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洗える?それとも洗えない?バイク用革手袋(レザーグローブ)のお手入れについて

バイク用の革手袋(レザーグローブ)のお手入れに悩んでいませんか。
革(レザー)を水で洗うことには抵抗がある人も少なくないはずです。
確かに革を水洗いすると、劣化しそうで怖いですよね。

しかし、洗わずにいると汗や皮脂と蒸れの中で繁殖した雑菌がそのままになるので衛生的にも心配です。
この記事では、バイク用のレザーグローブ(革手袋)のお手入れについて解説します。

グローブ(手袋)を装着する必要性

安全のためにヘルメットは皆さん当然被っているでしょう。しかし、転倒時のリスクというのは頭だけではありません。
手が露出していると大変危険ですから、グローブを装着するようにしましょう
バイクに乗るときは手首までしっかり守れるように、グローブは手首まで隠れるタイプがおすすめです。

グローブの役割

グローブの役割は大きく分けて2つあります。

安全性を確保すること

バイクは、転倒するリスクのある乗り物です。
人は転倒したときに、とっさに身体を守るために手をつくことが多いものです。

アスファルトは舗装されていても、デコボコしていたり石や砂利、ゴミなどさまざまなモノが落ちています。
万が一転んだ時を想像してみても、走行中に転倒した際に、強靭なアスファルトにむき出しの手がつくのは危険ですよね。

正確な操作を補助すること

バイクを操作するうえで、手の動きは非常に重要です。
手はバイクのグリップを握り、「操舵」「アクセル操作」「レバー操作」「スイッチ操作」等、実に多くの操作をこなす部位だからです。

もし運転中に手が滑ったりしたら、大きな事故につながる可能性も。
グローブをはめる事で、グリップを確実にホールドできて滑りにくくなります。
また余計な力を使う事を減らせるので、疲労も軽減する効果も期待できます。

滑りを抑制できることで各レバー操作の際に、確実な操作をする補助ができますので安全な運転にグローブは非常に重要な役割といえるでしょう。

グローブのおすすめは革手袋

バイク用のグローブにもさまざまな種類が販売されています。
どのタイプが良いのか迷う方もいることでしょう。
特別な理由がない限り、革のグローブがおすすめです。

牛革か鹿革のグローブであれば種類も多いので、好みのものを選びやすいです。
濃いめのカラーを選ぶと汚れが目立ちにくいです。
それぞれの特徴は以下のとおりです。

牛革

牛革(カウレザー)は、革手袋の素材としてはもっともポピュラーな素材です。
引き裂き強度が強く、頑丈であることが大きな特徴です。
強度が強くて頑丈なのがメリットである反面、革そのものが硬めなのがデメリットといえます。
そのため、フィット感や操作性は鹿革に比べると物足りなさを感じるかもしれません。

鹿革

鹿革(ディアスキン)のグローブは、牛革のグローブよりも柔らかくしなやかなのがメリットです。
そのため、肌触りやフィット感にすぐれる場合が多いです。
しかし、モノによりけりなので、鹿革ならばすべてがそうとは限りません。
また、肌触りやフィット感が優れている分、牛革よりも値段が高めになりがちなのがデメリットといえます。

グローブのタイプと季節

引用元:2りんかん公式サイト

グローブにはさまざまなタイプがあります。
季節や天候によっても適したグローブは異なります。
それぞれの特徴は以下のとおりです。

オールシーズン

世界最高峰のレースシーンにおいて体を守るために使われるレースシングスーツも革製のものが多いため、革製は優秀だといえます。

それはグローブにおいても同様です。
革は耐摩耗性や引き裂き強度の高さが非常に優秀で、かつ耐摩擦性にも非常に優れています。

オールシーズンおすすめなのは革手袋

手の安全性を考えても、革手袋がオールシーズンおすすめです。
夏などの暑い季節は、パンチング(細かな穴)加工がされている、通気性に優れたタイプを選ぶと良いでしょう。

夏はメッシュ素材のグローブ

夏の暑い時期に少しでも快適に風を感じられるよう、メッシュ素材を配したグローブがあります。
革製と比較すると安全性はやや劣りますが、通気性を考えるならメッシュ素材がおすすめです。

