イベント男青柳

2りんかんの各種イベントにスタッフとして運営に携わっていく中で刺激を受けて、49歳でバイク再デビューを果たす。夢は娘さんとのタンデムツーリングだが、現状では「怖い、あり得ない」と拒否されている。

采女 華ちゃん

2017年2りんかんGAL。愛車はトライアンフのストリートトリプルR。実は新しい愛車もうすぐやって来るらしい。雑誌などでも活躍中で、その試乗を含めてバイクに乗る楽しみがどんどん増している毎日を送っている。

下川原利紗ちゃん

2017年2りんかんGAL。愛車はホンダのCBR600RR。雑誌やテレビでも活躍中の彼女。バイク歴は3年ながら、ツーリングやサーキット走行をこまめに楽しんでいるコアなライダー。

竹内くん

3日前に誘われ、スケジュールを調整できる優秀な青柳の部下。ツーリングは大好きで、一ヶ月に2回くらいのペースで走っている。愛車はカワサキのNinja1000。ナビやシートバッグなど装備も充実。頼れる助っ人ライダーだ。

豪華なツーリング仲間とツーリングへ!

イベント男としては8月26日に予定している“2りんかん祭りEast”の開催地である“ふじてんリゾート”までのツーリングが、本当に初心者でも不安なく行けるのか? 実際に自分で行ってみよう! と思い立ち、「一緒に行く人〜?」と声をかけたら2017年2りんかんGALの采女 華ちゃんと下川原利紗ちゃんの二人が参加。華ちゃんは弐輪道ライディングレッスンも受講していますし、サーキット走行も経験済み。そして利紗ちゃんは免許取得から3年ながら、プライベートでツーリングやサーキット走行を楽しむライダー。「僕よりも経験豊富だし、美人だし」と、最高のツーリング仲間。そしてもう一人、“職権乱用”で部下の竹内くんを招集。彼は一ヶ月に一度か二度はツーリングを楽しむベテランライダー。愛車にはナビも装着しているので、先導役をお願いしました。豪華な陣容でのツーリングになりました。

豪華なツーリング仲間とツーリングへ

富士山を堪能するツーリングスタート!

5月11日、中央道の談合坂SAに集合したメンバー達。集合時間は9時半と、早めの集合。「もう楽しみで」と利紗ちゃんのテンションも高め。さらにテンションが高いのが“主役”の青柳さん。「一人で集合場所に来れたことがうれしい! 富士山がどんどん近付いてきて、テンション上がりまくり! 思わず歌が…」と矢継ぎ早に言葉が湧き出ます。素晴らしい好天に恵まれて、早速出発!

最初に目指すのは、富士山を楽しむ為に “ふじてんリゾート”へ。中央道を富士吉田ICで下り、下道へ。国道138号線から左折をすると、そこには雲ひとつない富士山が眼前にそびえています。午後になると雲がかかることが多く、美しい姿を楽しみたい場合は午前中がオススメ。大きくて美しいその姿に、テンションはいきなりMAX! 走りながら指を差して感動を共有しました。

青柳のつぶやき

やっぱり富士山は最高!
乗りやすいGSR250で大正解!

ちょっとしたワインディングを登って駐車場へ。富士山をバックに、記念撮影に余念がありません。「ここで2りんかん祭りEASTをやるんだよ。バイクで埋め尽くされる光景は凄いよぉ」と利紗ちゃんに説明する青柳さんと華ちゃん。さらに青柳さんのライディングに話が及ぶと「ちょっと力み過ぎじゃないですかぁ?」と鋭い指摘。まだリターンしたばかりですから無理もないんですが。会話を楽しみながら飽きることなく富士山を眺めます。すると「お腹空いた〜!」と美女二人から叫び声が挙ります。ツーリングはお腹が空きますよね、ランチは人気のお店に行く予定。混む前に向かうのが得策! というわけで、「早めにお昼を食べて、その後にソフトクリームを食べよう!」青柳さんの言葉にまたもテンション上がりまくりで出発!

富士山を堪能するツーリングスタート

吉田のうどんでお腹も舌も大満足!

富士吉田と言えば、うどん。讃岐うどんなど他地域とはひと味違った美味しさがあります。グルメ情報に詳しい青柳さんが自信を持ってオススメするお店へ到着。

「都合により本日休業させていただきます」

何と無情な貼り紙。一同ガックリなのですが、落ち込んでばかりもいられません。次なるお店『ふもとや』へ向かいます。

青柳のつぶやき

食べ過ぎには気をつけよう

営業しているし、席も空いているし、ルンルン気分で即注文! …なんて簡単ではありません。「これも美味しそう。でもこれも…」と悩むんです。これもまた楽しみのひとつですね。

出て来たうどんは、富士吉田うどんらしい独特の強い歯ごたえ。よく噛んで小麦の美味しさを堪能します。すると「替え玉お願いします!」と元気の良い青柳さんの声が挙りますが、先輩ライダー達からは「ツーリングで食べ過ぎると辛いですよぉ」と諌められるもどこ吹く風。もりもり食べてしまう青柳さんなのでした。

吉田のうどんでお腹も舌も大満足!

