月に発売された原付二種のレジャーバイクで、クラシカルなデザインと現代的な性能を融合させた独特のモデルです。124cc空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒エンジンを搭載し、最高出力8.7PS/7000rpm、最大トルク11N・m/4500rpmの性能を発揮します。

ハンターカブはツーリングやトレッキング、さらには日常生活まで、多様なライフスタイルに対応できる設計となっています。全長1965mm、全幅805mm、シート高800mmというサイズ感は、扱いやすさと安定性を両立させています。

2024年モデルでは、いくつかの仕様変更が行われました。バックミラーとエキゾーストパイプに装着したプロテクターの形状が変更され、新色として「パールシュガーケーンベージュ」と「パールスモーキーグレー」が追加されました。また、純正アクセサリー(別売り)として、時計付きのギアポジションメーターが新たに設定されています。

ハンターカブの走行性能は、街乗りから軽オフロードまで幅広いシーンで活躍します。キャンプツーリングにも最適でしょう。荷物を積むスペースも充実しており、アウトドア好きにもおすすめです。カスタムパーツも豊富で、自分好みにアレンジできます。118kgという軽量な車体と、165mmの最低地上高により、未舗装路でも安心して走行できます。燃費性能は60km/h定地走行で63.0km/Lと優れており、5.3Lの燃料タンク容量と相まって、長距離走行にも適しています。

スズキ V-ストローム250|オールラウンドな性能を持つコンパクトツアラー

V-ストローム250は、250ccクラスのアドベンチャーツアラーとして高い人気を誇るモデルです。水冷4ストロークSOHC2バルブ並列2気筒エンジンを搭載し、最高出力24PS/8000rpm、最大トルク22N・m/6500rpmの性能を発揮します。

このバイクの特徴的な点は、250ccクラスでありながら、排気量を超えた堂々としたボディサイズと存在感です。全長2150mm、全幅880mm、全高1295mmというサイズ感は、大型アドベンチャーバイクに引けを取らない外観を実現しています。

V-ストローム250のエンジン特性は、低中速域での扱いやすさに重点を置いています。ロングストローク設計のエンジンにより、低回転域から力強いトルクを発生させ、街乗りから高速道路まで幅広いシーンで快適な走行を実現しています。

デザイン面では、丸目1灯のヘッドライトをアドベンチャーバイク特有の「クチバシ」デザインに融合させ、独特の個性を演出しています。また、オプションのトップ&パニアケースを装着することで、ツーリング性能をさらに高めることができます。

V-ストローム250の乗り心地は、800mmのシート高と189kgの車両重量により、初心者でも扱いやすい設計となっています。また、17Lの大容量燃料タンクを搭載し、長距離ツーリングにも対応可能です。

ヤマハ テネレ700|オフロード性能とロングツーリングに対応

テネレ700は、本格的なオフロード性能と長距離ツーリング能力を兼ね備えたアドベンチャーバイクです。689cc水冷並列2気筒CP2エンジンを搭載し、最高出力54kW(73.4PS)/9000rpm、最大トルク68N・m/6500rpmの性能を発揮します。

テネレ700の特徴的な点は、優れたオフロード性能です。足回りがしっかりしており、凹凸の激しい路面でも安定した走行が可能です。ジャンプ後の着地も柔軟に対応し、すぐに加速態勢に入れる高い運動性能を持っています。

エンジン特性は、MT-07用として開発された270度クランクの並列2気筒を採用しており、後輪が路面を蹴る感触が非常に分かりやすくなっています。これにより、コーナーの立ち上がりでのトラクション感覚が鋭敏で、オフロードでの走破性能が高くなっています。デザイン面では、ラリーレース車両を彷彿とさせるスタイリングを採用しています。フロントに4灯式LEDヘッドライトを配置し、独特の存在感を放っています。2025年モデルでは、さらに洗練されたデザインとなり、横長のLEDユニットや6.3インチの大型メーターを採用しています。