グローブをしているだけで体感温度は高くなるため、掌や指先は特に滑りにくい素材を使用しています。

冬はウィンターグローブ

寒い時期にはグローブをしているとはいえ、指先まで温めることはなかなか難しいものです。
その中でも、快適なライディングのために防寒性の高い素材(中綿・ボア・防風フィルムor防水フィルム など)を使用しているのがウィンターグローブです。
防寒を重視して作られているので厚みが増しますが、操作性を向上させるよう、工夫を凝らしたグローブも多いです。

雨はレイングローブ

雨の日は、防水フィルムや防水構造によって雨が浸水するのを防げるレイングローブを使用します。
透湿防水素材やネオプレンを採用したモデルであれば安心です。

革手袋は手入れに注意が必要

革手袋といってもさまざまなタイプのグローブがありますが、お手入れに関しての注意点はどれもほとんど同じです。
先に言ってしまうと、「基本的に水、お湯につけて洗うこと」をおすすめしません。
汚れが気になる場合の一番良いお手入れの方法は、かたく絞った布で丁寧に拭くことです。
その他のお手入れについては以下のとおりです。

クリームで劣化を防止する

革製品の劣化を防ぐためには、保湿が不可欠です。
革手袋をお手入れをした後は、必ず革専用クリームで保湿をしましょう。
なぜなら、革は私たち人間の皮膚と同じように、気温や湿度などの環境によって乾燥するからです。

長持ちさせるにはスキンケアして肌の潤いを保つみたいに、革手袋はクリームで保湿しなくてはいけません。
保湿ケアは水洗いしたときだけではなく、1~2ヶ月に1回を目安にメンテナンスすることをおすすめします。

湿気に気をつけて保管する

革手袋はオールシーズン使えるものですが、使い分けしている方もいることでしょう。
革手袋は、使うシーズンが終わった後の保管方法にも気を配る必要があります。
まずは、正しいお手入れ方法で汚れを丁寧に落としましょう。
その後、革手袋を不織布や紙袋などで保管し、汚れの付着を防ぎます。
一緒に除湿剤や乾燥剤などを入れて保管しておくと、カビや黒ずみの発生を防ぐことができるのでおすすめです。
また、保管場所はできるだけ風通しが良く、かつ日があたらない場所がベストです。

カビが生えたときは早めに対処する

革手袋は、「皮脂」や「汗」、「ホコリ」などが付着する割合が高い素材です。
そのため、カビが発生しやすいアイテムです。

カビは、「気温」や「湿度」、「酸素」など、一定の環境条件が整うと一気に広がってしまうものです。
見つけたときは早期対処が必要ですし、未然に防ぐことが大切です。

カビが発生してしまった場合

部分的なカビであれば、柔らかい乾いた布で拭き取り、水で濡らし固く絞った布で汚れを落としましょう。
縫い目部分やカーブなどにカビが生えてしまったときは、革専用ブラシや毛先の柔らかい歯ブラシを使って、カビ菌を取り除きましょう。

除菌剤を使用する際の注意点

除菌剤の使用には注意が必要です。
除菌剤を振りかけるとシミができやすいからです。
もし、使用する場合は目立たない場所で試してから全体的に使ってください。

内側のお手入れも忘れずに

革手袋に限らずですが、汚れは目に見えている外側ばかりが気になりがちです。
しかし、実は普段見えていない内側の方が皮脂や細菌などで汚れている可能性が高いです。

革手袋を洗うときは、内側も丁寧に洗うことが大切です。
内側にも水が循環するようにして、何度かやさしく押し洗いしてみましょう。

洗えない場合の内側のお手入れ

内側が汚れているか気になっても頻繁に洗えないのが革手袋です。
そんなときは、手袋をひっくり返して濡らして固く絞ったタオルで拭き取るのも一つの方法です。

手袋をひっくり返す際の注意点

革手袋はひっくり返すことで、生地がダメージを受けてしまいます。
ダメージを受けると、ひび割れが起こる可能性もあります。
革手袋の内側をお手入れするときは、十分に注意して行うのがポイントです。

内側が気になる場合はインナーを使うのもおすすめ

あらかじめ内側の汚れを防げるように、インナーグローブを使用するのもおすすめです。
インナーグローブの素材は、操作の邪魔をしない薄手のものを選びましょう。
手袋の内側に直接触れないように、インナーグローブを毎回使用していれば汚れを未然に防げます。

