ステッカーでヘルメットの個性と安全性をアップ!失敗しないコツ
バイクに乗り始めたら、ヘルメットの外見をもっとおしゃれにしたいと思う人も多いでしょう。ステッカー装着は、手軽で安全なカスタマイズ方法です。しかし、貼り方を間違えると剥がれや気泡の原因になってしまいます。せっかく手に入れたお気に入りのヘルメット、失敗は避けたいですよね。
この記事では、思い通りに自分だけのスタイルを楽しむためのノウハウを、初心者の方向けに分かりやすく解説します。
具体的には、以下の情報を網羅しました。
お気に入りのステッカーでバイクライフをさらに楽しむために、ぜひ最後まで読んでみてください。
ヘルメットにステッカーを貼ることで、簡単に個性を表現でき、おしゃれ度もアップします。また、安全性の向上や視認性のアップといったメリットもあります。それぞれの魅力について詳しく見ていきましょう。
バイクに乗るとき、保護具も含めてアクセサリーとして考えると、ヘルメットは最も目立つアイテムの一つです。ステッカーを貼ることで、他のライダーとの差別化を図り、個性を表現できます。カスタムステッカーやオリジナルデザインを使えば、よりユニークなバイクライフを楽しむことができるでしょう。
例えば、アニメやゲームのキャラクター、バイクメーカーのロゴ、自分の名前や座右の銘など、さまざまなステッカーを組み合わせて、世界に一つだけのオリジナルヘルメットを作成できます。
個性的なヘルメットは他のライダーの目を引き、ツーリング先などで会話のきっかけになることもあります。
おしゃれなデザインのステッカーを選ぶことで、ヘルメット自体のデザイン性を高めることができます。カーボン調のステッカーで高級ヘルメットのような雰囲気を演出したり、サイドラインタイプのステッカーでスポーティーな印象を与えたりと、コーディネートを楽しめます。見た目が洗練されると、ライディングも一層楽しくなるでしょう。
ステッカーの中には、夜間の視認性を向上させる反射ステッカーもあります。反射ステッカーは車のヘッドライトなどの光を反射するため、夜間や暗い場所でもライダーの存在を認識しやすくなります。
ヘルメット後部に反射ステッカーを貼れば後続車から見やすくなり、追突事故などのリスクを減らせるでしょう。明るい色や蛍光色のステッカーでも視認性向上が見込めます。
安全性を高めるだけでなく、デザインのアクセントとしても活用できるため、積極的に取り入れたいアイテムです。
ステッカーチューンは、他のカスタムに比べて、比較的簡単にできるという点も魅力です。特別な工具や技術がなくても、誰でも簡単に実行できます。綺麗に貼るためにはある程度の練習やコツが必要ですが、基本的な手順さえ押さえれば失敗のリスクは最小限と言えるでしょう。
ステッカーは比較的安価で、気軽に試せるという点もメリットです。失敗しても簡単に剥がして貼り直せるため、気軽にカスタムを楽しみたい方にもおすすめです。
ステッカー選びはヘルメットの仕上がりを大きく左右します。ここでは、失敗しないための選び方のポイントを解説します。
ヘルメット表面の素材によっては、ステッカーの貼り付きやすさが変わります。一般に、ヘルメット帽体自体の素材は以下の3種類です。
いずれの場合も、表面はバイクのカウルなどと同じく樹脂被膜かガラス被膜でコーティングされており、ほとんどのステッカーを問題なく貼り付け可能です。
注意が必要なのはマット仕上げの塗装で、ざらざらの度合いが強いものは貼りづらいでしょう。マット塗装のヘルメットに光沢のあるステッカーを貼ると、素材の違いが目立ちすぎてしまう場合もあるため注意してください。
ステッカーのデザイン選びは、センスが問われる部分です。基本的には自分の好きなようにすればよいのですが、デザイン選びで失敗したくない場合は以下のポイントに注意してみてください。
全体のバランスを考えることで、おしゃれな仕上がりになります。
おしゃれに見せるためのコツの一つは、あえてメリハリをつけることです。
全体にまんべんなくステッカーを配置するとごちゃごちゃした印象になりがちなため、余白を意識すると良いでしょう。ワンポイントだけステッカーを貼る場合でも、大きなスペースにあえて小さなステッカーを貼ったり、大きなスペースは余白として残したりといった工夫を試してみてください。
色のメリハリも大切です。同系色で統一感をもたせるのが基本ですが、目立たせたい部分にだけコントラストの強い色合いを配置するのも効果的です。
ヘルメットは雨風や紫外線にさらされるため、耐久性も重要な要素です。基本的には、塩ビ(PVC)素材のステッカーを選ぶのが良いでしょう。耐候性や耐熱性が高く、紫外線による劣化も少ない素材です。 UVカット処理が施されたものなら、更に耐久性が向上します。