テネレ700の乗り心地は、オフロード走行を重視した設計となっています。しかし、シート高が875mmと高めに設定されているため、足つき性には課題があります。多くのユーザーがローダウン対策を施していることからも、小柄なライダーにとってはこの点が唯一の弱点と言えるでしょう。

ホンダ アフリカツイン|長距離ツアラーとしての信頼性

アフリカツインは、大型アドベンチャーバイクの代表格として世界中のライダーから高い評価を得ているモデルです。2024年モデルではさらなる進化を遂げ、オンロードとオフロードの両立性を高めています。最新のCRF1100Lアフリカツインは、1082cc水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒エンジンを搭載し、最高出力102PS/7500rpm、最大トルク11.4kgf・m/5500rpmの性能を発揮します。2024年モデルでは、吸排気諸元の最適化や圧縮比アップ、バルブタイミングの変更により、従来モデルよりも最大トルクが向上しています。

アフリカツインは街乗りから高速道路、さらには本格的なオフロード走行まで、幅広いシーンで高いパフォーマンスを発揮します。特に、21インチのフロントタイヤを採用することで、オフロードでの走破性を高めています。電子制御システムも充実しており、6軸IMUと連携した高度な制御によりバイクの挙動をより細かくコントロールし、これまでにないレベルのハンドリングとパフォーマンスを実現しています。

アフリカツインの乗り心地は、オフロード走行を重視しながらも、オンロードでの快適性も考慮されています。特にDCT(デュアルクラッチトランスミッション)モデルでは、オフロード走行時の操作性が向上し、ライディングに集中できるという評価を得ています。

BMW R1250GS|高級アドベンチャーバイクの代名詞

R1250GSは、アドベンチャーツーリングバイクの代表格として世界中のライダーから高い評価を得ているモデルです。2019年に新型モデルとして発表され、1980年に登場したR80G/Sを始祖とするGSシリーズの系譜に連なる最新鋭機として注目を集めています。

R1250GSの心臓部は、1254cc水冷4ストロークDOHC4バルブ水平対向2気筒(ボクサー)エンジンです。このエンジンは、最高出力136PS/7750rpm、最大トルク14.6kg-m/6250rpmという圧倒的な性能を誇ります。特筆すべきは、BMWが新たに開発したShiftCam(シフトカム)テクノロジーの採用です。これは回転数に応じて吸気側のバルブリフトを変化させる可変バルブ機構で、低回転域での扱いやすさと高回転域でのパワフルな走りを両立させています。

車体設計においても、R1250GSは優れた特徴を持っています。全長2205mm、全幅965mm、シート高850mmというサイズ感は、大柄ながらも扱いやすさを考慮した設計となっています。また、256kgという車両重量は、この排気量クラスとしては標準的であり、高速走行時の安定性と低速での取り回しのバランスを取っています。

電子制御システムも充実しており、ライダー・アシスタント・システムや進化したライディング・モード、さらにはUSBソケットまで、現代のライダーのニーズに応える装備が満載です。特に、アダプティブヘッドライトやダイナミックエンジンブレーキコントロールなどの先進的な機能は、安全性と快適性を大きく向上させています。

クラシックバイクで思い出す憧れと懐かしさ

クラシックバイクは、レトロなデザインが魅力的なバイクです。往年の名車を彷彿とさせるデザインで、多くのライダーを魅了しています。

クラシックバイクの魅力は、そのデザイン性と、独特の雰囲気です。最新のバイクにはない、味わい深さを楽しめます。

ここでは、40代におすすめのクラシックバイクを5車種紹介します。

ホンダ GB350|クラシックながら現代的な装備を備えた一台

GB350は、クラシカルなデザインと現代的な性能を融合させた348ccのロードスポーツモデルです。2021年4月に発売され、バイク愛好家の間で大きな話題を呼びました。