革手袋が汚れた時のお手入れ

革手袋をお手入れしたいときは、まず洗濯表示を確認しましょう。
洗濯表示で「水洗いマーク」があれば、自宅でも洗うことができます。
ただし、革手袋の素材によっては、水洗いできない製品もあります。
水洗いできないときは、乾いたタオルで汚れを落とす方法しか、自宅でできる手入れ方法はありません。

クリーニング店を頼るのが一番安心

自宅で洗うことができない革手袋(レザーグローブ)の場合は、クリーニング店を利用します。
クリーニング店では、水を使わずに洗うドライクリーニングや専門的な知識と技術力が必要なウェットクリーニングなど、特殊な方法でお手入れをしてくれます。
革手袋の内側の汚れもしっかり落としてくれるので、臭いやシミなどの気になる部分もスッキリ解消できます。
お手入れにおけるトラブルを避けるためには、自分で洗うよりプロに任せるのが一番安心できる方法です。

洗えるタイプの革手袋のお手入れ

革手袋の素材はデリケートです。

洗濯方法を間違えるとボロボロになってしまうので注意しましょう。
水洗いができる革手袋の洗濯も、基本は手洗いがおすすめです。

革手袋の洗い方

洗える表示があるレザーグローブでも洗うことで劣化をしないわけではありません
しかし、洗わないでいたとしても手指の皮脂や雑菌による劣化をします。
洗い方の仕様書があればそのとおりに洗うのが一番です。
特にそのようなものがない場合の洗い方は以下を参考にしてみてください。

<革手袋の洗い方>

1.洗濯桶にぬるま湯を入れる(洗濯表示の指定温度)
2.レザー製品専用の洗剤を入れ混ぜる
3.革手袋をやさしく押し洗いする(水が汚れたら取り替えましょう)
4.汚れが落ちたら、きれいなぬるま湯ですすぐ(水が汚れたら取り替えましょう)
5.タオルで革手袋を挟み水気を取る(目安は水滴が落ちなくなる程度)
6.風通りのいい日陰で陰干し する(型崩れを防ぐため半乾きくらいで手を通して形を整えましょう)
7.仕上げに専用のクリームやオイルで保湿をする

良質でお手入れもできるおすすめの革手袋

引用元:2りんかん公式サイト

良質でお手入れもできるおすすめのバイク用革手袋は「KG-13グランピンググローブ」です。
「KG-13グランピンググローブ」は、GENIUS(ジニアス)というブランドから出ています。
GENIUS(ジニアス)は、元々オートバイのレーシングスーツを作成しているブランドです。
香川県で作られているメイドインジャパンのレザーグローブです。

キャンプ好きでもそうでなくてもおしゃれで快適なグローブ

KG-13グランピンググローブは、アウトドアライクのおしゃれなグローブです。
ガンカットタイプのシンプルでスタンダードなグローブなのでどんなシーンでもスタイリッシュに使えます。
他にも優れた以下のような優れた特徴があります。

概要(※2023年7月時点)

おすすめのレザーケアアイテム

引用元:2りんかん公式サイト

おすすめのレザーケアアイテムは「SADDLEUP(サドルアップ)」です。
バイク用グッズにはグローブ以外にも、レザージャケット、レザーパンツ、レザーブーツなどレザー素材を使用しているアイテムが多数あります。
SADDLEUP(サドルアップ)を使えば、レザーグローブのお手入れはもちろん、その他のアイテムにも使用できます。

レザーケアアイテムがひと通りそろう

SADDLEUP(サドルアップ)には、革の中まで浸透して汚れを浮き上がらせることのできるクリーナーから、保湿力の高いオイルや保湿力も高くツヤも出せるミルクなど豊富なラインナップが揃っています。

<商品ラインナップ>

革手袋を長持ちさせるためにはお手入れが肝心!

革手袋の外側だけではなく内側も、手汗や皮脂、手に付着した菌によって汚れています。
革手袋は手入れ方法によって、ひび割れやカビなどが発生する可能性があるので、最低でも1~2ヶ月に1回はメンテナンスを心がけましょう。

気持ちよく装着するためにも専門的なお手入れをしっかり行って、長く愛用できるようにしましょう。

全国60店舗以上ある2りんかんでは、ライダーの求める様々な商品をお取り扱いしております。バイクが大好きなスタッフが、あなたにあった商品を提案させていただきます。

お近くの店舗はこちら:https://2rinkan.jp/shop/index_list.html

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