貼りやすさの面でも塩ビ素材は優れています。柔らかく伸縮性があるため、ヘルメットの曲面にも貼りやすいでしょう。サイズは小さめのほうが貼りやすいです。
ヘルメットにステッカーを貼る際には、正しい手順を踏むことが大切です。以下の5ステップで、シワや気泡を防ぎ、綺麗に仕上げましょう。
ステッカーを貼る前に、必要な道具を準備しておきましょう。以下のようなアイテムがあります。
これらの道具は、ホームセンターやカー用品店などで購入することができます。
ヘルメットの表面には、油分やホコリが付着していることが多く、これがステッカーの接着を妨げます。まずはパーツクリーナーとウエスで表面をきれいにしましょう。特に、雨や汗で汚れやすい部分は念入りにクリーニングしてください。脱脂が完了したら、乾いた布でしっかりと拭き取ります。
次に、ステッカーを貼る位置を決めます。マスキングテープなどで仮置きしてみて、全体のバランスを確認しましょう。位置が決まったら、中性洗剤を100倍程度に薄めた水を霧吹きでかけるとステッカーが滑りやすくなり、位置調整が容易になります。この方法は、特に曲面に貼る際に効果的です。
ステッカーを貼る際には、中央から外側に向かって、空気を抜きながら貼っていくことが大切です。まずはステッカーの裏紙を少しだけ剥がし、ヘルメットに貼り付けます。そして、スキージーや指を使って、中央から外側に向かって、空気を押し出しながら貼っていきましょう。ステッカーを引っ張りすぎないように注意してください。
ヘルメットの曲面にステッカーを貼る際には、ドライヤーを使ってステッカーを温めるとうまくいきやすいでしょう。ステッカーが柔らかくなり、曲面にもフィットしやすくなるからです。ステッカーを貼る前に、ドライヤーの弱風でステッカー全体を温めます。そして、温めたステッカーを曲面に貼り付け、指やスキージーを使って、しっかりと圧着させます。
ドライヤーの温度が高すぎると、ステッカーが変形したり、剥がれやすくなってしまうため注意してください。貼り付けたステッカーを再度ドライヤーで温めることも、定着力を高めるのに有効です。
ステッカーを貼る際に、失敗してしまうことはよくあることです。慌てずに落ち着いて対処すれば、綺麗に剥がして貼り直すことができます。
ステッカーが曲がったりシワになったりしてしまった場合は、端からゆっくりと剥がしましょう。剥がした後は、ヘルメットの表面に残った糊をパーツクリーナーなどで綺麗に拭き取ります。
ステッカーを剥がす際もコツがあります。ここでは、きれいに剥がす手順と道具について解説します。
ステッカーを綺麗に剥がすには、以下の道具を使います。
剥がす手順は以下の通りです。
剥がし作業は時間をかけてゆっくりと行い、ヘルメットの表面に傷をつけないよう注意しましょう。古いステッカーや長期間貼られていたものは、剥がすのが難しい場合があります。その場合は、より長時間加熱したり、専門的なシール剥がし剤を使用することを検討してください。
一部のステッカーは、剥がさないほうが良いものもあります。例えば、安全基準を示すステッカーや、メーカーの保証が付随しているステッカーは剥がしてしまうと問題が生じることがあります。また、特定のデカールやエンブレムはクリア塗装の下に埋め込まれていることがあり、無理に剥がすとヘルメット自体を傷つけてしまう恐れがあります。これらのステッカーは基本的に剥がさないほうが無難でしょう。
ステッカーを貼る際に、避けるべきパターンも知っておきましょう。
当然のことですが、視界を妨げるような貼り方はNGです。シールド部分やバイザー周辺へのステッカー貼り付けは避けましょう。ステッカーの反射が視界に入る位置も注意してください。光沢のあるステッカーは、太陽光の反射で一時的に視界を妨げる可能性があります。
反射材の上にステッカーを貼ってしまうと、夜間の視認性が低下し、事故のリスクが高まります。反射材はヘルメットやバイクの安全性を高める重要な要素です。視認性を確保するためにも、反射材部分は隠さないようにしましょう。特に夜間走行を頻繁に行うライダーにとって、この点は非常に重要です。
ヘルメットにはメーカーのロゴやラベルが貼られていることが多く、これをステッカーで覆うと剥がれやすくなる場合があります。メーカーのロゴ部分は微妙に盛り上がっていることが多いため、その上にステッカーを貼ると接着面が不十分になり、長時間走行すると剥がれてしまうことがあります。この点も気をつけて、ロゴ部分を避ける配置を心がけましょう。
一枚のステッカーの上に別のステッカーを重ね貼りすると、十分な接着力が得られないことがあります。よほどのこだわりがない限り、複数のステッカーを重ねて貼ることは避けたほうが良いでしょう。
