FORK O/H

FORK OVERHAUL

フォークオーバーホール

作業工賃 正立フォーク 22,000円〜[税込] 作業時間(約) 150分〜

※車種により工程および工賃が変わる場合がございます、詳細は店頭にてお問い合わせください
※上記の価格は工賃のみの価格です

フロントフォークとは?

フロントフォーク

フロントフォークはフロントのサスペンションで、衝撃の吸収や操舵性を司る場所です。ほとんどの場合はオイルが入っています。オイルが劣化するとフカフカの状態になってしまいます。オイルのみの交換もできますが、常に動いている過酷な状況に置かれているパーツですし、オイルを密閉する為のシール(ゴム)類も劣化をするので、一度分解して清掃するオーバーホールがオススメです。ダストシールと呼ばれるゴム部分からオイルが漏れている場合は、オイルがブレーキに付着すると大変危険なのですぐにシールの交換が必要です。そういったトラブルがなくても、10,000km毎に定期的に交換をオススメします。

メンテナンス作業のこだわりポイントをご紹介

1. 保護フィルムを使用する

フォーク周辺へ保護フィルムを貼る
まずはタンクなど、フォーク周辺へ保護フィルムを使用し、万一工具やパーツが当たっても傷が付かないように対策をしておきます。

2. セッティングを把握する

セッティングを把握する
作業を開始する前に、突き出しやイニシャルなど現在のセッティングを把握しておきます。オーバーホール後にお客様好みのセッティングに仕上げる為です。最初から違和感なく乗り出せるように、仕上げます。

3. 作業中のキャリパーを保護

作業中のキャリパーを保護袋の中に入れる
フォークを外している間、ブレーキキャリパーを保護袋(写真の緑線部分)へ入れ、ホースに力がかからないように台に乗せておきます。袋のヒモで吊るす場合もあります。ブレーキホースによって吊るされている状態にしておくと、ブレーキホースやホースのつなぎ目に力がかかってしまい、損傷する可能性があるからです。この一工夫でブレーキホースやホースのつなぎ目を保護しています。

4. 丁寧に、慎重に磨いて清掃

フォーク内を清掃
フォーク内のゴミをエアーで吹き飛ばす
フォーク内をパーツクリーナーで清掃
組み上がれば目に見えない場所ではありますが、丁寧かつ慎重に内側を磨き込みます。特にアウターの内側は、インナーチューブと接する場所。錆やゴミがあるとインナーを傷付けますし、フォークの動きそのものを悪くしてしまいます。しっかりと清掃し、スムーズな動きと傷付けない安心を提供致します。

5. パーツをきちんと並べて確実に早く作業

分解したパーツを整頓
パーツはただまとめるだけでなく、組む順番に並べておきます。次に必要なパーツが順番に並んでいるので、確実に早く作業を進める事ができるのです。

6. 十分に時間をかけてエア抜き

組み立てたフォークのエア抜き
早い作業を心がけますが、エア抜きには十分に時間をかけます。エア抜きはやり方が正しくても、時間をかけた方が確実に抜けるのです。エアーを確実に抜き、安心して走っていただけるフォークへと仕上がります。

7. 三つ又やステムも十分に清掃&グリスアップ

ステムの内側を清掃
ステムの内側に錆防止のグリスを塗る
フォークのみではなく、取り付け部分の三つ又やステムの内側も丁寧に清掃します。取り付け部に錆やゴミが付いていると、フォークを傷付ける事になるからです。また、薄くグリスを塗る事で錆び付きを防止します。動かす場所ではないので、グリスの塗り過ぎに注意しています。

8. 厳密にトルク管理

トルクレンチでボルトを締める
ボルトを締める際には、トルクレンチを使用してトルク管理をします。締め過ぎはフォークの動きを悪くしたり、傷付けたりしますし、緩いとズレてしまうなど危険だからです。規定トルクの半分で一度締め、再び規定トルクで締める事で、誤差をなくします。

9. オイルの量は油面で管理

フォークオイルの油面を調整
フォークオイルは規定量を入れた後に油面で管理します。オイルの量よりも油面の高低がライディングに大きな影響を与えるからです。もちろん、お好みの油面に調整する事もできますので、お気軽にお申し付けください。

作業終了

こだわりのメンテナンスはいかがでしたでしょうか。2りんかんではお客様の安全と安心を第一に考えメンテナンスをさせて頂いております。愛車のメンテナンスをご希望の方は最寄の2りんかん各店にて承っております。ぜひお気軽にご来店ください。

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