道の駅・富士吉田の水で癒され、山中湖へ

お腹いっぱいになったところで、お店からすぐ近くの『道の駅 富士吉田』へ移動。「満腹だと眠くなりそうだから……」と食後の休憩です。当初の予定だとここでソフトクリームタイムなのですが「みんなお腹いっぱいでしょ? 後にしよう」と青柳さん。この発言には「替え玉するからですよぉ!」と美女二人からツッコミが入ります。ソフトクリームを食べると言い出したのは青柳さんなのにねぇ(笑)。

とは言え、こちらの道の駅にはとっても美味しい水があります。富士山麓ならではの優しい味わいのお水が無料で汲めるのです。「ペットボトルを用意すれば良かった」と後悔するほどの美味しさです。

こちらではお土産選びやプリクラなど、走らない楽しみが盛りだくさん。キャッキャしながら楽しむひとときを十分に満喫しました。

青柳のつぶやき

ちょこちょこ走るのがちょうど良い!

休憩も十分にとったところで富士五湖のひとつ・山中湖に向かいました。湖を挟んで富士山を眺めるのもまた楽しいもの。今回は富士山の迫力を体感しながら走る楽しさに吸い込まれてしまっていました。

山中湖で富士山に満足してもらったところですが「ツーリングとしてはちょっと走り足りない」のも事実。ここは関東ツーリングのメッカとも言うべき『道志みち』を青柳さんにも味わってもらいましょう!

ツーリングの聖地・道志みちでライディングを楽しむ!

『道志みち』は富士吉田市から相模原市へとつながる国道413号線のこと。豊かな自然とワインディングが揃っていて、大人気のツーリングスポット。

自然を眺めながら走っていきますが、気になるのは青柳さん。先頭の竹内くんもミラーを気にしながら走ります。「柏先生に教わったことを思い出しながら」走る青柳さんの姿はリターンしたてとは思えないほど。やっぱりレッスンは役に立ちますね。

『道の駅どうし』へ到着。ここで念願のソフトクリームタイムです! なんだかよく分からない食べさせ合いをして、青柳さんのボルテージは突き抜けていました。かわいそうな竹内くんは後ろで見て見ぬフリ。上司のこういう姿はどうだったんでしょう? 本人はノーコメントを貫いているところから想像してみてください(笑)。

青柳さんのライディング 華ちゃんによる青柳さんのモノマネ。似てます?

華ちゃんによる青柳さんのモノマネ。似てます?

みんなで楽しんだツーリング。記念すべき一日

ツーリングはここで終了。ラストはワインディングを楽しみながら中央道の相模湖ICへ抜けて、流れ解散となります。みなさんの感想を聞いてみましょう。

「青柳さんのガチガチに力んでいる姿が面白くて、自分の高速道路デビューを思い出しました(笑)。計画が行き当たりばったりでお店が休みとか、ハプニングも含めて楽しかったですね。これぞツーリング!」(華ちゃん)

「プランが大雑把な割にスムーズなツーリングで、ゆっくりゆったり楽しめました。うどんの美味しさとマイナスイオンに癒されて、リラックスできました。男性ライダーがいてくれると、苦手な取り回しで手伝ってくれるので安心でした」(利紗ちゃん)

「上司の笑顔が見られて良かったです(笑)。先頭を走るのはプレッシャーでしたね。ちょっと道を間違えましたけど、マイペースで走ってくださるみなさんだったので安心して走れました。若い美人ライダーとのツーリングなんて新鮮で、凄く楽しかったです」(竹内)

2りんかん祭りEastまでのツーリングは初心者向き?

「いやぁ楽しい! ワインディングでは柏先生に教わった曲がり方をいろいろ試せて面白かった。前にちゃんとしたライダーがいてくれると、本当に走りやすいんだと実感しました。富士山もうどんも最高! これくらいの距離なら初心者でも安心してツーリングできるね!」

疲れを感じないほど楽しかった青柳さんですが、石川PAでの休憩では「あれ? 足が……」とつり気味でした。やっぱり力みによる疲れはあったんですね。

でも、今回のツーリングでは「自信もつきました」とのことで、数日後には都内から横浜までバイクで行ったようです。またひとつ、バイクライフの楽しさを味わった青柳さんなのでした。

次回のレポートも乞うご期待!