笑顔、楽しさ、大集結!となった日本最大級のバイク祭り

ライダーの熱気が雷雲を吹き飛ばした!

2024年の夏も、お馴染み山梨県南都留郡のふじてんリゾートで開催された2りんかん祭りEast。2008年に群馬県水上市で産声を上げ、今や西日本エリアの2りんかん祭りWest、そして2りんかん祭りKyushuも開催、ライダーにすっかりお馴染みのイベントに成長している。

富士の裾野を目指して訪れてくれるライダーに喜んでいただけるよう、いつも通り3,000セットの来場記念品を用意するも、開催日の降水確率は高く、天気図に雷マークまで付いてしまう絶望的な予報。「荒天になったら来場されるライダーや出展してくださるメーカーさんに申し訳ない。当日まで内心ハラハラしていました。」と代表の石渡淳は振り返る。迎えた8月24日 土曜日の朝、天を仰げば雲間から夏らしい青空が! 気温、湿度とも高いものの、訪れるライダーの皆さん、出展メーカーの皆さん、そして2りんかんスタッフ、みんな笑顔で開幕を迎えることができた。

この日のために用意した来場記念品とともにお客様をお出迎え

早朝からバイクで、そして仲間やご家族と共にクルマで、たくさんのライダーが来場。バイクパーキングはこの日のために磨き上げられたのであろう、ピカピカで色とりどりのバイクたちで溢れ、入場ゲート前には開場時間前からお客様の長い行列ができた。その横にはトークショーのゲストでもある自衛隊山梨地方協力本部が持ち込んでくれたバイク、偵察用(カワサキKLX250ベース)と警務用(ヤマハXJR400ベース)の2台と、大きな車体の6輪駆動装甲車、82式指揮通信車が鎮座、注目を集める。

9時、鼓笛大維による賑やかなWelcome和太鼓の演奏と共に、待ちに待ったオープン! 2りんかんのスタッフとともに、ステージの出演者の皆さんもお客様をお出迎え。お一人ずつに来場記念品を手渡しした。その袋の中身は、ステッカー、冷感タオル、青空と富士山が鮮やかに描かれた扇子、そして交通安全のお守り(奉書紙)。今日の日のために用意した特製の記念品は午前中のうちに全てなくなった。

実は奉書紙を入れられる御朱印帳の先行予約販売をした。今後はどこで手に入るのか気になるところだ。

御朱印帳はサンプル品の為、実際のデザインとは異なります。

ライダーとメーカーのコミュニケーションの場でもある2りんかん祭り

車体やパーツ、用品、ケミカルといったバイク関連メーカーが出展する会場は瞬く間にお客様でいっぱいに。2りんかん祭りのコンセプトの一つ、「メーカーの皆さんと製品のユーザー=ライダーのダイレクトなコミュニケーションの場でありたい」という思い通り、各ブースではスタッフが自慢のアイテムを手に商品説明、ライダーの熱心な質問に回答。メーカーとライダーが笑顔で交流する姿がそこここで見られた。

ご協力出展メーカー様はこちら

MC 末飛登さん&柴田直美さんによる豪華で華やかなステージ

もはや2りんかん祭りに欠かせないMCは末飛登さん&柴田さんのツインナビゲートによるステージでは、オープニングトークに続き、バイクにゆかりのある豪華なゲストが次々登場。
防衛省自衛隊山梨地方協力本部の現役自衛官によるトークで注目を集めたのは、偵察用バイクのライダーによる公私に渡るバイクトーク!