GB350の心臓部は、空冷4ストロークOHC単気筒エンジンで、最高出力20PS/5500rpm、最大トルク3.0kgf・m/3000rpmを発揮します。このエンジンは低回転域から力強いトルクを生み出し、街乗りでの扱いやすさと高速道路での安定した走行を両立させています。

車体設計においても、GB350は優れた特徴を持っています。全長2180mm、全幅790mm、シート高800mmというサイズ感は、扱いやすさと存在感を両立させています。179kgという車両重量もこのクラスとしては軽量で、初心者でも扱いやすい設計となっています。

また、燃費性能は特筆に値します。60km/h定地走行で47.0km/L、WMTCモード値で39.4km/Lという優れた数値を記録しています。15Lの燃料タンク容量と相まって、満タン時の航続距離は約705kmに達し、長距離ツーリングにも適しています。

安全面では、アシストスリッパークラッチやホンダ・セレクタブル・トルク・コントロール(HSTC)などの最新機能を搭載し、ライダーをサポートします。これらの機能により、初心者からベテランまで安心して乗ることができます。

GB350は、「The Honda Basic Roadster」というコンセプトのもと開発されました。このコンセプトは、日常的な扱いやすさはもちろん、ツーリングでの感動など、経験やスキルを問わず多くのライダーに楽しさや豊かな体験を提供することを目指しています。

ヤマハ SR400|時代を超えたシンプルな魅力

SR400は、1978年に登場して以来、40年以上にわたり日本のバイク文化に深い影響を与え続けてきた伝説的なモデルです。399cc空冷4ストローク単気筒エンジンを搭載し、最高出力23.8PS/6500rpm、最大トルク2.8kg-m/3000rpmの性能を誇ります。

SR400の最大の特徴は、シンプルで洗練されたデザインと、キック始動のみという独特の始動方式です。この特徴は、機械との一体感を求めるライダーに強く支持されています。初心者にとってはキック始動に不安を感じる場合もありますが、コツさえつかめば容易に始動させることができ、むしろバイクの楽しみの一つとなるでしょう。

車体設計においては、400ccクラスの中でもスリム&コンパクトで軽量な車体により、取り回しの良さと安定した走行性能を両立させています。SR400のエンジンは低回転域から太いトルクがあり、街乗りでの扱いやすさと高速道路での安定した走行を実現しています。また、シンプルな構造のため、メンテナンスやカスタマイズが容易で、バイクいじりを楽しみたいライダーにも人気があります。

2021年3月に日本国内での生産を終了しましたが、依然として中古車市場では高値で取引されています。このことからも、SR400の根強い人気と価値が伺えます。

トライアンフ ボンネビル T100|英国クラシックの象徴的な存在

ボンネビル T100は、クラシカルなデザインと現代的な性能を融合させた900ccのモダンクラシックバイクです。2021年モデルではエンジン出力が向上し、最高出力65PS/7400rpm、最大トルク80N・m/3750rpmを発揮します。

車体設計においては、全長2170mm、全幅785mm、シート高790mmというサイズ感で、扱いやすさと存在感を両立させています。229kgという車両重量は、このクラスとしては標準的で、安定した走行性能を提供しています。

ボンネビルT100の特徴的な点は、低回転域からの力強さと扱いやすさです。最大トルクを3750rpmという低回転で発揮し、2000rpmから7000rpmの間で最大トルクの80%を発生させることができます。これにより、街乗りから高速道路まで幅広いシーンで快適な走行が可能です。

2021年モデルではエンジンの大幅な軽量化が実現され、車両重量が4kg軽くなりました。また、ブレンボ製の2ピストンフロントブレーキの採用やフロントフォークの新設計など、走行性能の向上が図られています。安全面では、ABSやトラクションコントロール、電子制御スロットル、アシストクラッチなどの現代的な機能を標準装備しています。