ヘルメットステッカーのデザインは、ライダーの個性や好みを反映するものです。自分のスタイルに合ったステッカーを見つけて、ヘルメットを個性的に飾り付けましょう。
おしゃれで失敗の少ない、定番とも言えるデザインを紹介します。特に中高年ライダーには、落ち着いたデザインのステッカーが人気です。
これらのデザインは、主張しすぎず落ち着いた雰囲気でありながら、個性をさりげなくアピールできるため、多くのライダーに人気です。
アメリカンスタイルのバイクに乗っているライダーには、ワイルドで渋い雰囲気のステッカーが人気です。例えば、イーグルやスカル、炎などのモチーフは、アメリカンスタイルの定番デザインと言えるでしょう。また、ビンテージ風のロゴや、ピンナップガールなど、レトロな雰囲気のステッカーも人気です。
これらのステッカーをヘルメットに貼ることで、バイク全体の雰囲気と調和し、統一感のあるスタイルを演出することができます。アメリカンスタイルのステッカーは、存在感があり、個性を強くアピールしたいライダーにおすすめです。
ラインステッカーは、ヘルメットのフォルムを強調したり、アクセントを加えたりするのに効果的なアイテムです。シンプルなラインステッカーをヘルメットの縁に沿って貼るだけで、ヘルメット全体の印象が引き締まり、スタイリッシュな雰囲気になります。また、複数のラインステッカーを組み合わせて、オリジナルのデザインを作ることもできます。
例えば、太さの異なるラインステッカーを組み合わせたり、色違いのラインステッカーを並べたりすることで、個性的なデザインをヘルメットに描くことができます。比較的安価で、様々なカラーや太さのものが販売されているため、気軽に試せるのも魅力です。
夜間走行の安全性を高めるためには、反射材ステッカーの活用が有効です。反射材ステッカーは、車のヘッドライトなどの光を反射することで周囲にライダーの存在をアピールし、事故のリスクを低減することができます。
反射材ステッカーは、安全性向上だけでなく、デザインのアクセントとしても活用できます。例えば、星形や矢印形など、おしゃれなデザインの反射材ステッカーも販売されているため、ヘルメットのデザイン性を損なうことなく、安全性を高めることができます。
ステッカーを貼ったヘルメットは、適切なメンテナンスを行うことで、ステッカーの寿命を延ばし、ヘルメットを長く綺麗に保つことができます。愛用のヘルメットを大切に扱うために、正しいメンテナンス方法を身につけましょう。
ステッカーを貼ったヘルメットは、定期的に清掃することが大切です。ヘルメットは走行中に埃や泥などの汚れが付着しやすく、汚れを放置すると、ステッカーの劣化や剥がれの原因となるからです。
ヘルメットの清掃には、柔らかい布やスポンジを使用し、中性洗剤を薄めたぬるま湯で優しく洗います。ステッカー部分を強くこすったり、研磨剤入りの洗剤を使用したりすると、ステッカーが剥がれたり傷ついたりする可能性があるため注意してください。
洗った後は、しっかりと乾燥させてから保管しましょう。水滴が残っていると、ステッカーが剥がれやすくなるだけでなく、ヘルメットの内装にカビが生える原因にもなります。
ステッカーは、長期間使用していると、紫外線や雨風などの影響で劣化し、色褪せたり、剥がれたりすることがあります。
劣化が軽微な場合は、ステッカー専用の保護剤を使用することで、劣化の進行を遅らせることができます。保護剤は、ステッカーの表面に塗布することで紫外線や雨風からステッカーを守り、色褪せや剥がれを防ぐ効果があります。
ステッカーが剥がれかけている場合は、ステッカー用の接着剤を使って補強しましょう。剥がれがひどい場合は、新しいステッカーに交換することを検討してください。
ヘルメットを保管する際には、直射日光を避け、風通しの良い場所に保管することが大切です。また、高温多湿の場所に保管するとステッカーが剥がれやすくなるだけでなく、ヘルメットの内装にカビが生える原因にもなります。
ヘルメットを保管する際には、ヘルメットカバーを使用したり、箱に入れたりするなどして、直射日光や埃からヘルメットを守りましょう。また、ヘルメットの内装を乾燥させるために、定期的に風通しの良い場所で保管することも大切です。
ヘルメットにステッカーを貼ることで、個性を表現しつつ、安全性も向上させることができます。初心者でも簡単にカスタマイズが可能で、視認性の向上やスタイリッシュな見た目を手に入れることができるのが魅力です。お気に入りのステッカーでバイクライフをさらに楽しいものにするために、この記事がお役に立てば幸いです。
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