ときひろみさん、風間晋之介さん、小野木里奈さんの3人は、BS11の人気番組「大人のバイク時間 MOTORISE」の公開収録を実施。
全日本モトクロス選手権レディースクラス2022年のチャンピオン、久保まなさんは、マニアックになりすぎないバイク愛あふれるトークを展開。
ハーレーダビッドソンのスポーツスターを乗りこなすお笑いタレントの橋爪ヨウコさんは、昨年経験したヒマラヤツーリングなどについて面白おかしく披露。
ブラックレザーのツナギでご登場、メイプル超合金の安藤なつさんは、愛車ハーレーダビッドソン・ファットボーイとのユニーク過ぎるバイクライフを激白。
人気のバイク系YouTuber、Rurikoさん、2りんかん祭りWestにも参加したというRAMPAGE MONKEYのお二人はそれぞれのファンを前に、バイクと動画製作にまつわるあれこれについてお話ししてくれた。

ゲストの皆さんそれぞれの出番が終わると、ステージ前でファンと交流する場面も数多く見られた。
アクションあり、クイズありのレジェンド仮面ライダーショーはお子さんからお父さんまで、みんな大興奮。
ステージでは他にも、KeePerコーティングの伝道師・奥沙織さんのトーク、豪華賞品が盛りだくさんの大じゃんけん大会、ゲストとお客様が大集合の記念撮影などが行われた。

お客様をおもてなしするコンテンツは他にも

特設の試乗スペースでは、バイク館による注目モデルを多数用意しての試乗会が行われた。お馴染み、KRSを主宰する柏秀樹さんのワンコイン・ライディングスクールは、今回も大好評。

ミニバイク体験をはじめ、ファミリー&キッズ向けのコンテンツも充実。また、古今東西のグルメが楽しめるよう、多種多様なキッチンカーが集結した「グルメサーキット」。来場者を楽しませていた。

Westに引き続きEastでもスタンプラリーを行ない、開場からすぐに人だかりができていた。今回は寄せ書きも準備し、出演者にも書いてもらった。来場者に紛れ宮城光さんの姿もあったぞ。

小さなハプニング、そして笑顔溢れる大団円へ

この日のお昼前、会場が短時間だが豪雨に見舞われるというハプニングもありつつ、2りんかん祭りEastは無事エンディングを迎えた。

お客様の声援を受けながら、豪華ゲスト全員がステージに大集合。一日MCを務めた末飛登さん&柴田さんにも温かい拍手が贈られた。

雲間から青空が覗く会場を一台、また一台と去ってゆくバイクに向かって、2りんかんのスタッフが手を振る。帰路の安全とここでの再会を祈りながら。

2りんかん祭りの開催意義とこれから

2りんかん祭りEast終了後、あらためて代表取締役社長の石渡にイベントを総括してもらった。

「今年のWest、そして今回のEastも、会場まで自分のバイクに乗って行きました。風を切って走っていると色々な発見があります。普段考えないようなことに思いを巡らせたりもする。そして、2りんかんのお客様であるライダーは何を感じ、どんなことを考えながらここまで走ってくるのだろう、と想像します。

2りんかん祭りの開催意義は、ライダーにワクワクできる目的地をご提供すること。そしてバイクに乗る楽しさを再確認していただくことにあります。

リアルなイベントが開催できなかったコロナ禍にはライブ配信版のオンライン2りんかん祭りを開催するという試みも行いましたが、やはりリアルに勝るものはない。コロナ禍が過ぎ去った後に開催した2りんかん祭りの来場者アンケートの結果、初参加だというお客様が全体の2割に達しました。これはコロナ禍前よりも多い数値です。多くのライダーがリアルな出会いを求めてバイクに乗って来場された結果なのではないかと想像しています。

今回は約4,000台の車両と約5,000人のお客様をお迎えし、多数の出展メーカーさん、そして2りんかんのスタッフとダイレクトに交流していただきました。これも2りんかん祭りがスタートした当初から大切にしているコンセプトの一つです。

2りんかん祭りは、日頃2りんかんをご愛顧くださっているお客様、すなわちライダーへのお礼、感謝の印として開催しているものです。ライダーにとっての目的地の一つであり続けたい、そしてバイクに乗ることの楽しさを提供し続けることが私たちの使命だと思っています。お越しいただく以上、スタッフと共にあの手この手を使って、徹底的におもてなしするつもりです。これからの2りんかん祭りにも、是非ご期待ください!」

また、次回の2りんかん祭りでお会いしましょう!
ありがとうございました!

ご協力出展メーカー様一覧※順不同