カワサキ W800|レトロスタイルと最新技術の融合

W800は、クラシックバイクの魅力を現代に蘇らせた象徴的なモデルです。773ccの空冷並列2気筒エンジンを搭載し、最高出力52PS/6500rpm、最大トルク62N・m/4800rpmを発揮します。このエンジンは、低回転域から太いトルクを生み出し、街乗りから高速道路まで幅広いシーンで快適な走行を実現しています。

W800の特徴的な点は、ベベルギアによるカム駆動を採用した空冷並列2気筒OHCエンジンです。この独特のエンジン構造により、クラシカルな外観と現代的な性能を両立させています。また、19インチのフロントホイールは、オリジナルの「W」が持つゆったりとしたハンドリングに貢献しています。

2024年モデルでは、「メタリックディアブロブラック×エボニー」と「メタリックグラファイトグレー×メタリックディアブロブラック」の2色展開となり、カラーバリエーションが増えました。車体設計は、全長2190mm、全幅790mm、シート高790mmというサイズ感で、扱いやすさと存在感を両立させています。226kgという車両重量は、このクラスとしては標準的で、安定した走行性能を提供しています。

40代バイク初心者の不安を解消するポイント

40代バイク初心者の不安を解消するポイント

バイクに乗ることは、楽しいだけでなく、不安なこともあるでしょう。特に40代は、体力やブランクなど、若い頃とは違う悩みを抱えているかもしれません。ここでは、40代のバイク初心者が抱える不安を解消するためのポイントを解説します。

体力面の不安は練習で克服できる

バイクに乗るには、ある程度の体力が必要です。特に大型バイクは取り回しや操作に体力を使うため、不安を感じる方もいるかもしれません。しかし、体力面の不安は練習によって克服できます。

まずは軽いバイクから始め、徐々に慣れていくのがおすすめです。また、日頃から適度な運動を心がけ、体力を維持することも大切です。筋力トレーニングやストレッチも良いでしょう。

体力に自信がない場合は、教習所でしっかりと指導を受けるのがおすすめです。バイク仲間と交流し、情報交換すると楽しく上達できます。無理のない範囲で、徐々にバイクライフを楽しんでください。

安全運転への意識が事故防止につながる

バイクは、自動車に比べて事故のリスクが高い乗り物です。そのため、安全運転への意識が非常に重要です。特に初心者は交通ルールを守り、安全運転を心がけましょう。

ヘルメットやプロテクターなどの装備も必ず着用してください。また、無理な運転や、危険な場所での走行は避けましょう。スピードを出し過ぎない、信号や標識を確実に守るなど、基本的な交通ルールを徹底することで、事故のリスクを大幅に減らせます。

家族の理解を得る

40代からバイクを始める際、家族からの心配や反対に直面することも少なくありません。この場合、リスクをきちんと説明し、どのように安全に運転するかを具体的に示すことが大切です。

家族をツーリングに誘ったり、バイクの楽しさを一緒に体験してもらうことで理解を深められれば理想的です。信頼関係を築きながら、一緒に新しい趣味を共有することができるかもしれません。

仕事との両立のコツ

仕事とバイクライフの両立も、初心者には不安に感じられる要素の一つです。休日や空いた時間を使い、無理のない範囲で楽しむことがポイントです。短いツーリングから始めて、徐々に距離を伸ばしていくことで、日常の忙しさを犠牲にせずにバイクの楽しさを満喫できるでしょう。計画的に時間を確保し、ストレスのないバイクライフを送ることが大切です。

まとめ|40代から始めるバイクライフの楽しみ方

40代から始めるバイクライフの楽しみ方

40代でバイクライフを始めることは、新しい趣味や生きがいを見つける絶好のチャンスです。初心者でも、自分に合ったバイクを選んで安全な乗り方を身につけることで、楽しみを広げることができるでしょう。

ライフスタイルや目的に合った1台を見つけるために、この記事がお役に立てば幸いです。

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